■ 冬の蔵出し【5年生】 (12月26日)
2学期に撮り貯めた写真の蔵出し。
まだまだいきますよー!
さあ、5年生。いってみよー!
                                              

■ 冬の蔵出し【6年生】 (12月26日)
最後は6年生!
どうぞご覧ください!
                                    

■ 冬の蔵出し【1年生】 (12月25日)
この冬休みも張り切っていきましょう、撮り貯めた写真の蔵出し。
まずは1年生から。どうぞー!
                

■ 冬の蔵出し【2年生】 (12月25日)
お次は2年生。
どうぞー!
                          

■ 冬の蔵出し【3・4年生】 (12月25日)
さあ、じゃんじゃんいきますよー!
3・4年生です!
                                                

■ 2学期終業式 (12月22日)
この日2学期の終業式が行われました。
各学年の代表児童が2学期の振り返りと3学期の豊富を述べました。
自分ができるようになったことなどを発表するのが,この意見発表のオーソドックスなスタイルでしたが,今学期は少し違いました。
「できるようになったこと」に加えて自分の内面の成長にまで踏み込んだ意見発表になっていたのです。
子どもたちは「なりたい自分」を模索し,それに向けて努力することが大切であるという当校の道徳教育が子どもたちの発表に反映されたのだと思います。
どのお子さんも素晴らしい発表でした。
さらに,校長講話の後の校歌斉唱の素晴らしいこと!
多目的室中を満たす素敵な歌声に,またしても、私うるっときました。
終業式後には近くの洗面場でうがい手洗いをする子どもたち。
職員の指示がなくても,自己衛生管理習慣が身に付いているとこうなるのですね。
本当にすごいなあとしみじみ思いました。
さて,冬休み。
子どもたちには安全に気を付けて,この時期の長期休業ならではの生活ができるといいなと思います。
加えて,ご家族とか親戚とかとp4cをされてみるのもいいのではないかなと思います。
その際,問いはお子さんとご家族で相談してください。
何でもいいと思います。自分で問いを設定できるお子さんもいると思います。
いかがでしょうか。
         

■ 通知表 (12月22日)
終業式の後は、さあ,通知表渡し!
3・4年教室では,もはや恒例となった「神に祈る儀式」が繰り広げられています。ははははは。
担任から通知表に書かれている内容の解説を聞き,頑張りを褒めてもらう子どもたち。
神に祈ってた子もにこにこ顔で席に戻ってきました。
どうかご家族でお子さんの頑張りをご覧いただき,大いにお褒めいただきたいと思います。
       

■ 5年 断髪式 (12月22日)
5年教室のマスコット「光年 減増(つるとし げんぞう)」さん。
2学期最後の授業日であるこの日,伸びきった髪の毛(芝)を整えるべく散髪が行われました。
子どもたちの発案により,一番は担任がハサミを入れ,後は名簿順に少しずつ切っていきます。
まるで力士が引退するときに行われる断髪式です。
はさみの入れ方にも個性が表れますね。
髪型の全体像を視野に恐る恐るちょっとだけハサミを入れる子がいれば,逆に「ええーっ!一人でそんなに切っちゃうの!?」ってくらいザクザクやっちゃう子もいます。
仕上げは名簿順で最後のお子さん。全体を整えます。
すっきりと完成した髪型は,まるでロッキー4のドラゴのようです。
なかなか決まってますね。
光年減増さんはこれで引退する訳ではなく,子どもたちは3学期の始業式で髪がどれくらい伸びているか,楽しみにしているようです。
3学期が始まるときの楽しみが増えました。
   

■ 見送り「よいお年をお迎えくださーい」 (12月22日)
通知表をもらって帰路につく子どもたちを学校職員が見送ります。
みんなどうか安全に過ごしてね。
そして,また3学期に会いましょうね。
そのときを楽しみに待っていますよ。

■ 6年社会科 戦争についてのp4c (12月21日)
6年生は社会科でp4c。
これまで日清戦争,日露戦争,日中戦争,アジア太平洋戦争と集中的に近代の戦争について学んできた6年生。
ついにこの日6年生は学んだことを踏まえて,対話をしました。
テーマはずばり戦争です!
前日に子どもたちが問いの候補として出した問いは戦争およびその周辺に関わるほ本質的なものと言っていいものも多く含まれていました。
「核兵器やミサイルをなくすためにどうしたいいか?」「なぜ戦争をするのか?/何のために戦争をするのか?」「戦争に行く人たちはどんな思いで戦うのか?」「これほど世界で平和の大切さが叫ばれているのに,兵器を開発し,戦争を起こすのか?」「平和って何?」「自分たちが戦争の時生まれていたら,どうなっていたか?」「戦争をして得することがあるのか?」「戦争のことを知ると,言葉がなくなってしまうのはなぜ?」「戦争をしないで,世界の人たちが仲良くなればいいの?」「今の日本は平和か?」「平和になるためにはどうしたらいいのか?」「マッカーサーはいい人なの?」「国と国との決めごとは戦争でしか決められないのか?」「なぜ今でも国家予算の大きな割合に軍事費が充てられているのか?もっと減税したり,教育予算に充てればいいのに」「時代は戦争なしで変われないのか?」・・・。
これらの中から選ばれた問いは,「戦争をやって誰が得をするのか?」です。
社会学,あるいは哲学,経済学,心理学,もちろん政治学などなど,あらゆる分野からのアプローチが可能でかつものすごく発展する可能性を秘めたこの難題。
これに我らが6年生はどう立ち向かうのか!?
今回は6年生のあるお子さんにファシリテートの大役が任されました。
周囲の6年生全員が彼をサポートします!
さらに,新潟大学の豊田先生,岐阜大学の田中先生,そして担任,おまけに私も参加します!
一体どんな対話になるのでしょうか。わくわくが止まりません。
 

さて,対話。
この問いを出したお子さんが口火を切ります。
(子)「ぼくは戦争をやって幸せな人はいないと思っていたけど,得する人はいるのかなと思って。武器を作って売っている人たちとか?」
かー!いきなりすごい発言。この後どうなっちゃうの?
(子)「勝った国は得するんじゃない?でも,戦争でたくさんの人が死んでしまうし,生活も苦しくなるしなあ」
(子)「うん。たくさんの人が亡くなるよね。メリットはない」
(子)「物価も上がるし」
(子)「総理大臣は得するんじゃない?」
(子)「戦争に勝った人たちは得する」
(子)「う~ん。でもやっぱり得する人なんていないんじゃない?人が死んだらダメだよ」
(子)「うん。何人もの人が死んでるのに、『勝った』なんて」
(子)「じゃあさ,みんなに訊きたいんだけれど,得する人がいないなら,どうして戦争するの?」
(子)「日清戦争とか日露戦争とかで勝ったから,調子に乗って太平洋戦争やっちゃったのかなあ?戦争したらどうなるか,先のことまで考えて判断すればよかったと思う」
(大人)「自分とか家族とかが死んじゃったら得にはならないよね。生活が苦しくなるとか。でも誰か得する人がいるのかもよ。得する人もいれば得しない人もいると思う」
 

(大人)「う~ん。悩む。『戦争に勝つ』ってどうなることなんだろうね。日清戦争とかロシア戦争では日本が勝ったことになってる。でも実際はどうなったのか?特攻隊として敵に突っ込んでいった人で日記に『死にたくない』と書き残している人がいる。その人の家族も死んでほしくなかったと思う」
(担任)「今,ロシアとウクライナが戦っている。どちらかの国が勝つのかな。でも誰かが勝ったとかはないんじゃない?死んだ人もたくさんいるし。強いて言うなら,国民全体が勝ったってことなの?それだとしても,一人一人の命はないがしろにされていると言わざるを得ない。ひめゆりの塔の話とか特攻隊の話とか」
(大人)「国民全体が勝ったと戦勝気分に浸る。戦争をすることで産業は発展し,経済は上向き傾向になる。それでも本当に戦争は必要なのだろうか」
(大人)「戦争は始めたら終わらないんだよ。アジア太平洋戦争のとき,1945年にポツダム宣言で戦争は終結した。でもそれから4年後に戦争中に仕掛けられた機雷が海から流れ込んできて,名立の多くの方々が亡くなった。その大半は子どもたちだった。もう戦争は終わったはずなのに。世界中に残されている地雷も同じ。未だに多くの人たちを殺傷し続けている」
(子)「私も戦争は終わらないと思う。佐渡金山で強制労働をさせたということがあった。未だに揉めている」
(子)「戦争はやっちゃダメなんだよ。辛い思いをする人が必ずいる!」
(子)「特攻隊は無理。国のために自分の命を投げ出すなんて!」
 

(子)「ねえ,みんな。戦争は必要ないならさ,戦う人たちをどう和解させたらいいのだろう?」
(子)「話し合いしか。対話」
(大人)「ヨーロッパでは国同士が話し合って経済の流通圏を作って,経済面で一体になるシステムを作った。ECがそれに当たる。今はEU。経済面で同じグループになることで,グループ内で戦わないようにした。それが理念。戦争をしないシステムなんだ」
(担任)「みんなはここしばらくの間,戦争についてじっくり学んできたよね。見てて辛い資料とかあったかも知れない。でも,知ることが大切なんだと思う。私たちは知らなくちゃいけない,同じことを繰り返さないために」
(大人)「みんなはクラス対抗戦とかする?敢えて相手チームあるいは敵を作って団結力を高めるんだ。でも,敵を作らないで団結する方法ってあると思う。仲良くする方法」
(子)「今,やっているp4cがそうなんじゃないかなって思います。対話しているうちに相手のことをよく分かるようになるし,学習能力も高まる。聴く力,考えを言葉にする力もつく」
(子)「ぼくは,お菓子ボリボリ食べて,世間話するのがいいんじゃないかって」
(子)「みんなで協力したらいい。協力して何かを成し遂げるようなことをする。『つながろうよ,みんな』みたいな感じで」
(子)「大縄とかはどう?敵はできないよ」
(担任)「さっき,p4cって言った人がいるけれど,p4cがもつ力ってある。聴く力とか相手を理解する力とか。そういう力がないと戦争になっちゃう。相手のことをよく知ろうとすれば,世界は平和になる」
(大人)「イスラエルではp4cを一生懸命やっている。イスラエルは様々な民族とか,多様な世界観とか宗教とかの人たちが一緒に住んでいる。でもなかなか分かり合えない。だからp4cを使ってリーダーシップを育てようと考えている。言葉の違い,民族などの違いを乗り越えようとする。そういう学校があるんだ。でも今,ああなっちゃってるけど」
(大人)「どうしていったらいいんだろうね」
(大人)「政府の組織じゃないNGOってある。JRCのその一つなんだけれど,NGOの中には戦争を止めようとか,兵隊の武装解除を進めようとか,難民を助けようとか,そういうことを一生懸命やっている組織がある。私たちは世界で起こっていること,社会で行われていることをもっと知っていかなくちゃならない」
(担任)「今日のp4cでみんな今までもっていた価値観がグラングランに揺さぶられたと思う。『何で?』って分かんなくなっちゃった人もいると思う。私もそう。でもさ,『何で?』って考え続けることが,私たちを新しい世界に連れてってくれるんだ。今不安になっている人もいるかも知れないけれど大丈夫だよ」
(大人)「今日は楽しかった。ぼくも答えは分からない。でもそういうことを考えるのが好きなんだ。だから大学で仕事をしている。分からないことに挑戦することが大事だと思うよ」
(大人)「そうですよね。答えが分かっていたら,今のこの状況にはなっていない。私たちはこれからも世界について考えていかなくてはならないと思います」
 

答えがなかなか出なく,宙ぶらりんな状況でも,それに耐える力。
これをネガティブケイパビリティと言うのだそうです。
これからの持続可能な世界を創っていく子どもたちにとって,このネガティブケイパビリティはとても重要な力なのだと考えています。
お二人の大学の先生が,図らずも最後にネガティブケイパビリティに関するお話をしてくださったことを,子どもたちはしかと受け止め,これからもこの問題について考え続けてほしいと思います。
これからも仲間とああだこうだ言いながら,どうしたらいいんだろう思いながら対話し続けることによって,世界はきっと拓けてくるのだろうと,私は信じています。
そしてそんな仲間がいると,世の中って捨てたもんじゃないなって感じられると思うよ,なあ6年生のみんな。
本日,この難解な問題について,お二人の大学の先生方に負けじと,頭がよじれるほど考えまくった6年生。
大学の先生方と同じ土俵で,このハイレベルな対話を行えたことは,子どもたちにとって大変貴重な体験になったことと思います。
 

お二人の大学の先生,素晴らしい時間をありがとうございました!
そして,6年生のみんな,お疲れ様!よく頑張った!お見事!!!

■ 1年生活科 収穫したサツマイモを調理 (記事更新12月21日)
12月19日。家庭科室からいいにおいがしてきましたよ。
覗くと1年生が収穫したサツマイモで調理しているところでした。
メニューは「鬼まんじゅう」と「焼きスイートポテト」。
「どうして鬼まんじゅうには『鬼』って付いてるんだろうね」などの問いも生まれた模様。
健康推進委員様から安全な包丁の使い方など丁寧にご指導いただきながら,子どもたちは楽しく調理をすることができました。
できあがった料理を少しいただきましたが,とってもおいしくできあがっていました。
ごちそうさまでした。おいしかったよ、1年生のみんな。
           

■ 廊下の芸術 (記事更新12月21日)
2階の廊下に芸術作品が置かれていました。
多孔球のこの作品。
現代芸術のにおいがぷんぷんしてきます。
訊くと,3・4年生の有志が4日間かけて作ったのだそう。
「集合体恐怖症の人は見ないでください」と注意書きもありました。ははははは。
そして翌日になったら、多孔球が増殖していました。
これもちょっとずつ増えるっていう現代芸術なのかしら?
さくらポンポンズのライブもそうですし,恐怖をテーマにした子どもたちの新聞の掲示もまたしかり。
教科指導のカリキュラムを超えた子どもたちの自由な発想で,主体的に進められる自主的・自律的活動。
「やってみたい」という気持ちを抑えることなく,みんなに向けてどんどん発信していこうとするバイタリティ。
素晴らしいと思います。
赤泊小学校の教師たちは,このような子どもたちの思いと行動を喜んでいます。
このような活動をむしろ推奨するような雰囲気が赤泊小学校にはあるのでしょうね。
自分が作ったものをみんなに見てもらいたいという発信意欲というか、自分をそのまま表現しても受け入れられるという他者に対する信頼感というか。
  

■ 雪が降ったら (記事更新12月21日)
12月19日。防寒対策など完全防備の子どもたちが前庭で雪遊びをしていました。
大人はぶるぶる震えているのですが,子どもたちは元気です。
すごいなあ。
どうやら雪だるまを作っているようです。
完成した雪だるまを囲んで,はいチーズ。
児童玄関に戻ると,やはり完全防備の高学年の女性陣がこれから雪原に突撃するところでした。
みんな,元気だなあ。私にはとても真似できません。ははははは。
   

■ わかたけ学級 できるようになったこと と なりたい自分 (12月18日)
赤泊小学校では,道徳教育の一環として「なりたい自分」を一人一人の子どもたちが設定し,教師がその伴走者となり,サポーターとなりながら子どもたちの成長を支えます。
さて,この日わかたけ学級では2人のお子さんと学級担任,養護教諭が「2学期にできるようになったこと」と「なりたい自分」(3学期に目指したい自分)についてp4cをしました。
この2つの項目について,2人のお子さんは短冊に書いていくのですが,2人とも10枚くらいも書いているのです。
すごいですね。
「2学期にできるようになったこと」として,あるお子さんは「宿題を計画的にできるようになった」「朝,6時に起きられるようになった」「自分からしっかり挨拶できるようになった」「友だちに『さん』を付けて呼べるようになった」などを挙げました。
またもう一人のお子さんは,「忘れ物をできるだけしないようにできた」「見通しをもちながら,一日の予定を立てることができた」「その日の生活のめあてを設定することができるようになった」などを挙げました。
「3学期になりたい自分」として,あるお子さんは「朝提出するべき宿題などをしっかり出せるようになる」「図書委員会の当番活動である『図書日誌』を書くことを忘れない」とし,もう一人のお子さんは「宿題を忘れない」「人のことを考えることができる人になる」などとしました。
これらの紹介が終わった後で,いよいよ対話が始まりました。
話題の中心は,教師が挙げた「強い人間になりたい」についてでした。
この教師が自己開示も交えながら誠実に語り出すと,子どもも教師もじっと聞き入ります。
教師の思いが詰まった語りが終わると,今度は子どもも語り出します。
「そうですね。宿題を毎日きちんとやるのも『強い自分』でないとできないのかも知れません」
「ところで,なんで○○さんは,いつも笑顔でいられるの?」
「う~ん。やっぱり怒っていると,他の人たちが嫌な気持ちになるからかな」
「でも,○○さんはいつでも笑顔だよね。笑顔でいられないときもあるんじゃない。○○さんは強いって言っていいんだと思う」
「う~ん,そうかな?」
「私は『ビビらないで前進あるのみ!』って書いたの。あと,『辛いこともあるだろうけれど,へこたれない』とも書いたんだよね。これらも強い自分じゃなければできないことだよね」
「チャレンジするとかね」
「◎◎さんの『人のことを考えることができる人』っていうのも,強くないとできない」
「先生が書いた『人に優しく』も強くないとダメだね」
「あ,『さん付け』は人に優しくすることに通じる。これも強くないとできない」
「私,2学期は『さん』を付けることもできたんだけど,ついつい『君』とか『ちゃん』って言っちゃうこともあった」
「30年くらい前ね,国会の議長だった議員が,発言者を指名するときに『さん付け』をしたんだよね。それまでは『君付け』だったから,批判もあったと思う。それでもその人は大切なことだと思ったから,『さん付け』で通したんだよね」
「ああ,そんなことがあったんですか。その議員さんは負けなかったんですね。これからは私もしっかり『さん付け』しようと思います」・・・
対話の流れはだいたいこんな感じでした。
教師の『強い人間になる』という発言を起点にして様々な道徳的価値が語られ,それらのベースには自分を強くもって生活していくことが大切であるという点に集約されていったように思います。
2人の子どもたちはなんだか晴れ晴れとした表情で,特別支援教室を後にしていきました。
まもなく2学期は終わります。
冬休みにしっかりと充電して,エネルギー満タンで3学期を迎えてほしいと思います。
そして,一人一人がなりたい自分を目指し,邁進してほしいと切に願います。
 

■ 雪の朝 (12月18日)
昨日から降り続いていた雪が今朝になったら積雪になっていました。
そう言えば,昨年の今頃は停電だったのですよね。
あのときは,大変だったよなあ・・・(しばらく思い出に浸る)。
さて,子どもたちが登校する前に,何人かの職員で除雪作業。
そのうちに子どもたちの元気な声が聞こえてきました。
「おはようございーまーす」という挨拶に元気をもらい,よしもうちょっとがんばろうと気合いを入れます。
高学年の子が,「あ,校長先生,除雪ありがとうございます!」と声をかけてくれて,ますますがんばろうって気持ちになりました。
日中になると除雪車も来てくれて,大助かり。
ありがとうございます!
各学級では,雪遊びをする服装について話がありました。
風邪をひいてはつまらないものね。
また,給食時には生活指導主任から降雪時の交通安全や遊び方などについて話がありました。
子どもたちよ,安全に気を付けながら,大いに遊んでくださいね。
だって雪国の子だもの。
     

■ クリスマス集会 (12月15日)
この日の児童朝会は、総務委員会主催のクリスマス集会。
楽しそうですね。
どんな活動だったのか、お子さんに訊いてみてください。
        

■ 1年 2学期の振り返り (12月15日)
1年教室を覗くと2学期の振り返りをしていました。
「2学期はどんなことがあったかな?」と担任が問うと、「えーっとね、運動会!」と元気な答え。
「そうねえ、運動会は1学期だったね」「あ、そうか」などと子どもたちと対話しながらの振り返り。
子どもたちはどんな振り返りをしたのでしょうか。
あとで話を聞かせてもらいたいなあ。
 

■ 5年家庭科 あずま袋作り (12月15日)
5年生は家庭科で「あずま袋」作りに取り組んでいました。
あらかじめ布をアイロンで折ってから、針と糸でチクチク。
出来栄えはどうだったかな。
   

■ 6年家庭科 給食の献立作り (12月15日)
6年生は家庭科で給食の献立作りに取り組んでいました。
栄養のバランスが意識された献立。
この給食、食べたいなあと思います。
   

■ 読み聞かせ (12月13日)
読み聞かせボランティアの皆様が子どもたちに読み聞かせをしてくださいました。
各学年の教室で、絵本にのめり込む子どもたち。
読み聞かせによって様々な教育的効果が見込まれるのだと考えています。
子どもたち、よかったね。
ボランティアの皆様、ありがとうございました。
    

■ 個別懇談会 (12月12日)
保護者の皆様から学校にお出でいただき、各担任と個別懇談をしていただきました。
ご多用のところ、お差し繰り下さりありがとうございました。
お子さんの健やかな成長のためには、ご家庭と学校、さらには地域の方々が協力して教育に当たることが大切だと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
個別懇談は13日にも行います。

■ まとめの時期ですね (12月11日)
2学期の授業日も残すところあと10日。
学校ではラストスパートの時期になっています。
各学級を覗いてみると,復習の問題に取り組んだり,テストをやったり,さらには書初め(冬休みの課題)の練習をしたりと様々です。
*ピースしちゃってる写真もありますが。ははははは。
国語の学習の発展として将来の夢を教師と語り合っている学級も。
もうすぐ冬休み。
2学期末を迎え、しっかりがんばっている子どもたちです。
       

■ 6年 卒業アルバム編集 (12月11日)
6年生は2学期だけに留まらず,6年間のまとめをしていました。
そうです!卒業アルバムの制作です。
6年教室には,子どもたちが自律的に卒業アルバム制作に取り組んできた足跡が残されていました。
アルバムの内容だけでなく,ページ数や原稿執筆を依頼する相手,さらには費用にまで子どもたちの編集会議の議題は及んだようです。
「子どもがつくる学び 子どもがつくる学校」を体現するがごとく,子どもたちは「自分たちの卒業アルバム」という意識を持って主体的に取り組んでいます。
この日一人一人が考えていたのは,6年間の思い出のシーン・言葉についてでした。
子どもたちが自分たちのアルバムとして制作に取り組んでいる卒業アルバム。
素敵な仕上がりになることでしょうね。
   

■ 4年国語の発展学習 (12月11日)
4年生は国語で物語教材をもとに学習を進めてきました。
そして,発展的な学習として、2時間分を子どもたちが追究したいと考える学習を行う時間としたのです。
子どもたちがやりたい学習として挙げたのは,「物語についての問題を作り,クイズ形式で出題する」「物語の後を創る」「劇などにして表現する」などです。
いつものごとくふらふらしていた私は,班ごとに発展的な学習の成果を発表している場面に遭遇しました。
まずは物語についてのクイズ。
登場人物について問うオーソドックスな問題から,「○ページの○行目で主人公が言ったセリフは?」という超難問まで。
「え-,そんなの分かる子いるの~?」と思っていた私が浅はかでした。
子どもたちはマニアックな問題にも難なく正解していきました。
多分,何回も何回も教科書を読み込んできたのでしょうねえ。
また,物語の続きを考えた班は,デジタル紙芝居をパソコンで制作してプレゼンする熱の入れよう。
出来映えも素晴らしい。
私は見ることができなかったのですが,物語に登場する樹木を主人公に置き換えたスピンオフ物語を創った班もあったとのことです。
こちらも素晴らしい出来映えだったとか。
どの子どもたちも楽しみながら,充実した発展的な学習に取り組んでいることが分かります。
    


■ 2学期末大清掃 (12月8日)
8日と11日に行われる2学期末大清掃。
清掃時間を通常より少し長めに設定し,いつもより念入りに,そして普段は手の届かないところまで清掃します。
多少重い物でも動かし,また手洗い場は排水溝や鏡、戸の桟・敷居・溝もきれいにします。
今年の汚れは今年のうちに。
学校も,これですっきりさわやかな気持ちで新年を迎えることができそうです。
                 

■ 【時間拡大】全校p4c (12月7日)
この日の5時間目,教員が大量に出張に出掛ける関係から,拡大全校p4cとして1校時まるまる対話をしました。
子どもたちが全校p4cの問いの候補として出した問いは,今回も秀逸なものばかり。
「うその勝ちは本当の勝ちなのか?」(4年生),「人間はそもそもなぜこの世に存在するのか?」(5年生),「普通って何?」(5年生),「命の重さは生き物によって変わるのか?」(6年生),「p4cとは何を略したものなのか?」(5年生)といった哲学的なものから,
「天国って本当にあるの?」(1年生),「草はなぜ種がないのに生えるのか?」(2年生)といった心理学的なもの,自然科学的なもの,
「学校にはどうしてやっちゃいけないことがたくさんあるの?」(1年生),「佐渡と新潟を結ぶ橋を建設する計画をどう思うか?」(5年生)といったある意味政治的・社会学的なもの,
中には「ラーメンとうどん,どちらが好きか?」(4年生),「ラーメンと寿司のどちらが好きか?」(5年生)といった自分の嗜好から経済の流通にまで発展する可能性のあるものまで、実に多種多様です。
そんな中で選ばれたのは,「なぜ人には生きる価値があるのか?」(2年生)です!おー!
ファシリテーターは私です!
清掃が終わり,子どもたちが多目的室に集まってきました。
全校が2重の円座になって座り,早速対話の開始です。
結論から言うと,問いの素晴らしさもさることながら,問いによって導かれた対話がものすごーーーくよかったのです!
私は途中で,泣きました!(あー,やっぱりー。ははははは。)
     

対話を始めた直後に,あるお子さんが「自然との共生云々・・」と発言したのを皮切りに,人間が自然環境にいかに悪いことをしているかという趣旨の発言が続きます。
「人間がいないと電気とかガスとかが管理されなくて使えなくなっちゃうよ」には,「でもさ,電気とかガスとかが使えなくて困るのは人間だけで,動物たちは電気とかなんていらないんじゃない?」と優しく指摘。
「人間が生きていくためには,動物を殺して,その肉を食べていく必要がありますよね。動物は悲しいと思う。動物たちにとっては,人間はいない方がいいんだと思う」という発言も。
さらに環境破壊,動物虐待,地下資源の際限のない採掘,戦争等による森林消失,保護猫,マイクロプラスチック問題と,枚挙に暇がありません。
子どもたちは今まで学習してきたことを総動員して発言しています。
しばらくして、あるお子さんが,「人間が存在する価値なんてないなんて,嫌だなあ」と発言!
すると,動植物にとって人間は欠かせない存在でもあることと,その理由がどんどん語られていきます。
「家畜は人が世話しないと生きていけない」「手入れがされない植物は枯れてしまう」「ダムがないと水量の調節ができなくて洪水になってしまう」「オオカミとかクマとかから,他の動物たちを人間が守っている」「お父さんとかお母さんとかがいないと悲しいし,ご飯だって食べられない」などなど。
「人間には存在する価値がないって言うけれど,自分の大切な人が亡くなると悲しむよね。価値がないなら悲しまないのだろうと思う。矛盾しているのでは?」という鋭い発言も。
徐々に対話は「人間は動植物を含めた自然環境にとって価値ある存在なのか,否か?」の二項対立に焦点化されていきました。
   

とにかく対話が途切れることがありません。
たくさんの子が発言するのですが,それぞれが根拠としている事実の多種多様なこと。
外来種の存在について話を出す1年生もいて,豊富な知識にも舌を巻くばかりです。
一人の発言に全員の子どもたちがじっと耳を傾け,発言が終わるとものすごい勢いで挙手します!
「ハイハーイ!,ハーイ!」と叫んでいる低学年を,高学年の子どもたちが「ハイは1回でいいんだよ」と落ち着いた声で軽く諫めます。
高学年の子どもたちは低中学年を優先的に発言させてやろうと,発言はやや抑え気味。
対話が二項対立気味になっているので,「5・6年生でまだ発言していない人の意見も聞きたいなあ」と私が言うと,高学年の子が「はい,じゃあ,みんな一旦手を下げて。5・6年生で意見のある人だけ手を挙げて」と整理してくれました。
さて,それまでもこの二項対立を超える意見がパラパラと出てはいたのですが,5・6年生が積極的に発言し出すと,二項対立が加速度的に解消されていきました。すごーい!
徐々に「人間には存在する価値がない場合もあるけれど,価値がある場合もある」という考えに集約されていきました。
「じゃあさ,人間だけにしかできないことがあれば,価値があるってことだよね。それってなんだろう?」という新たな問いも生まれました。
また,「人生を生きることにどんな価値があるか」という新たな問いとこれへの回答になる意見が出される場面もありました。
   

1校時ノンストップのp4c!
子どもたちは熱中して、徐々に前ににじり寄っていき、段々と輪が狭くなっていったため、高学年の子どもたちから、「みんなもっと後ろに下がって」と再三注意されていました。ははははは。
子どもたちのものすごい発話量!
私は一応ファシリテーターだったのですが,ほとんど出る幕なし!(最後にちょっとだけでした。)
子どもたちだけでどんどん深めていったのです。
まあ,私途中で挙手したんですけれど,子どもたちはみんな夢中になっていて,私が挙手してるなんて目に入らなかったみたいです。とほほ。
p4c終了のアナウンスをしても,まだまだ話し足りないって顔してる子が大量に!
みんなごめんなさいね。
くどいようですが,本当に素晴らしいp4cでした!
1・2年生がこの難しい課題によくこれほどまでに語り倒したと感心します。
3・4年生の安心感も素晴らしい。対話が板についています。
そして対話の全体を視野に入れて,一人一人がファシリテーターとして活動できるほどの安定感と存在感溢れる5・6年生。
一人一人が大きく成長していると感じます。
当校のこの1年半の教育の成果が,今の子どもたちの姿として表れています。
    

■ 2年国語p4c (12月6日)
校長室のインターフォンがプルプル鳴りました。
「校長先生!これから2年生がp4cをやるようですので,よかったら観に来てください」と2年教室にいた教務主任からでした。
押っ取り刀で駆けつけるとまさに始まったばかり。
久しぶりだなあ,始めからp4cを見られるなんて。
で,肝心の対話ですが,やっぱり素晴らしかったのですよ,これが!
あるお子さんが発言すると,別の子が「ねえ,それ(発言の根拠となる叙述)ってどこに書いてあるの?」と質問。
くだんのお子さんは,「ええっとねえ・・・」と教科書を手早くぱらぱらとめくりながら,「あった,あった、ここだ。ええっとね、○ページの○行目の・・・」と答えます。
そのお子さんは教科書を何回も読み,ページを何回もめくりまくっていたのでしょう。
見ると、ページの紙はもうよれよれのしわくちゃです。
書込みもたくさんしてあります。
ふと横を見ると,教科書がそんな感じのお子さんが他にもいました。
 

さて,対話。
「あ,分かった!教科書には『見えてきたのです』って書いてあるでしょう。『見えたのです』じゃないですよね。これはじっと見ていて,それで時間が経ってから見えてきたってことなんだよ。(他の子たちを見回しながら)みんな,どうかな?」
叙述の語句にこだわる発言。前の時間の影響を色濃く反映しています。
また,挙手してコミュニティ・ボールが回って来ても,「う~ん,う~ん」と考えがなかなか言葉にならない子も。
頭の中が曖昧で考えがぼんやりしている段階で挙手しているのでしょうね。すばらしい!
そんな感じで訥々と話し出す言葉はキラキラしています。
「教科書に書いてあるのは『怒らなかった』じゃなくて,『怒れなかった』ってことなんじゃないの?」
教科書の叙述に忠実に読み込もうとした結果,こんな発言を紡ぎ出す子も。
さらにあるお子さんが発した一言に,2年生一同「あーーー!!確かに-!」と驚きを隠そうともせずに,激しく同意する場面も。
他にも,ずっと語ってきたところで,聞いている回りのお子さんの様子を見て,「これはぼくだけかもしれないんだけどね・・・」と付け加える子も。
そしてそんなお子さんに,「うん,分かるよ」と言ってやる優しさを見せる子もいます。
叙述と友だちの発言からどんどん読み深めていく2年生。
担任は対話の焦点がずれたときに,軌道修正するくらいで,ほとんどの時間は,子どもたちの発言を嬉しそうに聞いています。
「ぼく思ったんだけど,すみれは,物語の最初では優しいお姉さんになりたかっただけなんだけど,物語のこの場面になると,もう優しいお姉さんになってるんだよね」というお子さんの発言には,自然と大きな納得の拍手が起こりました。
この物語は,主人公の成長の物語だと看破した彼ら。
恐るべし2年生!
いい対話を重ねています。

おまけ
返却された算数のテストを満面の笑みで見せてくれた子がいました。
嬉しかったんでしょうねえ,100点だったものね。おめでとう!ぱちぱちぱちぱちぱち!!
  

■ 福祉施設サウスクラブのパン販売 (12月5日)
第2回目となる福祉施設のサウスクラブのスタッフから直接パンを購入する活動を行いました。
子どもたちはとても楽しみにしていたようで、販売開始まえから長蛇の列。
「どのパンにしようかな?どれもおいしそうだな」そんな声が聞こえてきそうです。
子どもたちが学ぶ環境には様々な方々がいるというのが本来の姿なのだろうと思います。
そして豊かな学びは、多様な方々と関わる中で実現されるものだと考えています。
子どもたちがこれから生きていく中で、多様な方々とふれあい、みんなが幸せになることが大切であることに気付いてほしいと願っています。
 

■ 2年国語 語句にこだわる (12月4日)
2年生は叙述に常に立ち返り,徹底的に語句にこだわりながら教科書を深読みしていました。
『わたしはおねえさん』という物語。
主人公のすみれは歌が好きな2年生で,物語の冒頭に歌を作って歌っています。
わたしは おねえさん/やさしい おねえさん/元気な おねえさん/ちっちゃな かりんの おねえさん/一年生の子のおねえさん/すごいでしょ
さらに,すみれはこう独り言。
おねえさんって,ちょっぴりえらくて,やさしくて,がんばるもので,ああ,二年生になって,しあわせ
担任はこう問いかけました。「すみれちゃんはどんな女の子なのだろう?」
ここから子どもたちの話し合いが始まります。
いつの間にか,コミュニティ・ボールが持ち込まれ,p4cの対話に。
対話を進めるうちに,子どもたちはこの詩とセリフから,様々な問いを出していきました,それも自然に。
「ねえ,妹のかりんは2歳でしょう。でも,歌詞では「一年生のおねえさん」って歌ってる。どうしてなのだろう?」
子どもたちは様々な意見を出し合い,侃々諤々の対話が繰り広げられていきます。
「セリフでは「ちょっぴり」って言ってるけど,僕たちは普通「ちょっと」って言うよね。ちょっぴりとちょっと,どう違うんだろう?」
「セリフで,「ああ」って言ってるところがあるよね。ここにはどんな気持ちがこもっているんだろう?」
他にも疑問がどんどん出されていきます。
まるで教師が出したのじゃないかしらと思うほどの,素晴らしい問いも。
その一つ一つに対して対話で考えを深めます。
「ねえ,もしかしたら・・・」と確信が持てない意見もばんばん!
発言した後で,「う~ん,でも違うかな?」と付言するお子さんもいます。
曖昧なものを曖昧なままで提示する,思考の言語化能力と友だちに寄せる信頼感。
素晴らしいと思います。
最後に教師が問うたのは,「ねえ,みんな。すみれちゃんはもう自分はすごいと思ってるのかな。それともこれからすごくなりたいと思ってるのかな?」
子どもたちは素早く反応し,またバンバン意見が出されそうな雰囲気。
しかし,ここでタイムアップ。
次の時間に続く問いが出されたところで,この時間は終了となりました。
一つ一つの語句にこだわり,深読みする子どもたち。
次の時間も楽しみだね。
お見事!
      

■ 校外子ども会 (12月4日)
12月4日,校外子ども会が行われました。
子どもたちは地区ごとに集まって,2学期の登下校や遊び方の反省をし,冬休みの安全な過ごし方について意見を出し合いました。
冬休みも事件・事故に巻き込まれないように,安全に過ごしてね。
   

■ 学習参観→給食説明会→学級懇談会→学年委員長選出 (12月1日)
この日の学習参観では、全学級で道徳の授業公開を行いました。
いかがだったでしょうか。
先日の研究発表会と同様にp4cで考えを深めた学級もありました。
保護者の方にも一緒に対話してもらえた学級もあったとか。
ありがとうございました!
参観いただいた学習内容は以下のとおりでした。

1年 二わのことり
2年 リレーきょうそう
3・4年 どうしよう
5年 ぼくのいいところ
6年 人権の歴史

なお、授業を参観していただいた後には、R7年度からの給食についての説明会が、
さらにその後には、学級懇談会が、
そして、次年度の学年委員長の選出もなされました。
盛りだくさんな一日。
ありがとうございました!