■ 3~6年 よりよい合唱にするにはp4c (10月31日)
4時間目,3~6年生の素晴らしい歌声が校舎中に響きます。
ますます磨きがかかっている感じです。
それにもかかわらず,子どもたちは「私たちはもっと素敵な合唱ができる」と考えているようです。
なんて頼もしい。私なんて今日もうるうるしているのに!
以前録画した,自分たちが歌う姿を見た後に,p4c。
問いは「よりよい合唱にするためにはどうしたらいいか」です。
ひたすら道を究める芸術家の心意気ですね。
さて,p4cではやはり多様な意見が出されました。3年生から6年生まで発達段階も様々ですしね。そして,それがまたいいのです。
「気持ちを一つにして歌えばいい」という意見が出されました。なるほどねー。
そしてp4cですから,その意見をさらに掘り下げます。
「声を合わせてお客さんの心に響かせよう」「バラバラじゃダメ。聴いている人の心に届くように」「遠くの方を見ながら歌えばいいんじゃない?」「心を一つにするってことは,たとえ間違えた人がいてもその人の方を向いたりしないで,上手くフォローできるようにしよう」「心を一つにするって言っても,全員が全く同じことを考えていなくてもいいと思う。目指すところ,目指す気持ちを揃えればいいと思う」「自分たちのパートだけじゃなく,他のパートの声も聴きながら歌ったらいい。友だちを大切にするってこと」などなど。
すばらしいなあ,君たち!
いずれもこれまで一生懸命練習してきたからこその意見です。
がんばれ!赤泊の子どもたち。
私は感動の涙は既に涸れた感じですが,でも歌を聴いたらまた泣いちゃうんだろうなあ。
で,p4cのあと心を一つにして合唱練習。
ほらー,聴いたら,また泣いちゃったよー,ははは。
■ 3年 学び合い→p4c (10月31日)
3年生は国語で『三年とうげ』の学習中。
この日の午前中に取り組んだ課題は,「物語を大きく4つに分けるには,どの文で分けたらいいか」です。
この課題に子どもたちは「学び合い」の手法で挑みます。
ここで言う「学び合い」とは,子どもたちが自由に友だちと意見交換しながら,最終的に一つの解を見つける方法です。
自由に席を立って意見交換するものですから,まるで遊んでいるように見えますが,子どもたちの話を聞いていると侃々諤々の議論をしていて,学習課題に真剣に向き合っていますね,素晴らしい。
さて,素晴らしい学び合いではありましたが,第3場面と第4場面が始まる文はどこか,意見の一致がなかなか見られません。
そこで,5時間目に続きの学習。今度はp4cで考えを深めます。
p4cでも,ああだこうだと意見が出されました。
最終的には教師も一緒にp4cの輪に入り,みんなで協働することによって見事課題解決に至りました。
「学び合い」もp4cも,古くからの手法ではありませんが,非常に大きな効果が認められる教育方法です。
いずれも,学習指導上の効果だけでなく,子どもたちの人間関係にもプラスの作用があることが学術的に明らかになっています。
子どもたちの状況に応じて,教師は柔軟に使い分け指導しています。
このような学びを重ねることで,子どもたちは多様な学び方,議論の仕方を身に付けていきます。
■ 2年 p4cでお悩み相談 (10月31日)
2年生はお悩み相談をp4cで解決!
お悩み相談は国語の勉強なのですね。
さて,どんな悩みが出されたのかというと,「お姉ちゃんにプレゼントしたいのだけれど,何がいいかな?」とか「読みたい本が決まらないときにはどうしたいいかな?」など,かなり現実的なお悩みです。
友だちのお悩みをみんなで意見を出し合いながら,見事解決していました。
今度,私の悩みも2年生に解決してもらおうかな。
「布団に入って本を読もうかなと思っても,横になった途端すぐに爆睡してしまうのです。どうしたらいいかな」
■ 5・6年 中学校と合同でオンライン道徳p4c (10月31日)
この日,4つ目のp4cの記事です。
5・6年生は,中学校とオンラインでつながり,p4cで道徳の学習をしました。
テーマは「いじめ」です。
授業序盤のガイダンスを経て,小学校,中学校それぞれでp4cで考えを深めました。
発言の一つ一つについては触れませんが,自分自身を深く見つめた意見も出され,子どもたちの思いがこもった話し合いとなりました。
p4c後は,話し合いの結果を小学校と中学校で共有しました。
中学校との合同道徳は今後も続きます。
次回は中学生を小学校に招いての学習となります。
小学生にとっては中学生の意見を聞き,また自分たちの意見を聞いてもらう,学びの多い時間となることでしょう。
次回も楽しみです。
■ 5・6年 第2回遠足企画会議もp4cで (10月28日)
昨日に引き続いて,遠足企画会議。この日が2回目です。
この日は,特に目的地と目的地でおこなう活動内容について,焦点化して話し合いました。
この日もやっぱり様々な意見が出されます。
安全な遠足になるようにという視点をしっかりと意識しながらのp4c。
この視点は今後様々なところで生きるのではないでしょうか。
さて,p4cの中で,こんな会話がありました。
「南部は歩道が少ないから,よくないんじゃない?」
「じゃあ,城の山公園はどうだろう。近くであんまりおもしろくないかもしれないけれど」
「そうだね,何でそう考えたの?・・・なるほど。城の山公園もいいと思うけれど・・・」。
友だちをリスペクトし,意見を受け止め肯定した上で,やんわりと自分の考えを話すこの技術!
また,別のp4cでは,友だちの意見に反対の時には,質問の形にして問い返すことにより相手を傷つけないよう配慮している6年生もいます。
外国で生まれたp4cという学びの技法。「それって本当!?」と問い返す方法が紹介されることもありますが,これだと相手を傷つけてしまうかもしれません。
赤泊小の5・6年生は,より相手に敬意を払いながらp4cを進めることができるよう,カスタマイズしているのです。
ものすごく素晴らしいと思います。
遠足と同じ。p4cでもセーフティー(安全)が重要なのですね。
それにしても5・6年生の遠足企画p4c,楽しそうだなー。
■ 給食HappyBirthday!&ちょっといい話 (10月28日)
健康委員会が月に一日行う給食ハッピーバースデー♪
10月生まれの子を祝って,牛乳でかんぱーい!
きなこをまぶした揚げパンが華を添えます。
続いて,インタビュー。
質問される子は,なんだか嬉しそうです。
和やかな雰囲気の中,給食の時間は進んでいきました。
ここで,ちょっといい話。
給食が始まる5分前くらいのエピソードを紹介します。
5年生のあるお子さんが,ALTのチャンドラー先生のところに給食を持っていきました。
ただ給食を渡すだけだと,味気なく,つれないと感じられると思ったのでしょうか。
「この揚げパン,みんなのお気に入りのメニューなんです」と伝えようと決めたのです。
しかし,チャンドラー先生は,ただ今日本語を猛勉強中!
そんなチャンドラー先生に,どう言ったかというと・・・
揚げパンを指さしながら,
“Everyone likes this.”!
続けて,
“Japanese Age-Pan.!”
おー!すごーい!!
チャンドラー先生も,
“Age-pan ! thank you !”
と笑顔で応じてくれました。
ちょっと,いい話。
いやちょっとどころか,すごく凄い話ですね。
グローバルな社会でしっかりと足を地に着けて生きていけるだろうなあと感じました。
■ やっぱり号泣! (10月28日)
この日の6時間目は合唱の全体練習。
子どもたちの歌声が,校舎中に響き渡ります。
1曲目「♪ありがとうの花」は見事に美しく仕上がっていました。
2曲目「♪小さな勇気」は言わずもがな。
学習発表会の時を大きく超えるような素晴らしい歌声。2割増しくらい?
あのときは,まだ一つの通過点に過ぎなかったんだなあと思えます。
今,子どもたちはあのレベルから,さらに上にいっています。
気が付くと,多くの教員が体育館に観に来ていました(写真以外にも何人も)。
私はいつもにも増して号泣!もう涙が止まりません。
こら,子どもたち!泣いている大人を見てほくそ笑んでるんじゃなーい!ははは。
練習後に,音楽主任に促され,子どもたちの前で話をしましたが,声が詰まって上手くしゃべれませんでした。
市の音楽発表会は,11月8日。それまであと1週間ちょっと。
残りわずかですが,子どもたちはさらなる高みを目指します。
■ 5・6年 遠足企画会議はp4cで (10月27日)
前日の5・6年生のp4cでは,総合的な学習の時間で遠足に行きたいという案に賛同する意見が多数上りました。
この日はその続き。5・6年生で遠足の企画会議をp4cでしてみようというチャレンジです。
まず,担任が「ねらい」や「予算」,「時間」,「内容」といった話し合うべき項目を提示します。
その後は,全体をファシリテートするのも,意見を板書したり紙に記録したりするのもみんな,子どもたちが行っていたのです。すごいなあ。
ファシリテーターの子も書記の子も素晴らしく上手。力がついていることが分かります。
話し合いでは「おやつはいくらまでにするか」(これがまた盛り上がっちゃうのです!),「目的地はどこにするか」(これもまた盛り上がっちゃうんだな!)など重要な項目から細かな項目まで,話し合いの焦点は多岐にわたりますが,子どもたちは一つ一つ意見を出し合いながら詰めていきます。
「おやつの交換の是非は新型ウイルス予防の観点から検討するのが大事」「目的地を考える際には,安全に歩ける道かどうかが重要」「目的地にただ行くのではなく,行って何をするのか,どんなグループで行くのか」など話し合うべき項目や観点が次から次へと出されていきます。
「大杉の悲しい佐渡牛のところに行ったらどうかな?」という意見が出されると,「じゃあさ,赤泊の民話にゆかりがあるところに行くというのは?」と,遠足のコンセプトにまで話は及ぶようになりました。
この時間に話し合ったことは,子どもたちにとって大きな学びとなることでしょう。
赤泊小学校では「子どもがつくる学び,子どもがつくる学校」を目指し,着実に進んでいます!
■ 大盛り上がりの全校p4c (10月27日)
この日の昼休み,第2回目となる全校p4cがおこなれました。この日の会場はランチルームです。
ファシリテーターは6年生。さすがー!
問いは,既に子どもたちによる多数決で「もしも,宝くじで1億円当たったらどうするか!?」に決まっています。これは盛り上がりそうですねえ。
で,やっぱり盛り上がっちゃいました!!
子どもたちのやりたいことが次から次へと発言されていきます。
「広い土地を買って,大きな家を建てて住む」「大きな犬を飼いたい」「猫をたくさん飼いたい」「タイムマシーンを作って,過去に行きたい」「コンビニの商品を全て買い占めて,自分の家をコンビニにする」「ランプの魔神に出てきてもらって願いを叶えてもらう」・・・。荒唐無稽な意見もありますが,子どもたちはとっても楽しそうです。
何人もの子がどんどん挙手,ばんばん発言,どんどんぱんぱん大行進!#%$?
何がなんだか分からなくなりましたが,とにかくものすごい勢いです。
発言が広がっていく一方なので,「ちょっと話し合いを深めるために発言しようかな」と私もおそるおそる手を挙げますが,誰も私が挙手しているなんて気付きません!誰も!!
子どもたちのエネルギーの激流に,あっという間に飲み込まれてしまいました。ははは。
それでも研究主任の教師が何とか介入して,5分間の延長くらいで全校p4cは終わりました。
p4cの最中は,そして終わった後も,子どもたちはみんなとっても楽しそうでした。
考えるって楽しい! 友だちの意見を聞くのって楽しい! そして,自分が一生懸命話したことを,みんなが聞いてくれるって嬉しい!
そんな気持ちが,子どもたちの顔に書いてありました。
自分の意見を聞いてもらえるというのは,「自分は社会に受け入れられている」と実感できることなのだろうと思います。
それが,その子にとって「社会は信頼できるものなのだ」という社会への信頼感にも通じるのだろうと思います。
さらには,このような積み重ねが自己肯定感や自己効力感,自己有用感の向上につながるのでしょう。
だからこそ,友だちの話をしっかり聞くというのは,その友だちを大切にすることにもなります。
多くの子どもたちは,これらのことを何となく感じているのかもしれませんね,きっと。
■ 5・6年 2学期どんな学習をしたい? (10月26日)
文化祭で素晴らしい鬼太鼓を披露した5・6年生。
今週はきっと,精根尽き果てた感じで,魂の抜け殻のようになっているのではないかしら?と教室を覗いてみると・・・。
あにはからんや,5・6年生の目は次の学習を見据えていました。というか,「何しようかな,楽しみ♡」という感じでしょうか。
この日,総合的な学習の時間でどんな勉強をしたいか,p4cで話し合っていたのです。
最初に担任が総合的な学習の時間での学習で目標にしたいことを話し,次に司会の子が「では,先生の話を踏まえて,総合でやりたいこと,学習したいことについて,意見がある人はいませんか?」と発言を促します。
司会のお子さん,完全にこの通りのセリフではありませんが,こんな感じで話すのです。いつの間にか,大人びた言葉遣いができるようになったのだなあと感心します。
p4cでは様々な意見が出されました。意見が途切れることがありません。みんなやりたいことがあるんだねえ。
友だちの意見を聞いてインスパイアされた意見を話す子も多数。
発言をホワイトボードに書いている子も大忙しです。
「船に乗って,魚を釣って,それを料理して食べたい」「馬に乗って,写真を撮りたい」「赤泊の店を訪問して,ホームページで紹介したい」「酒をつくってプレゼントしたい」「Youtuberに会いに行きたい」「大佐渡スカイラインに行きたい」・・・などなど,子どもたちの好奇心は尽きることがありません。
最終的に一つに絞ることはできませんでしたが,これから学習する総合のイメージを持つことができたのでしょうね。p4cの後,「これからの総合が楽しみになった」というお子さんが多数。というか全員だった?
子どもがつくる学び,子どもがつくる総合的な学習の時間。どんな学習になるのか,私も楽しみです。
■ 3・4年 理科 課題別p4cの誕生 (10月25日)
p4cと言えば,クラスメイト全員が一つの問いについて話し合うのがオーソドックスなパターンでした。
しかし,この日,3・4年生の理科でp4c発展形が誕生しました。
単元「水のゆくえ」の学習で,前の時間に水が沸騰するところをよく見ていた子どもたち。
その後,子どもたちは疑問に思ったこと,みんなで話し合いたいことを問いとして出しました。
そして,この時間は,子どもたちが出した問いごとにグループを作り,そこでp4c。
作られたグループは4つ。「ビーカーの内側についた水滴についての問い」「熱する中で,水中がモアモアしたことについての問い」「水が熱せられると,水中にプツプツが出てきたことについての問い」「熱すると水の量が減ったことについての問い」。
いずれも学習のねらいに迫ることのできる課題です。
あれ,写真にはコミュニティ・ボールが写っていませんね。
そうなのです。コミュニティ・ボールが4つも用意できなくて,大きめの消しゴムをコミュニティ・ボールに見立ててp4cは行われたのです。
それぞれのグループごとに,たくさんの考えが出され,4グループとも活発に話し合われていました。
p4cで話し合う力が育っているなあと感じます。
さて,グループごとのp4cが終わった後は,それぞれのグループの代表者が自分たちのp4cで話し合われたことについて紹介しました。
一般的に学校で話し合い活動が行われると,自分の意見を言うことのみに集中して,友だちが何を言っているのか興味を示さない子も少なくありません。
しかし,この時間,代表の子たちはグループ内の意見をしっかり聞いて,よく覚えて,上手に紹介していました。
きっと,代表の子以外でも,多くの子が友だちの意見を上手く紹介できるのではないでしょうか。
p4cで聞く力も育っているなあと感じます。
■ 6年 国語 オンラインp4cの誕生 (10月25日)
p4cと言えば,クラスメイト全員が対面で話し合うのがオーソドックスなパターンでした。
しかし,この日,5・6年の国語で,p4cの発展形が誕生しました。
p4c赤ちゃん2人目の誕生ですね。
八幡小学校の6年生とオンラインでつながり,国語『やまなし』についてp4cをしたのです。八幡小学校の6年生の皆さん,ありがとう!
問いは,「クラムボンの正体は何か?」です。なかなかの難問ですね。
難問故に,それぞれの学校で読みを深めてからのp4cとなりました。
写真1枚目は,p4cをする前,5年生も一緒に自己紹介をしているところ。
あれ,写真には赤毛の長髪の子やかぶりものをしている子が写っていますね。
実は楽しく,リラックスできるように,鬼太鼓の衣装で臨んでいたのです,ははははは。
さて,自己紹介が終わると6年生だけで,『やまなし』の世界にどっぷり浸かります。
両校合わせて多様な意見が出されました。
例えば,「クラムボンはあらゆる生命体が合わさったものだと思う」,「でも,クラムボンは笑ったり,死んだりしているでしょう。クラムボンは単体なのじゃないの?」「いや,・・・」などと異なる解釈が提示され,話し合いは深まりを見せる場面もいくつも見られ,充実したp4cになりました。
音声が聞き取りにくい場面があったなど,機械の設定を改善する余地はあったものの,今後の発展に大きな可能性が見出された学びの機会となりました。
これを機に,八幡小のみんなとセーフティがもっと確立できたらいいなあ。
■ 「さどっこ画廊」の収録 (10月25日)
赤泊小学校の子の絵が,サドテレビに登場します。
水曜日のニュースアイランド内の「さどっこ画廊」で放送されるとのことです。
この日はその収録。
みんないい顔して,映してもらっていましたよ。
ちなみに,放送予定は以下のとおりです。
ニュースアイランド放送時間 平日17時30分~
・1~3年生 12月21日
・4~6年生 12月28日
再放送 20時~,21時~,22時~,
翌日6時~,7時~10時~,正午~
■ 祝 初ライブ ★さくらポンポンズ★ (10月25日)
先日告知した,さくらポンポンズの初ライブが昼休みにありました!
さくらポンポンズの面々は,ノート10ページにも及ぶ「梅ぼし物語」のシナリオを作って,小道具も作って,練習を重ね,この日に臨んでいます。
この熱の入りようだからこそ,なんとファンクラブができるほど人気が高いのですね(まだ,デビュー前なのにー!)
ライブ会場に詰めかけた,ファンのお客さんの加熱っぷりといったら!きゃー!
折り紙で作ったペンライトのほか,うちわや横断幕まで!さすがファンクラブ!というかもう親衛隊ですね!な,なつかし~。
職員室から懐中電灯を借りてきた子は,それをスポットライト代わりにして,さくらポンポンズを照らします。
開演前から大盛り上がり!
そして,さくらポンポンズの開演の挨拶を経て,「梅ぼし物語」が始まるとボルテージは最高潮!!!!!
途中,歌もあったりして,高いテンションのまま,終演まで一気に駆け抜けました。
いやー,つくづく思うのはやっぱり子どもたちのバイタリティあふれ,エネルギーみなぎるこの勇姿!
さくらポンポンズの皆さんも,ファンクラブの皆さんも,両方凄いと思います。
ほんと,すごいよ,君たち!想像をはるかに超えていました!
とっても楽しい初ライブでした。さくらポンポンズ,最高ー!ファンクラブ最高ー!きゃー!
ライブ終了後は,なんと早くも次回のライブチケットが無料で配布されました。
演目は「梅ぼし物語2」!
2回目のライブは1週間後でーす。た,たのしみー!
■ 感動の文化祭!! (10月22日)
ついにきました文化祭!
私はバスタオルとティッシュ4箱を抱えて体育館へ。
1年生によるオープニングアクト「夢はでかくなけりゃ~Love so sweet」は入学から半年までの大きな成長を感じさせるミュージカル。将来の夢をその衣装で語るキャリア教育。かわいらしい歌と踊りと元気な決意表明!(教頭先生はもうここで泣いていたそうです)
2年生の多種多様なダンスを踊りまくる(踊りながらの鍵盤ハーモニカ演奏もあり),ミュージカル「人間っていいな!」。よく覚えたねえ,ダンスの振り付けと大きな声でのセリフ。子ども曰く,ものすごく練習を積んだのだそうです。
3年生以上の全校合唱は,「♪小さな勇気」で泣かせられました,やっぱりね。私は,この辺りで目のうるうるをこらえるのを諦めました。
3・4年生の「赤泊小唄~なつかしの小唄」は指先や視線など細かな点にまでこだわった,かわいらしくも完成度の高い踊り。発表後には,紙鉄砲と紙吹雪で自分たちの思いを表現。やりきったね!
そして,最後は5・6年生の鬼太鼓「奏でる鼓動~Oni daiko~」!腹に響く鼓動のリズムが醸し出すグルーブに合わせて躍動する子どもたち。圧巻のステージ!まさかゴーストバスターズでこんなに泣くとは思わなかったよ,みんな!
「子どもがつくる学び,子どもがつくる学校」を目指している赤泊小学校。この日はまさに「子どもがつくる学習発表会」になりました。
50人のみんな!みんなの学習発表会,とてもよかったよ!とっても,とーーーってもよかったよ!!
(月並みな言葉だけれど)一人一人が輝いていたよ!
エピソードを一つ。
文化祭が終わり,私が体育館から出ようとしたところ,ある女性から呼び止められました。
あるお子さんのおばあさまでいらっしゃるそうです。
目を真っ赤にしながら,これほどお孫さんが成長するとは思いもよらなかったと告げられました。
聞いている私も,涙涙涙。他のお客さんが後ろを行き交う中で,2人で感動を共有しました。
それぞれのご家庭でも,感動を共有されることでしょうね。
素晴らしい子どもたちよ,感動をありがとう!
保護者の皆様,ご家族の皆様には,これまでの当校の教育へのご理解,ご協力に感謝いたします。
引き続き,子どもたちの豊かな学びのためにともに歩んでくださいますようお願いいたします。
■ 文化祭の前日 (10月21日)
文化祭を翌日に控え,校舎内は文化祭モードになりました。
体育館や廊下は,学校職員総出で準備が完了されました。
何気なく,図書室や家庭科室を覗くと,鬼太鼓のかぶり物や衣装がきれいに並べられていました。
聞くところによると,子どもたちだけでこのように置いたのだそうです。
こんなところにも,赤泊の子どもたちの素晴らしさ,そして鬼太鼓の担い手としての矜恃が見て取れるようです。
他の学年の発表も含め,明日の文化祭では,子どもたちの素敵な姿が見られることと思います。
どうぞお楽しみに!
■ 2年 新聞紙となかよし (10月21日)
20日,2年生は図工で『新聞紙となかよし』の学習をしました。
新聞を材料にして制作活動をするのです。
教科書を見ると,見本として服やおもちゃなどが掲載されています。
ところが,ゴレンジャーはそれでは飽き足らず,秘密基地を作り始めました。もちろん,自分たちが入れるほど大きな基地です。
ただし,やっぱり新聞紙。2人と3人のグループに分かれてそれぞれ作るのですが,手が足りないこともあり,なかなか上手く建ちません。
そのうち,ちょっともめちゃったりして,また,担任にも手伝いを要請したりして・・・。
何とか基地が2つできましたが,一夜明けて今朝見ると,見事両方つぶれていました,とほほ。
しかし,さすがゴレンジャー。
いじけたりすることなく,今度は5人で協力して,再び基地建設にチャレンジします。
新聞紙を筒状にして強度を高めた柱をつくり,さらに組み合わせ方を工夫して頑丈な建物の建設を可能にしました。
筒作りの子は,職人としての風格がにじみ出ていますなあ。眼光の鋭さは鬼のような気迫さえ感じます!
完成した秘密基地には5人が全員入れるほどのものになりました。
昼休みになると,まだ楽しみたい子が集まり,基地の補強をしていました。
覗きに来た他の学年のから賞賛を浴びるととても嬉しそうです。
夢中になれるダイナミックな図工。
様々なドラマもあり,学びの要素が盛りだくさんの授業になりました。
■ 小中合同あいさつ運動 (記事更新10月21日)
20日朝,赤泊中学校の生徒さんたちと合同であいさつ運動を行いました。
小学校からは図書委員と健康委員の子どもたちが,漁協駐車場脇の街頭に立ってくれました。
ある自治体のNPO法人の自殺予防の取組として,メンバーが一人一日30人以上の人と話をするよう努力したそうです。
ご近所でも、仕事場でも、通勤途中でも,目標の30人に満たないときには犬や猫に までも意識して声かけを行っ た結果、「自殺を考えていたところに偶然声かけられ,ふと我に返り, 自殺を思いとどまった」という事例があったとのことです。
社会との豊かな接点,人と人とのつながりがあるということは,人を幸せにするのだと思います。
このような取り組みをすることは,豊かな社会あるいはコミュニティの創り手としての重要な基盤になるのではないかと思います。
■ 2年は今日も 朝学習p4c (10月20日)
今朝も2年生の朝学習はp4cです。
今日の問いは,「サンタクロースは本当にいるのか?」です。
子どもらしく素敵な問いですね。
子どもたちに訊くと,クリスマスプレゼントを親からもらう子は2人,誰だかよく分からないんだけれど,朝起きると枕元に置いてある子が3人だそうです。
さて,話し合いは盛り上がるかと思いきや,し~んとしたままで,なかなか話し出そうとする子はいません。子どもたちにとっては難問中の難問なのでしょう。
そのうちに「僕はサンタさんはいないと思う。僕のうちはお父さんやお母さんからプレゼントをもらうよ」との発言があり,やっぱりサンタさんはいないのかなあという雰囲気が5人を覆います。
そこで私が「サンタさんがいると思っている人は世界中にいて,クリスマスの時期になると,北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)がレーダーでサンタさんを追跡する様子がインターネットで全世界に発信されているんだよ」と話すと,子どもたちは大いに驚き,サンタさんはやっぱりいるのでは!?という雰囲気が子どもたちを包み込みました。
「でもさあ,サンタさん一人で世界中の人にプレゼントを配るのって大変だよね」という発言をした子が出ると,焦点はサンタさんは一人なのか,何人もいるのかに変わっていきました。
「サンタさんは何人もいると思う。一人じゃ配れないよ」「もしかしたら,ものすごく速いトナカイがいて,びゅーんと空を飛んでいくんじゃないの?」「きっと各国に8人から30人くらいいて,担当の国の子に配っているんだよ」「そうだね,言葉だって国によって違うと思うから,一人じゃ無理だよ」など,子どもたちの想像が想像を呼びます。
子どもたちの輪に入って,子どもたちの話し合いを聞いている私は,なんだかとてもいい気持ちになりました。
子どもたちには,どんなプレゼントが届くのかな?
■ 4年 ギリギリまで演出を練ります (10月20日)
昨日,3・4年生は衣装合わせのあとにステージ発表の練習をしました。
その後の話―
休み時間などに4年生は何か話し合っていたようだと担任が回想しています。
どうやら,「赤泊小唄をただ上手く踊るだけだと,自分たちの思いを十分に表現しているとは思えない。もっと私たちのわくわく感だとかやりきった感を伝える演出はないだろうか」と考えていたようなのです。
この日の1時間目,子どもたちからもうちょっと演出を変えたいのだと申し出があったそうです。
担任は,その思いを尊重しつつ,子どもたち同士の話し合いの場を設けました。
「文化祭まであと2日。とても間に合わないよ」という意見も出されましたが,子どもたちは演出を変えることに決めたそうです。
で,5時間目はその準備に充てられました。
自分たちの思いを実現させるための準備。子どもたちはみんな楽しそう。
見ていて,子どもたちのわくわく感が本当にひしひしと伝わってきます。
子どもがつくる学び,子どもがつくる学習発表になっています。
■ 学習発表の準備もいよいよ佳境です (10月20日)
校舎内では,絵画作品展の展示作業が進められています。力作揃いです。当日をどうぞお楽しみに。
さて,学習発表。
この日,全ての学年の学習発表のリハーサルが終わりました。あとは,細かな点を詰めるばかりです。
私は全て参観しましたが,どの発表も本当に素晴らしい!
これまでの子どもたちの準備・練習にかける思いとその姿を思い起こすと,やっぱり,うっ!ってきちゃいます。
ネタバレになるのでこれ以上細かいことは言いませんが,当日をどうぞお楽しみに!
*ステージ練習の写真は掲載しませんが,代わりに5・6年教室脇廊下に掲示してある担任からのメッセージをお読みください。
島内の中学校の先生のものを一部改作したものだそうです。
メッセージの終わりには「何気ない毎日の生活こそ,全てなのです」と締めくくられていました。
■ 2年 朝学習p4c (10月19日)
2・3年学級の担任が,体育館で合唱の全体練習の指導をしている間,2年生の朝学習はp4cです。
問いは,以前全校p4cの問いの候補の中から「スイカのしましま模様はなぜあるのか?」が選ばれました。
「でも,しましまのないスイカもあるよ」という発言から,いきなり問いの根底がぐらぐら揺れます。
「しましまがなくてもスイカと言えるの?スイカの特徴って何だろうね?」と校長が問い掛けると,「皮が厚い」「しゃりしゃりしてる」「中が赤くて,しずくの形の黒い種がある」「中が黄色いスイカもあるよ」「そう,黄色いスイカっておいしいよね」「食べるといい時期が過ぎると,しゃりしゃりしなくなるよ」などなど,自分の生活経験に基づいた話がどんどん出されます。
「スイカって自分を動物に食べてもらいたがっているのだと思う?」「食べてもらいたいんだよ,きっと」
「食べ頃になるとしましまが出てくるんだよ」「人間の他にもカブトムシだとか動物だとかがスイカ食べるでしょう。しましまがあると,動物も食べ頃だなって分かるから,模様が出てくるんじゃない?」
お,なんか結論っぽくなってきたのかなと思いましたが,まだまだ納得できない子どももいるようで,なかなか合意形成までには至りません。
じゃあ,これからも考えたり,調べたりしていこうということになり,p4cは終わりました。
日常生活の中で生まれた様々な疑問を,p4cをとおしてみんなで考えるって,楽しいことなんだろうなあと思います。
p4cをきっかけにして,調べ学習に発展することもあるのだろうと思います。自主学習としてもいいんじゃない?2年生のみんな!
■ 2年 国語p4c (10月19日)
この日,2年生はp4cのダブルヘッダー。
国語『お手紙』の第4場面。
問いは「どうして,かえるくんは,お手紙を出したことをがまくんに言ってしまったのか」です。
「手紙が来ないと思い込んでいるがまくんを喜ばせるため」などの意見が次々に出されます。
みんなが同じ考えに行き着いたかな,このp4cはこれで終わりかなと思ったところで,教師が問い掛けます。
「手紙が来る前にかえるくんは手紙を出したことを伝えたんだよね。で,その後,がまくんとかえるくんは一緒に幸せな気持ちで手紙を待っているんだよね。そして最後にがまくんのところに手紙が来るでしょう。がまくんが一番喜んだのは,どこだと思う?」
子どもたちの考えは割れ,なかなか意見の一致は見られませんでした。
しかし,子どもたちは教科書を繰り返し読み,そしてそれぞれが読み取ったことを紹介し合うことで,より深い読み取りにたどり着いたことと思います。
子どもたちが一生懸命読み取ろうと努力したことが,彼らのしわしわになった教科書に表れています。
何回も何回もページをめくったものね。
■ 3・4年 衣装の着付け (10月19日)
3・4年生は学習発表に向け,初めての衣装合わせ。
どうやって着るのか分からない子どもたちは,講師の先生や担任にから教えてもらい,手伝ってもらいながら,上手に着ています。
4年生がはちまきを結んでもらいながら,3年生のはちまきを結んであげているおもしろ写真も撮れました。
着物(浴衣)やはっぴを着ると,とっても素敵!
嬉しくて走り回っている子どもが多数。
ちょ,ちょっと君たち~,猛ダッシュしたり,ステージをよじ登ったりするには不向きな格好なんだけれどねえ・・・。ははは。
■ 4年 学習発表会に向けたp4c (10月18日)
体験活動とp4cを組み合わせることによっても,p4cは大きな力を発揮すると感じています。
この日,4年生は学習発表会を前にしてp4cを行っていました。
問いは「学習発表会では,みんなで何を伝えるか」です。
どのように伝えるかではなく,発表をその根本から問い直す問いです。
「学習発表するときは,最初に赤泊小唄のことを紹介するところと,赤泊小唄を踊るところの2つあるでしょう。1つ目では赤泊小唄の意味だとかをしっかり伝えて,赤泊小唄についてよく分かってもらいたいな」という,赤泊小唄について調べてきたことを知らせようという意見が相次ぎました。
しばらく話合いが続く中で,「佐渡おけさは佐渡全体に伝わる民謡だけど,赤泊小唄は赤泊独特の民謡でしょう。だから,みんなでそれを大事に受け継いでいくことが大事なんじゃないかな」という意見が出されました。
p4cはさらに広がりを見せ,どんどん深まっていきます。
「佐渡金銀山と同じで,赤泊小唄も世界文化遺産とかなればお客さんがたくさん来て,佐渡の人口も増えて,栄えると思うよ」。
これまでの学習の中で,関東赤泊会の方々が赤泊小唄を踊っている動画を見たことを思い出したのでしょうか(もしかして担任がはった伏線?)。「将来,辛いことがあったときには,赤泊小唄で救われるかもしれないね」という意見も。
長い期間に渡って学習してきたことで,子どもたちは様々な思いと知識をもっています。
友だちの意見が自分の頭の中に蓄積されていたものを刺激し,新たな考えに結びつくこともあったのではないでしょうか。
様々な思いや考えが,新しい意見を作り出す,そして子どもたちの思いが表出された,内容の濃いp4cになりました。
素晴らしいなあ,4年生のみんな!
■ 2年 森の深くに分け入ると・・・ (10月18日)
p4cの話題をもう一つ。
2年生は国語『お手紙』でp4cをしていました。この日は第3場面。
問いは,子どもたちから出された「どうして,がまくんは手紙なんて来ないと思っていたのか」です。
「がまくんは友だちがいないから,手紙なんて来ないと思ったんだよ。教科書の〇ページの〇行目にそう書いてある」「かえるくんは友だちだけど,がまくんに手紙出す必要がなかったんだよ。特に伝えなくちゃならない用事もないし」「お正月には用事がなくても年賀状出すけどね」「ぼくは年賀状とかもらうと嬉しいよ」・・・。
p4cを森,問いをその入口に見立てると,問いという入口こそありますが,話し合いの森に分け入っていくにつれ,森は徐々に広がりと深まりを見せていきます。
適宜担任が新しい視点を提示し,子ども同士互いの意見を聞き合うことで,最終的には,がまくんの悲しみと幸せに寄り添うかえるくんの優しさについての読み取りに到達しました。
森の奥には,子どもたちも想定していなかった宝物があったという感じでしょうか。
担任が振り返りを補助するための観点を示そうとすると,子どもたちは待ちきれずに振り返りを書き始めていました。
最後の2枚の写真は,自己評価のための挙手をしながら,ガンガンと振り返りの文章を書くお子さん。
深い学びにたどり着いたのが嬉しかったのかもしれませんね。
すごいなあ,2年生のみんな!
■ 文化祭前の昼休み (10月18日)
文化祭前の昼休み。
子どもたちはどう過ごしているのでしょうか。
ちょっと教室などを覗いてみましょう。
① 5・6年教室。鬼太鼓の自主練習。高音が細かく刻む太鼓のリズムが心を沸き立たせます。
② 2・3年教室。絵画作品完成まであともうちょっと。ラストスパートです。
③ 学校職員で図工作品展示のための準備をしています。素晴らしいスタッフに感謝。
④ 今朝,バレーボールを大量に寄付していただきました。こちらにも感謝。早速遊ぶ子どもたち。愛されているんだねえと感じます。
他にも多種多様な過ごし方をしている子どもたちです。
■ デビュー間近! “さくらポンポンズ” (10月18日)
「校長先生,さくらポンポンズって知ってますか?」(え?すみません,知らないです。)
「でしょうねえ,うふふ。私たちがつくったアイドルグループなのです。今度デビューライブをするので,来てください」(えーーーー!うれしー!ありがとー!)
というわけで,チケットを入手することができました。
もらったチケットには,『梅ぼし物語』と銘打たれています。
か,かっこいい・・・。“さくらポンポンズ”と合わせて,なんというネーミングセンス!
ぎゃー!もう楽しみしかありません!
写真1枚目。4年教室でライブチケット増産のため,手作りでがんばっているメンバー。
写真2枚目。隣で小道具作りに精を出しているメンバー。
聞くところによると,もう下級生に向けてゲリラライブを敢行したのだとか。
子どもたちのバイタリティに脱帽!
これも自主的自律的な活動ですね。遊びの中にも学びのチャンスはたくさん含まれています。
【告知】 新潟日報の地域ページ『チャレンジ』に,この日から赤泊小学校の子どもたちが紹介されています。
■ p4cアンケート (10月17日)
全校の子どもたちにはp4cアンケートに関する協力してもらっています。
アンケートの結果を踏まえて,今後の教育活動を構想するのです。
この日,4年教室を覗くと,子どもたちがp4cと自分自身を振り返りながらアンケートに答えていました。
どんな設問があったのでしょうか。いくつか紹介します。
<自由記述>
・p4cでよいと思う点,好きな点はありますか。それはどんなことですか。
・これからもっとp4cをよくするために,どうしたらいいと思いますか。
・あなたはp4cでどんなことができるようになりましたか。
<「そう思う」「ややそう思う」「あまりそう思わない」「そう思わない」の4択>
・友だちの意見を聞くことが楽しい。
・考えることが楽しい。
・p4cのたびに,自分の意見が変わったり,考えが深まったりする。
・p4cをすることで学級の雰囲気がよくなった。
・毎日の授業は子どもたちと先生方で力を合わせて進められている。
他の設問も合わせて,全部で16問。
子どもたちはp4cに関してどんなことを考えているのでしょうか。
結果が楽しみです。
■ 絵本の読み聞かせ (10月17日)
この日,地域の図書ボランティアでいらっしゃる松本様,海老名様,永井様,野口様がお出でになり,子どもたちに絵本の読み聞かせをしてくださいました。
子どもたちは黒板に歓迎の言葉を書いたり,椅子に座って教室にお出でになるのを今か今かと待っていたりと,かなり楽しみにしていたようす。
読み聞かせが始まると読み手の声に聴き入り,絵本の世界に没入する姿が見られました。
どの学年も2,3冊の絵本を読んでもらって,子どもたちは大満足。
当校では近いうちに,教職員のおすすめの本も紹介する予定です。
秋の夜長,親子でじっくり本に親しむのもいいのではないでしょうか。
■ チャンドラー先生と一緒に勉強 (記事更新10月17日)
14日(金)はALTのチャンドラー先生がお出でになって,子どもたちに英語を教えてくれました。
子どもたちはチャンドラー先生の本場の英語を一生懸命聞き取ろうとがんばっています。
この調子ながらめきめき上達するのではないかしら。
一方,チャンドラー先生も大変勉強熱心です。
職員室で教材研究をする傍ら,日本語の勉強もされていました。
パソコンで表示される日本語の単語を発音し,英訳する練習ソフトみたいです。
「どんな日本語の問題が出されているのかしら」と,チャンドラー先生の手元のパソコンを覗くと次の日本語の問題が表示されていました。
『人類』!
ひえー,超高度じゃないですか!?チャンドラー先生!
■ 多様な音楽が流れる学校 (10月14日)
最近は,朝の感動的な曲から始まり,給食の時間のGBM ― これまた,文科省唱歌や童謡,ポップな曲から,あの格調高き♪荒城の月まで幅広いレパートリーが流れるのです―,さらには,廊下で作業をしていると教室から80年代洋楽ロックが流れてきました。何やっているのかしらと覗いてみると,5・6年生がなんだか楽しそうに活動していますね。うふふ。
多様な曲が流れる学校って,とってもいいと思います。
■ 文化祭準備 (10月14日)
文化祭が近づいてきました。
1年生教室を覗くと,何やら一生懸命書いています。手元を覗き込むと,作品に貼り付ける名札を自分で書いていたのでした。一人一人担任からの指導を受け,一画一画丁寧に書いています。
他の学年も絵画作品制作のほか,学習発表会の準備にも取り組んでいます。
素敵な作品,素敵な発表になることと思います。
■ だって,しようがないんだもの (10月13日)
今日も今日とて合唱練習。
朝学習では3年生以上の子による全体練習が行われました。
私はハンカチ2枚にティッシュボックスを抱えて,音楽室に馳せ参じます。
で,やっぱり目がうるうるになっちゃいます。よくもまあ,毎日毎日,同じ歌を聴いて,こんなに感動できるよなあと思います,自分でも。
でも,仕方ないじゃないですか(もう開き直り)。
子どもたちの素直で伸びやかな歌声と,一生懸命歌おうとするその顔つき,姿勢。ホント素晴らしいんだから!
練習の終わりには,ソプラノ,アルトの各パートリーダーからこの日の練習の総括がなされました。
さらに,6限にクラブ活動を行っている時間には,3年生だけで特別練習。歌声にさらに磨きを掛けました。
さて,ここで,皆様にご報告があります。
この合唱を教職員だけ参観しているのはもったいないということで,
ご家族の皆様にも参観していただけることになりました!わー!やったー!パチパチパチパチ♡
詳しくは学校から出される案内文書をご覧ください。
■ 1年 豊かな土壌で育つ (10月13日)
1年生は教材畑で大歓声を挙げていました。
サツマイモの収穫です。
もの凄く大きいサツマイモにびっくり!
水遣りなど精魂込めて育てた成果なのでしょう。
子どもたちは口々に「これは〇〇さんにあげるんだ」「これはお土産にするの」など,とても嬉しそうです。
家に持ち帰ったとき,家族が驚き,褒めてもらうのを楽しみにしているのではないでしょうか。
当校の教材畑の土壌の豊かなことにも改めて思い至りました。
「深山大沢龍蛇生ず」という中国の言葉があります。
赤泊小学校の子どもたちは,自然豊かなこの地で,愛情深いご家族や地域の皆様に育まれ,大人物になるのじゃないかなと思います。
このサツマイモと同じように。
■ 5年 熟語クイズ (記事更新10月13日)
5年生は国語で熟語のクイズを作っていました。
中央の□に漢字を1文字入れて,二字熟語を4つ完成させます。
皆さんも挑戦してみてください。結構難しいですよ。
楽しみながら語彙を増やしている5年生です。
■ 明日からハンカチ2枚必要です,校長は (10月12日)
11月8日に赤泊小学校の3~6年生が出場する佐渡市小学校音楽発表会。
それに向けて,子どもたちは練習に余念がありません。
子どもたちの素直に歌おうとする気持ちとがんばり,そして指導する教師の温かく,熱血な指導で,日ごとに歌声に磨きがかかっています。
自主的に練習を重ねる子どももいるとのこと。すごいなあ。
この日も朝から全体練習。
何という素敵な歌声!
「子どもたちのこの歌声聞いちゃうと涙が出ちゃうんだよな-。よーし,今日は泣かないぞ」と意を決して音楽室に足を運ぶとやっぱり涙が出ちゃうんだなあ,これが。
何回聞いても感動!明日からハンカチは2枚持ってくることにします!
この歌声を保護者の皆様にも是非体感していただきたいなあと思っています。
■ 5・6年 鬼太鼓出前授業の終了 (10月12日)
5・6年生の鬼太鼓。
地域の倉田様から講師としてお出でいただくのはこの日が最後でした。
倉田様曰く「練習を重ねるごとに,子どもたちはめきめき上達していきました。頼もしいですね」とのお褒めの言葉を頂戴しました。
5・6年生だけでも練習を重ねていた成果が表れていたのでしょうか。
合唱練習と同じで,素直に教えを乞おうとする姿勢が上達につながったのだとも思います。
練習の最後には,全員で倉田様にお礼の挨拶。深々とお辞儀。
加えて,我こそはという子数人が立ち上がり,練習の感想と指導への感謝を述べました。
学習発表会まで,さらに上達していき,赤泊小5・6年生の鬼太鼓が完成することでしょうね。
乞うご期待!
それにしても,倉田様の何気ない決めポーズのかっこよさったら!ピンぼけになっちゃったのが残念。
■ 3・4年 子どもがつくる学習発表 (10月12日)
2階多目的室を覗くと,3・4年生が学習発表会の練習をしていました。
今回の発表は,子どもたちがアイディアを出し合って企画し,練習会も運営し・・・と子どもたちが9割方つくった学習発表になっていると担任。
この日も,担任が指示することなく,4年生が中心となってばんばんと練習を進めていました。
「休め!気を付け!」などと職員が号令を掛けることがなく,子どもたちが自由に活動しているので,一見混沌としているようですが,一人一人の様子に目を凝らしたり,話している内容に耳を澄ませたりすると,子どもたち同士で意見を出し合いながら活動してることが分かります。
う~ん,凄い!頼もしいですね。
子どもが学びをつくっています。
こちらも乞うご期待!
■ 3・4年 理科で思考する (10月11日)
理科室を覗くと,3・4年生が蒸発について学んでいました。
この日の観察は次のものでした。
2つのビーカーに水を入れ,一方にはラップでふたをし,もう一方にはふたをしません。
しばらくすると,ふたをしない方だけ水が減りました。ラップには水滴が着いています。
「どうして水が減ったのだろう。どうしてラップに水滴が着いたのだろう」。
これが,この日の課題です。
この不思議現象に3・4年生が挑みます。
まずは一人で考えます。
ノートに自分の考えを書きます。中には図をかいて分かりやすくして,あるいはイメージを膨らませている子がいますね。すばらしい!
その後はグループごとに話し合います。
理科の学習は,楽しい実験や観察があり,また,草や虫など実物を扱うこともあり,好きな子が多い教科なのではないでしょうか。
さらに,そこにしっかりと子どもが思考する場面を入れることが,理科的な見方・考え方を育てることにつながります。
1時間の中でも,例えば,課題解決のために実験や観察の方法を考える,あるいは実験結果を分析し考察する,さらには他の事象とも関連づけて一般化を図ったり,抽象思考につなげるなどの場面が考えられるでしょう。
3・4年生は,p4cで経験を積んでいるだけのこともあり,思考することを楽しんでいる子が多いと感じます。
■ ふれあいタイム (10月11日)
この日のふれあいタイムは,1年生と4年生,3年生と6年生,2年生と5年生がそれぞれペアになって活動しました。
紙飛行機とばし,大縄跳び,ドッチボール,だるまさんが転んだなど。
いずれも上級生が遊びを考え,会を運営しました。
異学年の子が一緒に楽しく遊ぶという時間ですが,そこにはものすごくたくさんの学びが入っています。
紙飛行機の折り紙は色違いにする,大縄跳びでは上級生と下級生の順番は交互にする,,ドッジボールでは下級生にそれとなくボールを渡してやるなどなど,細かな配慮があらゆるところに光っています。
とはいえ,一緒に遊ぶ上級生もとっても楽しそう。
赤泊小学校の子どものよさがよく出ていますね。
■ すきま時間に,見~ちゃった,見~ちゃった (10月11日)
2限がもう少しで終わろうとする頃,何となく2・3年教室に入ると,このすきま時間に2年生が学習発表会のダンスを見せてくれました。
♪見~ちゃった,見~ちゃった うふふ。
ゴレンジャーは昨年度はアルゴリズム体操で息の合ったところを見せてくれましたが,今年度もまた素敵なダンスがあるようです。
とっても上手!
昨年度にも増してパワーアップしています。ダンスの振り付けも,子どもたちも。
学習発表会をどうぞお楽しみに。私も楽しみです!
■ 5・6年 「正義」と言えるのか (10月7日)
戦時中に外交官の杉原千畝が,上司の命令に背き,多くのユダヤ人にビザを発給し救ったというエピソードを聞いたことのある方も多いと思います。
この日の1時間目,5・6年生は道徳でこれを題材として扱いました。
p4cの問いは「杉原千畝の行動は正義なのか」です。
全員が「命を救うために命令に背いたけれど,人の命を救うためだから許される。正しい行動だった」と考えました。
先日学習したハインツのジレンマに似た題材です。
そこで,担任は揺さぶります。
「ある救急救命士が患者を救うために,許されていない医療行為を行い患者の命を救ったのだが,その行為の是非を巡って大激論になった」というエピソードを紹介したのです。
子どもたちは揺れます。
「命を救うために犯した違法行為によって,もしかしたら失われてしまう命もあるかもしれない」ということに考えが及んだのです。
揺れに揺れ,悩みに悩む子どもたち。
どちらも正しくて,どちらも間違っているという問題に,子どもたちは将来にわたって何回も直面することでしょう。
その時の状況や感情,そして生きる上での信条などを総合的に考え,人は判断するのではないでしょうか。
考えに考えた子どもたち。正解はありません。
強いて言うなら,こういう問題を考え続ける力を持つのが大事ということでしょうか。
p4c中にコミュニティ・ボールを持ったまま,沈思黙考する子がいました。
頭の中で言葉にならない思いを何とか言葉にしようと格闘しています。そうして,何分間くらい考えていたでしょうか。
周りの子ども達は固唾をのんで見守っています。その子が考えをまとめて話し始めるのをずっと待っています。
担任は「なあ,みんな。今〇〇さんが考えている姿を見て,きっと杉原千畝もこうしてずっと考え続けていたんだろうなと思ったよ」と話し,「〇〇さん,パスするか?」と訊きました。
それでも,その子はしばらく下を向いたまま黙っていました。
やがて,小さい声で,でも力強く「いえ,話します」と答え,そしてぽつりぽつりと話し出しました。
まさに悩んだ末の考えなのでしょう。見ていた私はじ~ん。
そして,このお子さんはきっとまだ考え続けるのだろうなと思いました。
* * * * *
その後の昼休み。
校長室前のWonder Wall(問いの壁)の前で,ある5年生が全校で話し合いたい問いを書いていました。
「正義とは何か」。
■ 6年 『われは草なり』 (10月7日)
なんと6年生は4時間目にも道徳でp4cをしちゃったのです。6年生にとってこの日は考える日ですな。
杉原千畝の話から5年後の日本で,作家の高見順が日記に『われは草なり』という詩を書いています。これを題材にp4cで高見順の生き方に迫ります。
問いは1週間前にも考え,この時間に問いを設定するためのp4cでようやく決まりました。
「高見順はなぜ,自分は草であるという詩を書いたのか」です。
実は子どもたちが一人3つずつ書いた問いはいずれも学習のねらいに迫ることが可能な素晴らしい問いばかりだったのです。
子どもたちの課題設定力が高まってきたなあと感じます。
■ 2年 子どもの問いを中心にして単元の指導計画を立てる (10月7日)
なんと2年生も国語でp4c。
かえるくんとがまくんシリーズの『お手紙』の単元の学習を始めたばかりです。
この前の時間までに子どもたちは教材文を読んで,みんなで話し合いたい問いを出していました。
それを場面ごとに配置して,順にp4cで解決していくという学習計画を立てました。
子どもが解決したいという内発的な問いを中心にした学習計画は,まさに子どもがつくる学びのために有効な手段だと思います。
早速,第1場面の問いについて考えていた子どもたち。
担任は,教科書の叙述に常に立ち返ることができるよう働きかけながら,p4cはすすんでいきました。
いい学びを重ねている2年生。
やらされているのではなく,学びはぼくらのものというオーナーシップが育っているなあと感じます。
■ 3・4年 難しいフォーメーションもなんのその! (10月7日)
3・4年生は体育館で学習発表会を視野に入れた練習を行っていました。
この日も地域の方から熱心な指導を受け,子どもたちはめきめき上達していきます。
指先や視線にまで意識した所作は,本当に上手!
さらにこの日はステージ上,あるいはフロアでの動き方の練習も行いました。
少しずつ体形を変えながら踊るさまは,まさに流れるフォーメーション。
これらの動きは複雑ではありますが,子どもたちは覚えが早く,美しい所作とともに発表の見所が増えたようです。
もちろんまだ粗い部分はありますが,これから練習を重ねる度に,完成度が高まっていくことでしょうね。
■ 1年 どうして規則正しい生活をするのか (10月6日)
1年教室には,学校の,「『ちゃんと』の達人になるために!」という掲示物があります。
一人一人が学校生活を送る上での心構えを決めたものです。
「ちゃんと」というのは,「ちゃんと生活しよう!」の「ちゃんと」なのですね。
この日1年生は,道徳「『ちゃんと』の達人➁」の学習をしました。
今度は家庭での「ちゃんと」について学びます。
ちゃんとしている子の生活と,そうでない子の生活を比べて,子どもたちはちゃんと生活するのがいいのだと結論づけます。
そこで担任が揺さぶりをかけます,いつもように。
「ちゃんと生活すると,どんないいことがあるのでしょう?」出たー!キラー発言!
子どもたちはどのように答えたのでしょうか。
「ご褒美をもらえるからです!」 でしょうねえ。
ここからが道徳の時間の大切なところ。
担任との対話の中で,「元気になれる」とか「いい大人になれる」などの考えに行き着きました。
子どもたちが自明と思っていることを根本から問い直す働きかけは,批判的思考力などを養う上でとても大切です。
道徳においては,道徳的実践力を養うことにもつながるでしょう。
一つ一つ大切なことを学んでいく1年生です。
■ 3~6年 合唱の全体練習 (10月6日)
朝の少ない時間を有効に使います。
この日の朝学習では3回目となる全校の音楽練習が行われました。
曲目は「♪小さな勇気」。先日紹介した感動的な曲です。
私が感動ポイントとして挙げた歌詞の部分を,子どもたちも一番大切に歌いたいと考えました。
指導担当教師は,両手をグッと握りしめながら「この歌詞は大きな声で歌ってほしいんだけれど,運動会の応援歌というよりは,もっと温かく,優しく歌ってほしい」と子どもたちに語りかけました。
さらに,この歌詞に至る最後のフレーズ「そんな毎日が新しい明日を連れてくるから~」をだんだんと大きく歌っていこうとも話すと,それらの指導を踏まえ子どもたちは素直に歌います。
すると,歌は徐々に盛り上がりを見せていき,あの感動の歌詞に至るや,カタルシスにつながるとも思われるような感動が!(と言うとちょっと大げさかも知れませんが,でも,もうちょっと練習を積むとそんな感じになりそうです)。
赤泊の子たちが歌うから,この歌はこんなに輝いているのかしらと思えます。
毎日,こんな歌が流れる赤泊小学校。とっても素敵です。
■ 新潟日報「チャレンジ」の写真撮影 (10月6日)
新潟日報社から,地域ページの「チャレンジ」コーナーへの執筆依頼が届きました。
そこで,各学年から男女1人ずつの子が原稿を書いてくれました。
そして,この日,執筆した子の写真撮影が行われました。
お子さんによっては,少し,というかかなり気恥ずかしいようで,いつもはかわいらしい笑顔が,ぎこちなくなってしまうのはご愛敬。
掲載が開始されるのをどうぞ楽しみにされてください。
■ 5・6年 このグルーブ感!! (10月5日)
この日の午後,太鼓の裏打ちの音が体育館中に響き渡っています。
腹の底にも響くこの重低音!
一定のリズムが延々と繰り返されるうちに,絶妙なグルーブ感が生み出されていて,体育館にいなくても陶酔感に身を委ねてしまいそうです。
迷わず体育館に直行すると,ちょうど5・6年生の鬼太鼓の練習に熱が入っているところでした。
地域の倉田様をお招きして指導を受けるのは,今回が2回目となります。
みんな楽しそうですが,その目つきは燃えています!
練習後,倉田様から,シンプルな所作ほど実は難しい等の話をしていただきました。
浅生の鬼太鼓の基本的所作は受け継ぎつつ,その枠の中で細かな工夫をしていくこと。
例えば,長刀をただ振り回すだけでなく,その動きの中で如何に鬼を表現するか。
子どもたちにはこれが求められています。
子どもたちの工夫が光る鬼太鼓になるといいなあ。
また,校長室で倉田様からは「このくらいの年齢だと気恥ずかしさが勝ってもおかしくはないのですが,今年の5・6年生は照れずに素直に一生懸命踊っていますね」とお褒めの言葉をいただきました。
鬼太鼓を通じて,さらに大きく成長してほしいと思います。
■ 2・3年 絵画作品制作 (10月5日)
2・3年教室では,16人の子ども画伯が一心にキャンパスに向かっていました。画用紙ですけれど。
みんなとても上手です。
一人で黙々と取り組む子,他の子にアドバイスする子,他の子の手法を見て自分の作品作りに生かそうとする子と,取り組み方は様々ですが,一生懸命取り組んでいるのはみんな同じ。
素敵な作品が完成する予感がぷんぷんします。
文化祭の作品展にどうぞご期待ください。
*写真は3年生が多めになっています。
■ マラソン大会 (10月4日)
ついにこの日が来ました,マラソン大会!
それぞれの子どもたちが力いっぱい精いっぱい力を出し切った,素晴らしい大会になりました。
走り終わった子どもたちは,次の学年の走りを応援していました。
中には「がんばれ」と応援しながら併走する子も。
体育の授業に加えて業間マラソンでも走力を鍛えてきた子どもたちですが,それ以上の学びもあったのだと思います。
普段以上の力を発揮し,粘り強さも発揮し,最後まで走りきった子どもを見て,涙する教員も。
そうでしょう,そうでしょう!分かる,分かる!
子どもたちのがんばりに大きな拍手を贈ります。
みんな,がんばった!お疲れ様!
多くの保護者の皆様も応援に駆けつけてくださいました。
ありがとうございました。
■ 5・6年 マラソン大会後のp4c (10月4日)
この間の全校児童のがんばりを牽引した5・6年生。
マラソン大会後に5・6年教室を覗くと,p4cをとおして自分自身を見つめる姿がありました。
マラソン大会当日のみならず,業間マラソン(ついでに陸上練習も)でも,リーダーシップを発揮した5・6年生。
担任が「君たちは大きく成長した。学級としても大きく変わったし,成長した」と言うと,子どもたちは嬉しそうな顔。
子どもたちが自分の成長を自覚し,その思いを発言していく中で,ただ一人「そんなに成長したとは思えない。ぼく自身はそんなに変わっていない」と発言する子がいました。
すると,すかさず「ちょっと言わせて」とばかりに挙手する子がいました。
「〇〇さんは,マラソン練習中に,こんなすごいことをしていた。こんなこともしていた」。
別の子も「そうだよ,〇〇さんはさらにこんなこともしていたよ。〇〇さんは大きくなったと思うよ」と発言。
担任に「どうだ,〇〇さん?」と訊かれると,「嬉しいです」と少し恥ずかしそうに応えます。
これを見ていた私は,涙がちょちょぎれんばかりです。というか泣きました。
*赤泊小に赴任してから自分自身涙もろくなったなあと思いますが(給食のBGM♪北風小僧の寒太郎を聴いてウッときたくらいですから),この場面を見ていたら,そりゃあ誰でも涙が出ますよ。
子どもたちの発言を聞いていると「みんな」という言葉がよく聞かれるようになりました。
自分だけよければいいのではない,みんながいいと思えることが大事なんだ,そんな気持ちが見えるようです。
リーダーシップが育ってきている何よりの証左です。
この後,5・6年生は縦割り班ごとに自分の班員に向けてのメッセージを考え,給食の時間に放送しました。
班長,副班長の放送の後,5・6年担任でかつ体育主任の教師から,自分の子ども時代のエピソードを踏まえ,子どもたちを大いに褒め,そして「みんなでハッピーな学校をつくろう」と呼びかけがありました。
放送後,ランチルームから地響きのような大きな拍手が湧き起こって,私はまた涙が出そうになりました。
赤泊小学校に勤務していると,こんな感動ポイントが随所で見られます。
その後の昼休み。
1年生から6年生まで,仲良く砂遊びをしていました。
これも業間マラソンの成果でしょうか?
それにしても夢中になれる砂遊びっていいですよね。
ただし,昼休みが終わると,泥だらけになった子どもたちは,しっかり洗うようにと叱られていました。ははははは。
これもひとつの学びなのですよね,遊ぶのも叱られるのも。うふふふふ。
■ 1年 鍵盤ハーモニカを吹いているところ (10月3日)
この記事は,「鍵盤ハーモニカを吹いているところ」というタイトルですが,図工の時間の話です。
現在,文化祭で展示する絵画作品作りに余念がない1年生。
鍵盤ハーモニカを吹いているところを描いていたのです。
ちらっと教室を覗くと,みんなものすごく上手!
クレヨンで丁寧に色塗りします。
白い鍵盤はやっぱり白いクレヨンでごしごし塗るのですね。
力作ができあがることでしょう。
文化祭をお楽しみに。
■ 2年 カッターナイフでタワーをつくる (10月3日)
2年生は工作に勤しんでいました。
色画用紙を何枚か重ねて,円柱状に丸め,カッターナイフで一番上の色画用紙だけを切り取ると・・・あら不思議。
タワーに窓が設置されました。
最後の写真。窓を覗くと誰かいますね?
さらに,タワーの外側には階段など飾りを付けたりして・・・,カラフルで個性的な建物の建設中です。
おのおののタワーには何かコンセプトがあるのかな?
素敵なタワーがもうすぐ完成です。
みんなのタワーを並べれば,素敵な町ができあがりそうですね。
■ 3年 さらに読み取りを深めます (10月3日)
先日,3年生は国語で『ちいちゃんのかげおくり』をp4cで読み取りました。
この日,さらにp4cで読みを深めました。
このp4cもまた素晴らしい。
それぞれの子が読み取ったことが,どんどん出されます。
さらに友だちの意見を聞いて,新たな考えを思いつく子どもが多数。
意見が響き合っています。
授業の後半,まだ話し足りないのか,さらに問いが出されます。
p4cの最中も思いついた考えをどんどんノートに書いていくお子さんもいます。
教師も自分の指導プランがありましたが,急遽変更して引き続いてp4cに取り組むことにしました。
おそるべし3年生の読解力,おそるべし3年生の学習意欲,知的好奇心。うふふ。
素晴らしい学びの連発です。
■ 5年 じっくり考えているのです! (10月3日)
先日,5・6年生でp4cを行った後に,あるお子さんが書いた作文です。
「ぼくは,p4cで意見を言うことがなかなかできません。
たくさん発言できる人はすごいなあと思います。
みんなの話や先生の話を聞いていると,頭が爆発しそうになり,自分が考えていたことと混ざって,わけが分からなくなります。
だから,ぼくはp4cが得意ではありません。
その後,給食を食べながら考えたことは,この後に書かれていることです。(以下省略)」
5年生にして,自分の頭の中を,これほど理路整然と,そして端的に文章にできる表現力と自己認知力!
すごいと思います。
さらに,p4cが終わっても(給食を食べながらも),考え続けるその姿勢!
まさに重点目標「問い続ける」を具現化した姿の一つだと思います。
この日の国語でも,p4cで考えを深めました。
5年生,やっぱりじっくり,じっくり考えていました。
問いや分からないことについて,エイヤッ!と無理矢理決着をつけようとせず,分からないこと,曖昧なことはそのまま持ち続け,考え続けてほしいという願いが,3つの重点目標の1つ目「問い続ける」に込められています。
このような力をネガティブ・ケイパビリティというのだそうです。
そして,予測困難な時代,あるいは白黒つけがたいことがますます増えていく時代には,この力が大切なのだと思います。
悩み,迷う子どもたちよ,それでいいのです!がんばれ,子どもたち!
*1枚目の写真。あるお子さんのノートです。自分の考えがばっちり書かれていますね。すごいなあ。
最後の写真。今の国語の単元は原爆が題材になっています。その理解を深める書籍が教室に置かれていました。学ぶ環境が整えられていますね。