■ 1・2年,5・6年 マラソン試走 (9月30日)
マラソン大会が迫ってきました。
現在,どんどん走力を高めている子どもたち。
この日,1・2年生と5・6年生が合同でマラソンの試走を行いました。
軽快に足を運ぶ子もいれば,一歩一歩大地を踏みしめ,歩きたい自分と闘いながら走る子もいます。
沿道から,近所の方々の拍手が,あらゆる子どもたちの背中を強く押します。
ありがたいことです。
がんばれ!子どもたち!みんなが応援しているよ!
   

■ 3年 どうして,ちいちゃんには家族4人のかげぼうしが見えたのか (9月30日)
3年国語の『ちいちゃんのかげおくり』。
大人になればなるほど,涙無しでは読めなくなる名作です。
3年生はこの物語をp4cで読み深めます。
この日の問いは,子どもから出された「(家族3人は亡くなっているのに),どうしてちいちゃんは死ぬ間際に家族で揃っているかげぼうしが見えたのか」です。
もう問いを見ただけで泣けてしまう私。
この問いを考えた子の力量,この問いを選んだ3年生のメタ認知能力にも泣けてしまいます。
いい問いです。
さて,実際のp4cですが,これまた泣けてしまうくらい素晴らしいp4cでした。
意見が途切れることがありません。
バンバン意見が出される中で,話合いはどんどん深まりと広がりを見せていきました。
「でもさ,〇〇なんじゃないの?」と視点を転換させる発言もありました。
大抵,教師が視点の転換を促す発言をすることが多いのですが,このように子どもがp4cを深める発言をする姿がちらほら出始めました。
p4cを本格的に始めて半年。
自分たちでp4cをファシリテートする力がつき始めていると感じます。
       

■ 6年 主題に迫れる問いを考えるp4c (9月30日)
作家 高見順の『敗戦日記』で,昭和20年4月20日には「われは草なり」と呼ばれる詩が書かれています。
「われは草なり 伸びんとす」で始まるこの詩は,終戦間際の大変厳しい時期であるにもかかわらず,いや厳しい時期だからこそ強く生きたいと願う作者の強烈な思いが隠喩で表現されています。
この詩をp4cで読み深める前に,「どのような問いならば作者の思いを考えることができるか」をp4cで話し合いました。
すると鋭い意見がバンバン出されていきました。
問いを設定する段階から,高見順の生き方にも迫れるほどの話し合いに。
すごいと思います。
続きとなる問いの設定と課題解決のためのp4cは,1週間後の公開授業で行うことになりました。
子どもたちはどこまで高見順の生き方について深く考えることができるでしょうか。
指導する教師としては楽しみしかありません!
この日の3年生や前日の5年生と同じく,自分の学びを自分でつくるというメタ認知能力の育成にもつながるこのp4c。
「自分でつくる学び 自分でつくる学校」をめざす,いい学びが学校全体として積み重ねられています。
    

■ 5年国語 叙述に立ち返りじっくり考える(9月29日)
赤泊小学校は,「子どもがつくる学び 子どもがつくる学校」をめざしています。
この日の5年生の国語。『たずねびと』という教材を扱った単元に取り組んでいます。
前の時間には,単元の学習計画を,子どもたちと教師が一緒になって立てたとのこと。
子どもたちの考えや学びたいと思うことを中心にした学習計画ができあがりました。
自分の学びを自分でプロデュースする力が着実についています。
さて,この日は単元の3時間目に当たります。
子どもたちが立てた問い「おばあさんはアヤとどのような関係なのか。そしてどうしていつも供養塔の近くにいるのだろう」をp4cで探究します。
そのp4cの様子は2枚目以降の写真をご覧ください。
みんな,うつむいています。
これは決して落ち込んでいたり,がっかりしていたりしているのではありません。
下を向く視線の先には,教科書。
そうです。この日のp4cは,常に叙述に立ち返るという原則を遵守しながらの話し合いでした。
じっくり考えていて,言葉はぽつりぽつり・・・。
それでも友だちの発言の度に「ああー」などの言葉が漏れます。
決して意見が飛び交う,賑やかな(華やかな)p4cではありません。
でも,最後の写真をご覧ください。
これは担任の「よく考えた人は?」「友だちの話をよく聞いた人は?」などの問い掛けに,しっかりと挙手する5年生です。
素晴らしい話合い,素晴らしいp4cでした。
やるねー,君たち!
      

■ 5・6年 親善陸上大会 後日談というか当日談?(記事更新9月29日)
陸上大会後,6年生が教室に戻ると,なんとサプライズ!
5年生が,黒板にメッセージ。さらには6年生一人一人に手紙のメッセージ!
見ている私が泣けてきました。
6年生一人一人からは5年生に陸上大会の報告。
それぞれやっぱり誇らしげ。
いいなあ,君たち。
素晴らしいメンバーだと思うよ。
    

■ 6年 親善陸上大会プラス(記事更新9月29日)
素晴らしい学びの機会となった親善陸上大会。
プラスαとして,スナップ写真を1枚。
応援テントの中で,ある6年生から素敵な方をちらっと見かけたという話があり,6年生はみんな「えー!」っとすごく嬉しそう。
その方とは,彼らが2年生のときの担任の先生です。
現在は他の小学校でお勤めで,その学校の子たちの引率にお出でになっていたのです。
「ねえねえ,会いに行こう!」と誰言うとなく話が広がり,その学校のテントに会いに行くことになりました。(当然,私も付いていくでしょう。おもしろそうです)
さて,遠くからその先生を眺め,「やっぱり〇〇先生だよ」「そうだ,〇〇先生だ,ぎゃー」とこっそり盛り上がっています。
「ねえ,声かけようよ。誰が声かける?」「〇〇さん,お願い」「いやいや〇〇さん,声かけてよ」と急にシャイになる6年生。
他校の先生方や応援の保護者からすごいと褒められるほど,あんなに元気に返事や挨拶などしていた姿はどこに行った?
それでも意を決した子たち数人が,小さな声で「〇〇先生・・・」と呼ぶと,気付いてくれた元担任の先生が寄ってきてくれました。
思いがけない邂逅です。
みんなで集まったところを,ぱちり。
それにしても,なんて人懐っこい子どもたちでしょう。みんないい顔。

■ 6年 佐渡市小学校親善陸上大会(9月28日)が終了しました。
6年生の子どもたちは,これまでの練習の成果を出しきり,「力いっぱい精いっぱい」
走って,跳んで,応援することができました。
返事や挨拶が素晴らしいと褒められたり,他校の子どもたちとの交流したりと,赤泊小の代表としてがんばることができました。
「最高だぜ!6年生」
 


■ 6年 佐渡市小学校親善陸上大会(9月28日)No.6
〇ミックス400mリレー!
(2)
 

〇リレー後のテント
 戦い終わって,ほっとした7人の面々。朝から,いや夕べからずっと緊張していたものね。お疲れ様。



■ 6年 佐渡市小学校親善陸上大会(9月28日)No.5
〇ミックス400mリレー!

 いよいよ最後の種目,ミックス400mリレー。招集場所の4人。みんないい顔!!

 


■ 6年 佐渡市小学校親善陸上大会(9月28日)No.4
〇男子走り幅跳び本番!しっかり足を前に出して,ナイスフォーム!

 


〇女子800m。根性の走り!
 


〇男子1500m。気持ちが見えた。激闘!
 

■ 6年 佐渡市小学校親善陸上大会(9月28日)No.3
〇男子100m走。思いの丈を込めた走り。


  


■ 6年 佐渡市小学校親善陸上大会(9月28日)No.2
〇女子100m走の激走。素晴らしいスタートでゴールまで駆け抜けました。



〇男子走り幅跳び練習。高さが出ていていい感じ。本番に期待です。
 



■ 6年 佐渡市小学校親善陸上大会(9月28日)No.1
陸上大会に向け,7:00に漁港前を出発した6年生。
無事に佐渡市陸上競技場に到着し,アップをスタートしました。
少し肌寒い日ですが,自分の競技に向けしっかりアップをして,自己ベスト目指してがんばります。

   


 5・6年 鬼太鼓 講習&実技指導(9月27日)

今年も地域の倉田様から鬼太鼓を教わります。
始めは鬼太鼓の起源や所作の意味など,概要についてのお話でした。
これがまたおもしろい!
倉田様の子どもの心をとらえる話しぶりも上手く,子どもたちは話に引き込まれつつ,一心にメモを取ります。
たっぷり1時間の講義の後,いよいよ体育館で実技講習。
マットを太鼓に見立てつつ,バチでリズムよく打ちます。
♪どんどこどこどこ,どんどこどん
などと,口々に調子を取りつつ打ち続けていると,裏打ちが醸し出すグルーブ感に身を委ねたくなります。
倉田様の指導方針として,基本はしっかりと伝授しつつ,子どもたちの創意工夫が生かされる鬼太鼓を構想されているとのこと。
そもそも鬼太鼓は,伝承される側の思いが組み込まれつつ,時代とともに少しずつ変わりながら継承されているそうです。
赤泊小の5・6年生が生み出す鬼太鼓はどんなものになるのでしょうか。
とても楽しみです。
    

 10月の生活目標と各種表彰(9月27日)
この後の記事の全校p4cの前に,翌月の生活目標「やりとげよう 最後まで」について,担当教師から指導を行いました。
合い言葉は「すてき」です。
・「す」すみずみまで
・「て」ていねいに
・「き」きもちをこめて
覚えやすく,ポイントを端的に示すことにより,効果的な指導を行いました。


生活目標の後は,各種表彰。
夏休みの課題だった科学研究で優秀な成績を修めた子どもたち,野球大会で優秀な成績を修めた子どもたちに賞状を渡しました。
子どもたちはみんな誇らしげです。
おめでとう!
 

 第1回 全校p4c(9月27日)
全校児童が一堂に会して行った全校p4c。
この日が第1回目となります。
ファシリテーターは,何と6年生のお子さん!
全校の子どもたちが選んだ問いは,「人は死んだらどこに行くのか?」です。
おおー!
この難問に50人の精鋭はどう挑むのか!?
この問いを出したお子さんから発言はスタート。その後,どんどん発言が重ねられます。
「死んだら,魂になって,さまようと思う」「もしも恨みがあったら,幽霊になって化けて出るよ」「天国か地獄に行くんだよ」など,思い思いの発言が続きます。
「じゃあ,天国と地獄ってどこにあるの?」という発言に対して,「空の上にある」「天国は空の上にあるけれど,地獄は地面の下にある。だって,天国は「天の国」と書くし,地獄の「地」は地面の「地」だから」なるほどー。
すると衝撃発言が!
「天国とか地獄なんてなくて,誰かがついたウソなんだ」え”ー!
「だいたい,天国や地獄を見た人なんていないし」「そうだよ,神様を信じている人が言っているだけなんだ」・・・。
ここで教師が発言。「じゃあ,天国と地獄はないと思う人に訊きたいんですが,天国と地獄は本当はないとしたら,なんのためにウソをついたのかしら?」
すると,パパパッと手が挙がりましたが,ここでタイムアップ。
もう少し時間があれば,さらに盛り上がったのでしょうね。
各教科の年間指導計画に載らない全校p4c。
でも,とても大切な時間だと考えています。
      

 1年 ダイナミックな算数(記事更新9月27日)
9月26日。1年教室の隣のフリールームを覗くと,1年生もダイナミックな算数を展開中でした。
子どもたちは大量の積み木をグループ分けしています。
どんな観点で分けるのか,試行錯誤し協働的に行うことで大きな学びにつながります。
さらに,子どもたちはグループ分けした積み木を積み上げていきました。
円柱は平らな底面を下にしないと積み上げられないとか,底面が広い方が安定するとか。
この作業でも様々な学びがあります。
机を使わず,身体的な操作活動を行いながら学ぶ授業。
子どもたちは課題意識を持ちながら,嬉々として活動しています。
   

 5・6年 陸上大会についてのp4c(9月26日)
親善陸上大会を数日後に控えたこの日。
5・6年生は,陸上の指導者教師を交えてp4cをしました。
問いは「今まで陸上練習してきて,自分はどのように成長したのか。みんなどう思う?」!!
かー!しびれますねー!
足を痛めて,途中で数日間見学を余儀なくされた子は,見学しているときにどんな気持ちで見学し,厳しい練習に復帰したときにどう思ったのか。
リレーのバトン渡しで,何回やってもうまくいかなかった子は,どのようにして克服して,スムーズなバトンパスができるようになったのか。
練習し始めの頃は,やれと言われていたから仕方なく練習していた子は,どんな思いから積極的に,そして主体的に練習に取り組むようになったのか。
子どもたちは,一人ずつ 自分自身を見つめ,少しずつ言葉を紡ぎながら,話していきました。
課外陸上練習は子どもたちにとって大きな体験です。
陸上練習に精いっぱい取り組んだ結果,そこに内在される多様な道徳的価値に気づき,p4cをとおして明確化させたこの時間。
話し合いを練り上げるという性質の問いではありません。
みんなで話し合う中で,自分自身を深く見つめる問いでした。
そして,子どもたちは自らを振り返り,そして陸上大会に対する気持ちを高めることにつなげました。
授業の最後に5・6年生は6年生のキャプテンに向けメッセージを贈りしました。
すると,キャプテンもお返しとばかり一人一人に,メッセージを贈りました。かー,泣けます。
5・6年生のみんな。君たちは,課外陸上練習をとおして君たちは大きく変わり,大きく成長しましたね。
あとは大会当日に,自分を力いっぱい表現してください。
健闘を心から祈っています!
     

 1~4年体育 マラソンコース試走(9月26日)
当校のマラソンコースは往路は下り坂,復路は登り坂となっています。
ゴール直前の登り坂は子どもたちにとっては胸突き八丁,心臓破りの坂なのでしょう。
箱根駅伝で言えば,5区の権太坂!
子どもたちが一歩ずつ進める足取りは,真っ赤な顔ではありますが,しっかりとした力強さを感じます。
がんばれ,山の神たち!
    

 1年道徳 好き嫌いにとらわれない(記事更新9月26日)
9月22日に1年生の道徳の授業が校内職員向けに公開されました。
主題は「好き嫌いにとらわれない」です。
仲のいい友だちだけをひいきするのではなく,みんな公平に接しようというとする気持ちの育成を目指します。
教材文では,ぷうたが悩む場面がありますが,そこに焦点を当てて,子どもたちはp4cで一生懸命考えました。
以下は授業終盤での振り返りです。
「ぷうたのすごいところは,けんちゃんに4個渡そうとしたけれど,3個にしたその気持ちが,すごいなと思います。(だって後ろにいる人のことを考えているから。)ぼくも,そうなりたいです。」
「ぷうたのすごいところは,けんちゃんとはなかよしなんだけれど,飴を他の子と同じ数だけにしたことです。なぜかというと,あげたくても,みんなことをすごく考えたからです。これからぼくは,友だちの気持ちをもっと考えられるようになります。」
自分の今後の生き方にも言及した振り返りが多いのはさすが1年生。
いい勉強しましたね。
   

 1年国語 様々なスタイルで音読に習熟する(9月21日)
1年教室を覗くと,1年生だけで一生懸命に音読練習をしていました。
保健室に行く子どもの付き添いで,担任は不在だったのです。
まもなく担任が戻ってくるまで,誰一人として席を立つ子はいず,みんな熱心に音読練習を続けていました。
1年生にして,この学習規律!本当に素晴らしいです!
さて,担任が戻ってくると,今度は担任と一緒に音読練習です。
座っての音読から立っての音読,一文ごとに一人ずつ読む「まる(読点)読み」,読み始める子を替えて再び「まる読み」,全員が一斉に声を揃えての音読・・・。
様々なバリエーションを駆使しながら,子どもたちが飽きずに音読に習熟できるよう工夫されていました。
担任に訊くと,この他にも,子どもと担任が交代で読み進める交互読み,担任の後に同じ文を音読する「やまびこ読み」,ペアや3人グループでの読みなどなど,音読という教育活動一つをとっても様々な方法があるとのことです。
音読の後は,説明文の読み取り。
前の授業で行った文章の読み取り方を,別の文章にも応用させての読み取りでしたので,子どもたちは学習方法をすぐに理解し,どんどん読み進めていました。
また,黒板に書いた文字をノートに写す作業も,ものすごく丁寧です。
子どもが書いていると,机間指導をする担任から適宜声がけをされています。
さらに書き終わった子は,担任のところにノートを持っていき,大いに褒められています。
1年生になって,半年。
学習規律ばっちりの1年生。鍛えられていますね。
子どもたちが安心して学習していることが見て取れます。
学習規律がしっかりとしているか否かは,学力の向上に大きく影響します。
この調子なら,今後も大きく期待できますね。
   

 3・4年社会 私は社長! (9月21日)
この日のp4cの問いは,「シウマイ工場をつくるなら,どんなところがいいか」です。
シウマイ会社の社長になったつもりで,工場に適した立地条件について考えます。
気分は社長!そして,このp4cは会社経営の重役たちの集まりというわけです。
「人がたくさんいるところがいいよ」「シウマイを食べる人がたくさんいるところね」「いやいや,シウマイを普段食べられない地区がいいんじゃないの。そっちの方が売れるよ」「世界の困っている人たちにあげられるような場所がいいんじゃないの」・・・。
意見が対立して盛り上がります。
「人がたくさんいる場所より,人があまりいなくて広い土地がある場所がいいよ」「港や空港の近くがいいと思う。そういうところだと観光客とかがたくさん食べに来てくれるし」「シウマイの材料の小麦を輸入するためにも港の近くがいいね」「やっぱり交通網が発達しているところがいいんだよ」・・・。
「〇〇さんも言っていたんだけれど」と友だちの意見を聞いて考えがひらめく子も多数。
かなり内容が濃いp4cになっています。やはり問いがいいと,p4cも充実しますね。
このp4cで,現代の物流事情について考えることにつながりました。
最後から2枚目の写真。自分の考えをノートに図で描いている間も,発言したいと挙手する子。
なんと発言意欲,学習意欲が旺盛なのでしょう。
一番最後の写真。授業が終わっても,自分のアイディアを補強するために,地図帳を示しながら教員に質問する子がいます。
「先生,地図帳を見ると,ホタテは北海道より青森の方が採れる場所が多いのに,どうして北海道から輸送される量が多いのですか?」と訊いていたのです。
すごい,すごい!本当にすごい!
いい勉強をしていますね,3・4年生のみんな!
      

 3・4年総合 赤泊小唄 (9月21日)
もう一丁,3・4年生!
地域にお住まいの方,赤泊小唄の踊りの先生から学校にお出でいただき,子どもたちは本格的に踊りを習いました。
基本的な動きはしっかりイメージされているようで,しなやかな手や指の動かし方や視線,重心を低くする膝の使い方等,細かな点にも気を配る力の入れようです。
上手にご指導くださったお陰で,かなりいいんじゃないのー,君たち!
楽しみながら学びを重ねている子どもたちです。
   

 台風一過 (9月20日)
台風が佐渡を通り抜けましたが,子どもたちは元気にしてますか。
前庭で1年生が育てているアサガオは,一時避難していました。みんな無事です。
もしもお子さんに事故やけが,お住まいの家屋に損壊等がありましたら,学校にお知らせください。

さて,台風一過とは言え,曇り空が広がっています。
この日は休校ですが,職員は通常どおり勤務しています。
職員室では職員が脇目もふらず一心に勤務に励んでいます(脇目くらいはふったかな)。
ベランダでは介助員さんと庁務員さんが,夏の草木の後片付けをしてくださっていました。
明日,子どもたちに会えることを,職員一同待っています。
  

 楽しい登校 (記事更新9月20日)
撮りためてある写真の中から,ほっこりするスナップ写真を1枚。
校舎前の石段を上がるのは結構な運動量でしょうが,子どもたちはそれさえも遊びに転換してしまうたくましさを持っています。
下の写真。よく見ると,じゃんけんをしていますね。「♪ち・よ・こ・れ・い・と」「♪ぱ・い・な・つ・ぷ・る」と言いながら階段を上がる,あれです。
朝から楽しそうだね,みんな。

 昼休みも楽しい怖い話 (記事更新9月20日)
今日も今日とて怖い話。
校長室に集まってくる子どもたちの様子が最近少しずつ変わってきています。
私が話の途中で「わー」などと突然大きな声を出すと,子どもたちも「ぎゃー」と盛り上がるのは今までどおりなのですが,どうか写真をご覧ください。
今までは写真奥のソファは,校長が座って怖い話をする指定席だったのですが,この写真では代わりに子どもが座っています。
このお子さんは,「私の怖い話を聞いてもらってもいいですか」と自分が聞いたり読んだりした怖い話,自分が創作した怖い話を披露してくれているのです。
このように校長の話を聞くだけでは飽き足らず,自分からも怖い話する子が何人か出てきました。
バイタリティあふれる子どもたちの素晴らしさを感じます。嬉しいことです。
ん?も,もしかして,これは火の着いたろうそくを100本立てて・・・の「百物語」になりそうな予感。お,おそろし~。うふふ。
子どものみなさん,校長室はいつでもウエルカム!待ってるよー。

 5年道徳 ハインツのジレンマ (9月16日)
5年生もハインツのジレンマについてのp4cで考えを深めました。
ハインツのジレンマとは, 「ハインツは妻を助けるために薬屋に泥棒に入るべきか否か」というあらすじの教材文で,遵法精神と生命尊重のジレンマにハインツが悩む物語です。
数日前に6年生がハインツのジレンマを扱ったときには,素晴らしい問いが設定されました。
私見ですが,道徳を含む教科指導でp4cをする際には,どのような問いを子どもたちが設定するかが大きな鍵となると考えています。
そして,いい問いを設定できるということは,その問いによってどのようなp4cになるか予想できる,ある意味メタ認知能力にもつながると言っていいと思います。
さあ,5年生はどうでしょうか!
この日5年生が設定した問いは,「ハインツは泥棒に入ると決めたのに,なぜいつまでたっても泥棒に入らずに悩んでいるのか」でした!
しびれますねー,本質に迫る素晴らしい問いだと思います。
ただし,実は,問いの設定に子どもたちは散々悩み,その結果,多くの時間がかかってしまい,話合いの時間は10分間程度しか取れませんでした(涙)
それでも,子どもたちがじっくり考える,いいp4cになりました。
5年生は全員,「法律を守ることよりも命を優先しなければならない場合はある」という考えに行き着きました。
問題解決するにおいては,課題設定能力が成功の7~9割を占めるとも言われます。
子どもたちにはこれからも課題設定能力を磨いていってほしいと思います。
  

 3年国語 ローマ字 (9月16日)

3年生は国語でローマ字の特訓中です。
フラッシュカードで示された文字を瞬時に読んだり,一画一画丁寧に書き取りをしたり,様々な角度からローマ字に習熟していきます。
が,まだ習い始めたばかり。
習熟するにはきっと時間がかかるでしょうが,何回も練習したり,タブレットでキーボードを叩いたりする中で,身に付けてほしいと思います。
がんばれ,3年生!
  

 3・4年 赤泊小唄 (記事更新9月16日)

マーチングバンドも演奏する『赤泊小唄』。
赤泊を代表する民謡です。
これまで総合的な学習の時間で赤泊小唄について調べてきた3・4年生。
今後地域の方からお出でいただき,子どもたちが直にインタビューさせていただく機会を設ける予定です。
その前に,赤泊小唄を踊っている様子を撮影した動画を入手できたので,上映すると,子どもたちは身体がうずくのか,立ち上がってどんどん踊り出すではありませんか!
教師が「踊ってみましょう」などと声掛けしたわけでもないのに!
それもものすごく楽しそうに!
素晴らしいの一言に尽きます!
見よう見まねの踊りですので,それぞれ子どもたち一人一人の独創的な踊りが展開されていますが,それもまたよし!
本当に素敵な子どもたちです。
3・4年生は赤泊小唄をどのように学ぶのか。今後の学習の展開がものすごく楽しみです。
   

 広がっていくあいさつ運動 (9月15日)
毎朝,何人かの子どもたちが玄関前に立って,あいさつ運動をしています。
中には,自分の当番ではないのに,自主的に立ってくれている子も。
また,縦割り班ごとでも行っていることから,低学年の子が元気よくあいさつ運動をしている姿も見られます。
終わると,「やってみてどうだった?」と反省会をして次につなげます。
少しずつ少しずつ,あいさつ運動の輪が広がっています。
   

 1年道徳 仲間のために強い心でがんばり抜く (9月15日)
1年教室を覗くと,ちょうどp4cの真っ最中でした。
道徳『わきだした みず』を教材に子どもたちは考えを深めます。
教材文は「日照りが原因で池の水が少なくなってしまい、そこに住む魚たちのために,主人公のカニが池に水を流し込もうと何日も頑張って穴を掘り続ける」という内容です。
1年生はそれぞれ同趣旨の内容も何回も発言していましたが,一人一人が話す内容がだんだんと深まっていく様子が見られました。
また,「〇〇さんの意見を聞いて思ったんだけれど・・・」と友だちの話から考えを深めた発言も聞かれました。
1年生でも,これほどしっかりと話し合い活動ができるのですね。
担任は,適宜話の聞き方やp4cのルールについての指導を適宜はさみ,よりよい話し合いができる力の育成を図っていました。
子どもたちは,友だちの意見を大切にすることで,互いの信頼関係を深め,ますますいい学習をつくっているなあと感じます。
  

 5・6年図工 「(5年)立ち上がれ!ワイヤーアート」「(6年)未来のわたし」(9月15日)
5・6年教室を覗くと,子どもたちは全集中!
工作の真っ最中でした。
5年生は現代芸術に挑戦。
針金を折ったり曲げたり巻き付けたりして,自立型のアート作品を制作しています。
センスが磨かれる学習で,制作途中で新たなひらめきも生まれることでしょう。
自分の感性を頼りに制作する楽しさも味わえたのだと思います。
新たな才能が花開く予感がします!
一方,6年生は彫塑に挑戦。
自分の夢を実現している将来の自分自身を模した人形を作っています。
針金で骨格を作り,そこに紙粘土をくっつけていきます。
見た目以上に難しい作業ですが,素敵な作品が完成する予感がぷんぷんします!
いずれも楽しく感性を磨く授業です。
     

 5・6年課外陸上 現地練習(9月15日)
親善陸上大会の本番会場は一周400m(ちなみに当校のグラウンドは148m)。
地面はオールウエザー対応(ちなみに当校はもちろん土!)。
スタンドの観客席が取り囲む,ひたすら長いトラックと,ひたすら広いフィールドは,陸上大会前に,子どもたちに是非体感させておきたいとの思いがありました。
そこでこの日,真野小学校さんと合同で現地練習を実施しました。
現地では,子どもたちは「すごく走りやすい!」との感想を持ったようです。
当日は自己ベスト目指して 力いっぱい 精いっぱい がんばれ!
   

 RUN RUN RUN! (9月14日)
秋晴れの中,そしてさわやかな風が吹く中を子どもたちは走り抜けます!3連発!
【その1】
2時間目,3・4年生がマラソン練習をしていました。
マラソン大会のコースの確認をするようです。
まずはグラウンドを走ってから,息を整えて,しゅっぱーつ!
いってらっしゃーい!
【その2】
その後の業間マラソン。
この日も縦割り班ごとに,「今日はどうやって走るか」打ち合わせしてから,走り始めます。
互いに声を掛け合い,励まし合いながら走る子どもたち。
笑顔で楽しくトレーニング♡
教員も走ります!
子どもたちが脇を通り過ぎるとき,さわやかな風が通っていきました。
【その3】(先週の写真も含みます)
放課後,課外陸上練習。
5・6年生の「はいっ!」という気合いの入った声がグラウンドに響きます。
全体練習,種目ごとの練習に加えて,リレーのバトン練習も入念に行っていました。
汗が光っているねえ。とっても素敵ですよ,君たち!
     

     

     

 2年国語 「ワラビーにとって歯茎の治療はどれくらい痛いの?」 (9月14日)
教科指導でp4cを行うときには,学習のねらいに迫れる問いが立てられるかどうかというのは,学びの効果において重要な要素です。
国語,それも教材文の読解の場合には,常に教科書の叙述に立ち返りながら話し合うことが大切なのだろうと考えています。
2年生が学習していたのは『どうぶつ園のじゅうい』という説明文。
この日,2年生が立てた問いの一つは,「動物にとって歯茎の治療はどれくらい痛いの?」でした。
「すごく痛い」とか「ものすごく痛い」とかで終わらせず,「教科書の〇ページの〇行目に,歯茎の腫れたワラビーの治療をするときには,ワラビーが暴れるということが書かれています。載っている写真では3人の人がワラビーを押さえつけています。暴れなくちゃならないほど,飛び上がるほど痛いんだと思います」などの意見がばんばん出されていました。
教科書の叙述を根拠に自分の意見を表明できるなんて,さすがです。
2年生のみんな,着実に力がついていますね。
  

 3年国語 漢字の偏(へん) (9月14日)
3年教室を覗くと,知的好奇心をくすぐられまくっている3年生がいました。
子どもたちは漢字の部首のうち,特に偏(へん)について学習していたのです。
様々な活動をした後,「にんべん,さんずい,きへんなどが付く漢字はそれぞれどれくらいあるか,挙げてみよう」という課題に取り組みました。
始めは勢いよくノートに向かっていた子どもたちですが,しばらくすると「う~ん」と虚空を見据えるようになりました。頭の中は大嵐なのでしょうね。
ときどき,「あ,あった!」と嬉しそうにノートに書く姿が見られます。
教師が「もう思いつかなかったら漢字ドリルを見てもいいんだよ」と言っても,う~んとうなったまま,なかなかドリルを見ようとしません。
きっと,自分の頭の中だけで解決したいんですよね。
ついに諦念の境地に達してしまった子は,それでも教室を見回して答えとなる漢字がないか探したり,友だちの名前に該当する漢字がないか考えたり・・・。
おっ!なんだか分厚い本を見ている子がいますね。
「ねえ,何見ているの?」とばかり覗き込む隣の子。ははは,国語辞典でした。
そして,タイムアップ。「あー,おもしろかった」と知的好奇心が満たされた子どもたち。
いやいや,まだ満たされず,家庭学習でも取り組みそうな勢いでしたよ。
たとえ,すぐに取り組むことはないとしても,いい自主学習のネタを得ることが出来たようです。
 
 

 臨時PTA総会 (記事更新9月14日)
9月13日の夜,臨時PTA総会が行われました。
会員の皆様の声から,赤泊小学校PTAの役員組織とPTA活動を見直すため,「PTA役員組織・PTA活動検討委員会」が立ち上げられ,これまで議論を重ねてくださっていました。
この日の臨時総会で,この検討委員会から大胆な改革が提案され,活発な審議の上,改革案が可決承認されました。
ご多用の中,お出でくださった会員の皆様に感謝申し上げます。
今後とも子どもたちの健やかな成長のために,ご理解,ご協力をいただけますようお願い申し上げます。
 

 5・6年 ミシンで,レッツ ソーイング! (9月13日)
家庭科室では,5・6年生が家庭科の学習をしていました。
ミシンを使って,6年生はトートバック,ナップサック作り,5年生は裁縫用練習布で直角縫いと返し縫いの練習です。
ミシンの回りに集まって,友だちの手元を見つめる目。
互いに教え合いながら,ミシンを上手に使いこなす姿。
裁縫は一人一人の個人活動でありながら,みんなで課題解決する活動になっていました。
教え合い,支え合う5・6年生。とってもいい雰囲気の中,活動は進められています。
1枚目の写真。撮影直後に指導担当教師から「ほら,密になってるよ」と声を掛けられていました。ははは。気持ちは分かるけれど,気を付けようね。
   

 4年 子どもたちが自ら計画を立てる学習 (9月13日)
放課後4年教室を覗くと,6限の国語の板書が消されずに残されていました。
たまたま担任がいたので訊くと,これから学習する国語の有名教材『ごんぎつね』の学習計画を子どもたちが立てたとのこと。
全10時間のうち,7~9時間目を子どもたちがどのような学習をしたいか考えたのだそうです。
発展学習として計画されたプランは3つ。
①紙芝居を作る(結末を替えたいみたいです)
②時代設定を未来にしたごんぎつねを新たに創作する
③スマブラ版ごんぎつねを作る(スマブラってなあに?)
『ごんぎつね』という物語は,ごんの思いと兵十の思いがすれ違いのまま悲劇的な結末を迎えます。
4年生の,「まっすぐな思いは報われてほしいという願い」がこの学習計画に表れているではないでしょうか。
思いをもって物語を読み込み,登場人物の心情や叙述を読解する過程の中で,子どもたちの思いも是非遂げてほしいと思います。
素敵な学びの予感がぷんぷんしますね。
まさに子どもがつくる学びの序章です!

 家族に対する想いを共に考える会 (9月13日)
曽我ひとみさんをお招きして,「家族に対する想いを共に考える会」を開催しました。
全校の子どもたちが曽我さんからお話を伺います。
平穏な日常生活を送っていたある日,突然拉致され,家族と離ればなれになってしまったことや異国の地での生活,24年間の心の支えとなっていたものなど,実体験に基づいた重いお話は子どもたちの心に響いたことと思います。
また,「家族に対する思いを改めて見つめてほしい」などのメッセージも子どもたちには重く受け止めてほしいと思います。
ご講演後,校長室で曽我さんと話をする中で,「赤泊の子どもたちが,私が話すと返事をしてくれたり,問い掛けるとしっかりと応えてくれたりして,しっかりと聞いてくれているんだなあと嬉しかった」という言葉をいただきました。
また,曽我さんの話に対して,5・6年生で感想発表する子が大変多く,そこにも感銘を受けられたとのことでした。
この感想発表で,コミュニティーボール代わりにマイクをやり取りし,どんどんと発言する様子は,友だちの話の聞き方も含めて,やはりp4cでの学びがここでも生きているなあと感じます。
赤泊の子どもたちには,これからも家族を大切に,人を大切にしていってほしいと思います。
    

 3年国語 まるでp4c (9月12日)
金曜日にp4cで考えを深めた3年生。
この日の国語は,2枚のポスターの違いから,ポスター制作意図や工夫を読み取る学習です。
2グループに分かれて,子どもたちはどんどん意見を聞き合い,出し合いしています。
互いの意見を尊重する姿勢。友だちの意見から思いついた意見を発言し,話し合いを深める様子。
コミュニティ・ボールこそ使っていませんが,これはまるでp4cですね。というかp4cの理念が普段の話し合いでもしっかり生きていると言っていいでしょう。
お見事,3年生のみんな!
  

 業間マラソンスタート! (9月12日)

マラソン大会に向け,体育の授業でも既に持久走に取り組んでいる学年もありますが,この日から業間休みの時間にもマラソン練習に取り組んでいます。
今年の業間マラソンは,縦割り班ごとに練習します。
互いに声を励まし合いながら,下級生を気遣いながら,走ります。
走り終わると,みんな満足そうな表情です。
「今年は,歩く子がほとんどいないですね」とはある教員の話。
縦割り班でチームになって練習することにより,自分の学年としての立場をかなり意識していたのでしょうか。
それぞれの立場でがんばったのでしょうね。
持久力をつけるだけではない,この業間マラソン練習。
いい学びを重ねることが出来そうです。
  

 6年道徳 ハインツのジレンマ(9月12日)
3年生,4年生に続いて,6年生でもハインツのジレンマでp4cをしちゃいました。
一緒に参加してみて,つくづく思ったのは,「やっぱり6年生だねー」。
3年生では,「泥棒はどんなことがあってもダメ!」という意見一色。
4年生では,さんざん逡巡した結果,「やっぱり泥棒はダメ」という考えが多かったのです。
しかし,6年生は全く違いました。
「泥棒はしないにこしたことはないけれど,命を救うためなら仕方がないと思う」「法律を守ることよりも命が大事」という意見が多くを占めました。
p4cに参加した私も子どもたちをぐらんぐらん揺さぶりましたが,多くの子どもたちの意見は変わらず。かえって自分の考えを強化させた子どもたちが多かったのです。
アメリカの心理学者コールバーグの道徳性の発達段階の尺度に当てはめると,3・4年生の段階から明らかに一つレベルが上がっていました。
かなり悩んだあげくに泥棒はダメを選んだお子さんもいましたが,選択した理由を聞くとこの子らもレベルは道徳性の発達段階では一段上がっています。
そもそも立てた問いからして,本時のねらいに迫る「ハインツは泥棒をしてもいいのか?」ですもんね,素晴らしい!
さすが,6年生,お見事!まいりました!!
   

 読み聞かせ (9月12日)

読み聞かせボランティアの皆様からお出でいただき,子どもたちに絵本の読み聞かせをしていただきました。
食い入るように絵本を見つめ,ボランティアの方々の声に耳を澄ます子どもたち。
素敵な時間が流れていました。
子どもたちへの素晴らしい教育を提供してくださったボランティアの皆様に心から感謝を申し上げます。
   

 3年国語 ポスターについて語る (9月9日)
3年生が掲示板に向かってp4cをしています。
掲示板には数種類のポスターが貼ってありました。
教師がポスターについてp4cをすると宣言すると,様々な観点からの意見がバンバン出されます。
ポスターの目的や書かれている内容,貼られている場所とそのねらい,人の目を惹くキャラクターの使用の工夫などなど,友だちの発言に関連づけた発言が多数にのぼり,このまま続けたら,p4cは果てしなく広がっていってしまうのではないかと思われました。
「ポスターって大きな招待状みたいだね」「ポスターってテレビで言えば,ミニニュースみたいな感じなんだね」など,教師のコントロール下ではなかなか出てこないような発言も。
学びを子どもの思考に合わせ,思い切って子どもの手に委ねることによって,かえって深い学びにつながることを改めて実感しました。
また,p4cでは必ずしも積極的に発言しないとしても,じっくり友だちの話を聞くことにより,しっかりと学ぶことができると言われます。
日々着実に力をつけている3年生。
「先生,このことについてp4cやったらどうかな?」
そんな声も聞かれるようになっているとのこと。
すごいなあ,君たち!
  

 4年国語 語彙を豊かに (9月9日)
4年教室では子どもたちが国語辞典に付箋をバンバン貼っています。
国語辞典を見て,自分の知っている語句を見付けたら付箋を貼っていく活動をしているのです。
語彙を豊かにすることがねらいです。
辞典に付箋がたくさん貼ってあると,これだけ勉強したんだ,もっとがんばろうと励みになることでしょうね。
中にはたくさん貼られたため,1学期末で一旦全ての付箋を取って,2学期からまた新たに貼り始めた猛者もいるのだとか。
学習意欲旺盛な4年生です。
   

 図書室は秋バージョンに模様替え (記事更新9月9日)
今年の中秋の名月は9月10日になるのだとか。
残暑厳しい中ではありますが,秋はすぐ近くまで来ていますね。
そんな中,図書ボランティアの皆様が図書室の掲示物を秋バージョンにアップデートしてくださいました。
季節ごとに替えられる掲示は毎回とっても素敵なものになっています。
掲示物のキャラクターたちはみんな楽しそうです。
子どもたちもみんな図書室に行くのが楽しみになるでしょうね。
ありがとうございます。
 

 3年算数 ダイナミックな学習2 (記事更新9月9日)
9月1日の記事で,3年生が廊下で学習するダイナミックな授業を紹介しました。
9月8日,3年生はついに校舎を飛び出してしまいました!
前庭やグラウンドに出て,様々なものの長さを測りまくっています。
「メジャーをまっすぐにして」「僕が記録しておくね」など様々なことを話しながら,グループごとに活動していました。
教室に戻って活動結果を共有してみると,ほとんどの班が多少の誤差はありましたが,ほぼ一致した測定結果だったことが分かりました。
正しい測り方を身に付けた証拠ですね。
とっても楽しく学んでいた3年生でした。
   

 2・3年朝の歌 (9月8日)
朝の会の時間帯に2・3年教室を覗くと,ちょうど朝の歌を歌っているところでした。とっても上手!
私は朝から目頭が熱くなってしまいました。
年齢を重ねると涙もろくなってしまうのでしょうか。
曲は「♪小さな勇気」。とても素敵な曲です。
私が好きなフレーズは,「届けて 受け止めて 思いを寄せ合う / そんな毎日が 新しい明日を 連れてくるから」。
まるでp4cを想定しているかのような歌詞です。
そしてこんな歌詞が続きます。
「この胸の中 今は小さな勇気だけど いつか誰かを愛せるように 強くなってみせる」。
私の涙腺が緩むポイントはまさにここ!
子どもたちが,自分たちの将来にわたる目標を定め,それに向かってがんばっていこうとする姿。そんなイメージを私は持つのです。
この歌をどの学年もまっすぐに歌っている様子を見られるのは,私の役得ですね。
 

 1・2年音楽 (9月8日)
音楽の話題をもう一丁!
4時間目,音楽室から素敵な裏声が聞こえて来たので覗きに行くと,1・2年生が音楽の勉強をしていました。
朝も歌っている「♪小さな勇気」と,「COSMOS」,「ありがとうの花」をきれいな歌声で歌っています。
教師の指導による伸びやかで楽しげな歌声は,間近で聞くとまた格別です。
「次は,『♪どれみのキャンディー』です」と教師が言うと,子どもたちはすぐにその歌を口ずさみながら教科書を開きます。
音楽を楽しんでいるなあと感じます。
この歌は最初は通常通り歌い,2回目は振り付きで歌い。
その次は,鍵盤ハーモニカの勉強です。
中・高学年に比べて,集中が持続する時間が短い1・2年生。
教師は,歌→振り付きの歌→鍵盤ハーモニカ・・・などと子どもが飽きないように様々な活動をどんどん組み込んで授業を展開しています。
音楽好きな子どもを育てる工夫が光ります。
  

 5・6年社会 昔は想像も出来なかった学びの姿 (9月8日)
5・6年生は社会で水産業の学習をしています。
今回はサンマの獲り方を切り口に様々な漁の方法について学びます。
教師は,大型ディスプレイに映し出された写真資料やイラストを示しながら,子どもたちの興味関心を高め,意欲的に学習に向かうことができるよう工夫しています。
中でもインターネット上で公開されている最新のサンマ漁の動画を視聴したときの子どもたちの驚きといったら!
大型のLEDライトを駆使して,サンマの大きな群れをこれまた大きな網に誘い込む映像は圧巻でした。
画面に釘付けの子どもたち!
参観していた私も釘付け!!
動画を観た子どもたちは現在のサンマ漁について,大きな驚きとともに明確にイメージを持つことができ,確かな知識を獲得することができたことでしょう。私も!
私が受けた子どもの頃の授業とは一線を画しています。
教師が選んだイラストや小さな写真だけを学びの材料とするのではありません。
子どもたちは,タブレットを活用することによって,自分で学習計画を立て,そのときどきに必要な情報を自分で選び,どんどんアクセスしていくことが可能になりました。
教科書と首っ引きになって,書かれていることを頭で想像して覚えるより,動画を視聴することによって,効率的に学ぶことができます。
もちろん,書籍や資料集をもとに調べる学習や,自らの体を使った学びの方が,より効果的に学ぶことができることもあります。
そのようなときには,インターネットやタブレットに頼る必要はありません。
ただし,動画を観て瞬時に理解したり,さらなる学びへの意欲を高めることが効果的な学習になると判断される場合には,どんどんICTを活用すべきと考えます。
これによって効率的に学ぶことができ,さらなる学習時間が捻出できるのであれば,それを特色ある教育活動に生かすという選択肢もあると思います。
私が子どもの頃には想像もできなかった多様な学びが可能になる環境が整い始めています。
   

 3年国語 「山小屋で3日間過ごすとしたら」 (9月7日)
お,3年生がグループごとに白熱した議論を展開していますね。随分楽しそうです。
何を相談しているのかしらんと覗いてみると,山小屋で3日間過ごすとしたらどんなことをしたいか,そして,そのためにはどんなものを持っていったらいいかを相談していたのでした。
実はこれ,国語における話し合い活動の一環なのです。
子どもたちは付箋にやりたいことなどをどんどん書き込んでいます。
かくれんぼ,野球,バレーボール,マラソン,ゲーム,鬼ごっこ・・・どんどん出されていきます。いいですね。
でも,せっかく山小屋に行くんだから,山小屋ならではのことで,もっとはじけたらどう?
川遊び,魚釣り,虫採り,木登り,星空観察・・・,おっ,出てきましたね!いいですねー。
この後,各グループでやりたいことを3つ,持っていくものを5つに絞ります。
子どもたちは互いに意見を聞き合い,主張し合う中で合意形成を図ることになるのでしょう。
3年生にとってp4cによる話し合い活動はお手のものでしょうが,違う形式で話し合う方法を学ぶのも大切だと考えています。
議題や構成メンバーによって,どのようなスタイルの話し合いがいいのか,子どもたちには臨機応変に選択できるようになってほしいと思います。
    

 縦割り班ごとのあいさつ運動 (9月7日)
あいさつ運動でがんばっているのは総務委員や5・6年生だけではありません。
火曜日と水曜日は担当の縦割り班の子どもたちが児童玄関であいさつ運動を展開してくれました。
縦割り班のあいさつ運動はこの後も続きます。
子ども自身が運動の主体者となることにより,学校全体が大きく変わると考えています。
あいさつの輪が大きく広がるといいなあ。
期待していますよ,皆さん。
 

 ふれあいタイム (9月6日)
この日の昼休みは,ふれあいタイム。
1年生と6年生,2年生と4年生,3年生と5年生がそれぞれグループを作り,年長の学年の方がどんな遊びをするか考えます。
1時間目,5・6年生はふれあいタイムで何をするか,学年ごとに相談していました。
5年生は相談する途中からコミュニティーボールを持ち出していました。
いつものp4cをこの話し合いに生かそうというのです。さすがですね。
さて,昼休み。トランプをする1・6年生。何でもバスケットをする2・4年生と3・5年生。
何でもバスケットは人気の定番メニューですね。
「今朝,お母さんに叱られた人ー!」と号令があり,「あっ,私だっ!」と躊躇することなく立ち上がった子どもたちよ。正直で大変よろしい。
ふれあいタイムが終わると,上級生が率先して点けていた電気を消したり,他の子の椅子を片付けたりとしっかり働いていました。
自分たちがプロデュースする時間という意識の表れなのでしょう。
4~6年生のお陰で笑顔あふれる時間となりました。
上学年の子にとっては,リーダーシップのとり方を学ぶ時間になっているのですね。
(追伸)写真のトランプをしている1年生,手札がみんなに丸見えですよー,うふふ。
 
     

 1年 むしとなかよし (記事更新9月6日)
2学期早々の9月2日。
1年生は前庭に出て何やら草むらをのぞきこんでいます。
何をしているのでしょう。そうです,虫探しです。
飼育ケースに雑草を根っこごと入れるなど,虫が快適に生活できるよう1年生なりの工夫が見られます。
嬉々として活動する1年生。いいですね,こんな光景。
今後は,虫の命を大事にしながら仲良くする方法について,学んでいくことでしょう。
   

 4年 『世界の果ての通学路』から (記事更新9月6日)
2学期になって,4年生はDVD『世界の果ての通学路』を鑑賞しました。
世界には,学校に行くことも相当な困難を抱えている子どもたちがいることを知った4年生。
DVDを観終わった後,休み時間などに友だち同士で世界の子どもたちの通学事情について感想交流をしていたと言います。
そして9月5日の月曜日の1時間目から4年生は円座になってp4cです。
問いは,いつものように子どもたちが設定しました。
この日の問いは「学校に通えない子どもたちのためにどんなことができるだろう」です。
「そんな子どものために寄付をすればいい」「服とか文房具とかの不要品をあげればいい」「えっ,不要品でいいの?」など意見はどんどん出されていきます。
「お金が余ったら,そういう国の人たちのために使う」「お金が余ったらでいいの?」
「国で,そういう国の人たちに使ってもらうようにお金をあげたらいい」などODAの考え方にも通じる意見も。
友だちの意見からインスピレーションがわいた意見を言ったり,自分と違う考えの意見には質問をしたり。
教師の介入は最小限に抑えられていて,とにかくほとんど子どもたちだけでp4cはガンガン回されていきます。
すごいなあ,君たち。本当にすごい!
    

 朝のあいさつ運動 (9月5日)
月曜日から総務委員会の子どもたちが玄関に立ってあいさつ運動を展開してくれています。
登校してくる子どもたちに対して,私の隣に立って,一緒に挨拶してくれているのです。
この1年間半くらい,校長が一人で立っていました.
そこに,特に担任し指示されたわけでもないのに,子どもたちが加勢してくれたのです。
完全に自主的・主体的な行為です。
私は涙がちょちょぎれるくらい感動しました。
実は伏線があって,先週木曜日の委員会活動の時に,総務委員会で挨拶についてp4cをしていたのです。
問いは子どもたちが考えた「挨拶はどうして必要なのか」です。
素晴らしい問いです。私なら「全校のみんなが挨拶できるようにするにはどうしたらいいか」にするかななどと考えていましたが,今から考えるとそれは浅はかでした。
子どもたちの根本的なことから考えたいとする思いが,結果的に挨拶の意義のみならず,どのように働きかけるかという方策にまで話は広がり,深まり,素晴らしいp4cになったのです。
翌日の金曜日に総務委員さんが立っているのを見て,翌週の月曜日(つまり本日)には,総務委員会ではない5・6年生も立ってくれました。
教師が主導しないp4c(それもファシリテーターは5年生!)を行った結果としてのこの行為。
p4cを学校運営に生かそうという教師たちの思いを子どもたちはしっかりと受け止めてくれたのだなあと感じます。
子どもたちの,自分たちの学校を自分たちで創ろうという,この気概。
すごいなあ,君たち!
 
 

 新しい清掃場所 (記事更新9月5日)

9月2日から清掃は新しい場所で行っています。
上級生がリーダーシップを発揮して,新しい清掃の分担等を決めていました。
それにしてもこの丁寧な掃除ぶり。
ほうきの汚れ,モップの汚れをしっかりと落として,きれいに掃除します。
また,高学年が先頭になって,下級生にやり方を教えながらの掃除も見事。
そんなこんなで赤泊小学校は今日もきれいです。
    

 夏休み自由作品展 (9月5日)
夏休みの宿題だった自由作品の展覧会が絶賛開催中です!
子どもたちの力作をどうぞご覧ください。
 

 2年 算数 かさ (記事更新9月5日)
2年生は算数で「かさ」の学習をしていました。
「かさ」といっても傘ではなく,体積を表す方の「かさ」です。
様々な容器を使い分けながら,指示された体積の水を測って容器に入れます。
子どもたちは,なんだかとても楽しそう。
このようにしてマスの目盛りの読み方を教えると同時に量感を鍛えています。
   

 5・6年算数 教師イラズ? (9月5日)
担任が不在だった5・6年生。子どもたちは担任が作成したこの日の学習予定をもとに自分たちで学習を進めていました。
5時間目は算数。
気が利く子が黒板にこの時間の課題を書いていました。「5年生・・・教科書108ページ,6年生・・・86~88ページ」
子どもたちはそれを見ただけで,後は自分たちだけでどんどん学び合っています。
問題を解いた後,6年生は教室にいた私のところに来て,答えを説明してくれました。
「おー,いい線行ってるね-。50点!」と返すと,「えー,どこが間違いなんだろう?」と俄然やる気になって,再び友だち同士で学び合い始めました。
いいですねー,さすがチャレンジャー!
教師イラズ?いえいえ,決して悪い意味ではなく,自分たちでどんどん学びをつくっている姿に頼もしさを感じます。
学びの成果が出ていますね。
    

 ファッショナブルな子どもたち (9月5日)
今日も今日とて怖い話。
昼休みになると勇気のある子どもたちが怖い話を聞きに校長室に集まってきます。
昨年,あるお子さんに「校長先生は怖い話をどれくらい知ってるんですか?」と訊かれたので,「そうだねえ,1,500くらいかな」と適当に答えたところ,連日来てくれるようになりました。
1500日はこのような幸せな日々が続くのでしょうか。
さて,聞きに来てくれた子どもたちが校長室にあったサングラスを見付けました。手作りでペットボトル製です。
なかなか似合うのでパチリ。みんないい顔してますね。
    

 p4cで詩の鑑賞 3年『私と小鳥とすずと』,5年『からたちの花』 (記事更新9月2日)
8月31日に3年生は国語で金子みすゞの名作『わたしと小鳥とすずと』を教材に学習していました。
解釈によって,様々な読み取りができる詩です。
テーマこそ教師が設定しましたが,後は子どもたちの感想をp4c交流させながら,自然と話し合いは焦点化されていきました。
p4cを重ねてきたため,センスが磨かれてきたのでしょう。
教師が問いを設定するように働きかけなくても,子どもたちは感想の中で自然と問いを持つようになってきていると,指導担当教師は言います。
子どもたちは問いを持つ目が育ってきているようですね。お見事。
 

同じ8月31日。5年生は国語で北原白秋の名作『からたちの花』を教材に学習していました。
3年生と同じように,問いは明確に設定しなかったのですが,子どもたちが対話する中で,自然と話し合いは焦点化されていきました。
子どもの感想で詩の中で使われている技法についての述べたものがあり,そこからp4cは広がっていったとのこと。お見事。



 5・6年 救急法講習会(9月2日)
この日の1時間目,5・6年生は救急法講習会を実施しました。
メイン指導者は養護教諭です。
もし倒れた人がいた場合,救命方法をを知っているか否かは,その人を救う重要な鍵となります。
そのような緊急事態に直面したときには,学んだことを臆せずに発揮してほしいと思います。
「私はAEDや心臓マッサージは,子どもには難しそうだと思っていたけれど,今日みたいに勉強をして知識をつけておくことで救える命があるのだと考えました。人が倒れたニュースを見ることがあるけれど,自分の回りで人が倒れたら出来ることをしなくちゃと思いました。」
「人が倒れたら迷っている暇はないんだと思いました。心臓が止まっていたら,助けも呼んで,出来るだけその人を助けたいです。」
「実際にやってみると難しくて大変でした。でも,緊張感と冷静さを保てたのはよかったです。本当にこのようなときがあったら。今日の経験を生かして取り組みたいです。」
「私は今日改めて命は大切だと思いました。AEDの使い方や心臓マッサージのやり方などたくさんのことが分かりました。1分でも早く人を助けないといけないし,もし人が倒れていたら自分が助けてあげようと思いました。今日習ったことを忘れずに生きて命を守ろうと思います。」
*なお,この日の放課後,職員対象にも救急法講習会を実施しました。
 もしもの時に迅速にかつ適切に行動できるよう,毎年毎年,繰り返し,繰り返し身体に覚え込ませています。
   

 チャンドラー先生,颯爽登場(9月2日)
ALTとして子どもたちの外国語の学習をサポートしてくださるチャンドラー先生が,この日から赤泊小学校にお出でになりました。
早速子どもたちに指導してくださり,英語で自己紹介。
子どもたちは意味をしっかり聞き取ろうと一生懸命です。
こういう姿勢が外国語の習得において大切なのではないかなあと思います。
これからいい外国語の勉強ができそうですね。
   


 6年 生きてます,マナー講習会(9月2日)
今日の給食はパンが出されました。
パンと言えば・・・,そうです,修学旅行のマナー講習会!
ただおいしいフレンチを食べたばかりではないことが,この日証明されました。
6年生のうち,パンにかぶりつくのではなく,一口大にちぎりながら食べる子続出。
それを見た5年生でもちぎって食べている子が続出。
まあ,教師がマナー講習会の学びを生かすよう一言だけ掛けたのですけれどね。
それにしても,あのとき食べたフレンチは胃袋に,教えは頭に,しっかりと残っています。
  

 1年道徳 敬老の日を前に(9月1日)
今年の敬老の日は9月19日(月)です。
これに先駆けて,1年生は道徳で敬老の日にちなんだ学習をしていました。
教材文の『おとしよりといっしょに』の内容はこんな感じです。
「ある学校の1年生は敬老の日に近くのお年寄りを招待することしました。何をするか相談したところ「きれいな招待状をあげたい」「紙芝居を見せたい」などの意見が出されましたが,ある子は「お年寄りの話を聞きたい。お年寄りの皆さんも何かしてもらうばかりじゃつまらないんじゃないかな」と話しました。」
相手の立場に立つ大切さについて考える学習でした。
どうか下の写真をご覧ください。
友だちの話をしっかり聴こうという態度が見られます。
学習規律ばっちり,友だちを大切にして話を聞こうとする姿勢もばっちり。
教材文の登場人物同様に,相手の立場に立とう,相手を大切にしようという気持ちがここにも見られますね。
  


 2年国語 雨は一人じゃ歌えないってどういうこと?(9月1日)
2年教室を覗くとp4cの真っ最中でした。
国語の教科書の詩を鑑賞していました。
p4cで意見交流し,考えを深めます。

問いは,「雨は一人じゃ歌えないってどういうことだろう?」です。
教師も適宜p4cに加わりながら,子どもたちは考えを深めていました。
それにしても,子どもたちが設定したこの問いは見事。
教師が子どもの思考を踏まえ,対話しながら問いを設定したのだそうです。
問いがよく,また子どもたちが一生懸命考えると,教材となっている詩の本質に迫ることが出来るのだと改めて感じました。
 


 3年算数 ダイナミックな学習(9月1日)
3年生はどんな勉強をしているのかなと,教室を覗こうとしたところ,その必要はありませんでした。
子どもたちは教室前の廊下で巻き尺を挟んで何やら楽しそうに活動していたのです。
訊くと,消しゴム投げ大会をしているのだとか。
規定のラインを超えないようにして,誰が一番遠くに投げることができたかを競っています。
実はこれ,算数の1mを超える長さの表し方の勉強なのでした。
自分の席を離れ,教室も飛び越え,嬉々として活動する子どもたち。
活動する中で,1mを超える長さの表し方を学んでいました。

日常の中で,数学的なものの見方や考え方を育んでいたのですね。
   


 3・4年,5・6年社会科 子どもの興味関心をそそるテーマと教師の話術(9月1日)
3・4年生が社会科「工場で働く人と仕事」の学習をしていました。
この時間が単元の第1時間目となります。
人々はスーパーで加工された食料品はどんなものを買っているのだろうという子どもたちの興味関心を踏まえ,教師の巧みな話術により意見交換が活発に盛り上がっていました。
また,5・6年生も社会科で水産業についての学習の,こちらも単元の第1時間目。
豊富な資料を提示しながら,クイズ形式で子どもたちの思考を活性化させます。
子どもたちはスライドと教師の話に釘付けって感じになっていました。
こちらも教師の話術が光っています。

こうして単元全体に通底する学習意欲の向上が図られています。
以前にも書きましたが,赤泊小学校にはこの他にも優秀なスタッフが揃っています。
私も子ども時代に戻れるなら,こんな先生方に教わりたかったなあと思います,ホント。
かなり手前味噌ですが(それも,とってもうまい味噌です!)。