学校評価会議(7月28日)
この日教職員で学校評価会議を開きました。
1学期末に保護者の皆様と子どもたちにアンケート調査をした結果を確認し,それを踏まえて,2学期の教育活動について検討しました。
一人一人の子どもの姿を思い浮かべ,そんな彼らの成長をどのように支えるかを考えながら話合いは進んでいきました。
赤泊小学校の教職員一同,お子さんの健やかな成長のために,引き続き全力を尽くしてがんばります!
お気づきのことやご要望等ありましたら,お気軽に学校にご連絡ください。
 

 ワックス掛け(7月27日)
この日,朝から職員はジャージに着替えていました。
ランチルームや廊下のワックス掛けをするのです。
ワックス掛けは,ワックスを掛ける前の作業が結構大事。
ほうきや掃除機でほこりを取り,その後雑巾やポリッシャーで床を水拭きします。
こびりついた汚れはスクレーパーでこそぎ落とす念の入れようです。
ここまでやって,やっとワックス掛けに入ります。
背中の「力いっぱい 精いっぱい」が輝いています!
ピカピカの床が2学期に子どもたちがやってくるのを待っています。
      

 JRC佐渡地区トレーニングセンター(7月26日)
「JRC佐渡地区トレーニングセンター」とは,青少年赤十字に加盟している学校の代表の子どもたちが集まって行う研修のことです。
この日,当校からは総務委員の5人が,二宮小学校に行き,他校の子どもたちと協働的に学んできました。
トレーニングセンター(以下「トレセン」)では,「気づき」「考え」「実行する」というJRCの態度目標を達成するべく,様々な活動をします。
まずは,防災教育として新聞紙スリッパ作りと風呂敷頭巾作りの体験です。新聞紙と厚紙,風呂敷があれば簡単に作れ,役に立つ優れものです。
次に,「ホーム」と呼ばれる班ごとに,新聞紙一日分を使っていかに高いタワーを作ることができるか,対抗戦形式で競います。適宜,ホームごとに話し合い,振り返るなどして,みんなで協力して活動します。
活動中は引率の教員が一つ一つ指示するのではなく,会場内に設置された「先見板」という掲示板に書かれている指示を読んで,子どもたちが自分で動いていました。
半日のトレセンでしたが,子どもたちはかなり楽しかった様子。
2学期になったら,この日学んだことを友だちに教えたり,様々なところで生かしたり出来るといいですね。
    

 個別懇談(7月25日)
今年度は,保護者の皆様と担任とで対話しながら,お子さんの今後の指導の方向を見出していこうという主旨で,個別懇談の場を設定させていただいています。
ご多用中にも関わらず,お出でくださっている保護者の皆様に感謝申し上げます。
個別懇談は明日も続きます。
また,今後も気になるようことがありましたら,お気軽にお知らせください。

 ラジオ体操(7月25日)
夏休みが始まって3日目。みんな,規則正しい生活をしているかな。
写真の地区の子どもたちは,朝6時30分には集まり,みんなでラジオ体操をしていました。
みんなえらいなあ。
ラジオ体操が終わったら,当番の子が参加した子のラジオ体操カードにハンコを押してやっていました。
さらに,奉仕活動として海岸清掃をもしていたんですよ。
みんなすごいなあ。
家の方も一緒に参加してくださり,ありがたいことだと思います。
  

 1学期終業式(7月22日)
1学期終業式を行いました。
各学級の代表児童が1学期の自分の学びなどについて意見発表をします。
「金山学習がおもしろくて,思い出に残りました」「体育で練習した成果が出て,速く走れるようになりました」「漢字の書き順を何回も練習したら間違えなくなりました。でも,文字をきれいに書けなかったので,文字をきれいに書くようにしたいです」「体をよく動かすことを心掛け,1学期はたくさん運動が出来ました」など,子どもたちの思いなどが堂々と発表されていきました。
全校の子どもたちは,友だちの話をよく聞いていて,1人の発表が終わるごとに大きな拍手を贈っていました。
それにしても,赤泊小の子どもたちの話を聞く姿勢のよさったら!赤泊小学校の子どもたちのよさが,ここにも表れています。
なお,終業式に先駆けて,将棋大会で優秀な成績をおさめた子どもたちに賞状が授与されました。おめでとう!
  

 通知表,どうだった?(7月22日)
修業式の後,各学級では担任から通知表が渡されました。
渡し方は学級によって違います。
通知表が担任から渡されるごとに,学級全体で大拍手が贈られていた学級では,通知表を受け取った子は少し恥ずかしげに,でもどこか誇らしげに見えました。
また,担任との1対1での対話をとおして,1学期のがんばりやその成果を確認しながら渡されていた学級では,子どもたちは担任の言葉にしっかりと耳を傾け自分自身を振り返っていました。
もらった通知表にはどんなことが書かれているのかなと,おそるおそる(でも結構楽しみにしながら)通知表をそっと開く子どもたち。
みんな,どうだった?
ご家庭でお子さんが通知表を見せてくれた時には,どうかお子さんの話を聞きながら,学びの成果をともに喜び合っていただきたいと思います。
     

 さあ,夏休み(7月22日)

安心で安全な夏休み,自分自身を成長させることができる夏休みになるといいなあと思います。
自分の使ったものの後片付けをする子どもたちの様子も併せてご覧ください。
【1枚目の写真】
オレンジ色の紙に赤鉛筆で印を付けている1年生。
オレンジ色の紙に書かれた夏休みのきまりの中で,特に自分が大切にしようと思う事柄に〇印を付けているのです。
こうすることにより,言われたことをそのまま鵜呑みにして丸暗記するのではなく,一度受け入れて自分なりに咀嚼することによって,考えながら自分の生活を作っていこうとする態度の育成を図っています。
きまりとされていることでも改めて考えることにより,しっかりと意識付けるとともに,考える力をも育成します。
【2枚目の写真】
担任の解説を聞きながら,1学期最終号の学級便りを読む5・6年生。
1学期の学級全体,そして自分自身を振り返っています。
さらに,そこからよりよい夏休みの過ごし方,2学期の自分の学びについても思いを巡らせています。
【3枚目の写真】
彼女のほかにも,もう夏休みの課題に取りかかっている猛者がいます!
この調子なら,宿題はすぐに終わっちゃいそうですね。
【4枚目の写真】
ロッカーの清掃をしている4年生。玄関の下駄箱の清掃もしていました。
1学期お世話になりましたという感謝の気持ちを込めて。
【5枚目の写真】
赤泊小学校の子どもたちは消しゴムのかすをそのままにしておいたり,床に落としたりすることはないのです。
写真の1年生もしっかりと消しかすを集め,ゴミ箱に捨てていました。
立派ですね。
    

 いい夏休みを!(7月22日)
1学期の学習を終え,家路に向かう子どもたち。
それを見送る教職員。
ちょっと寂しいけれど,2学期始業式にまたみんなの笑顔が見られることを楽しみにしています。
またねー♪
  

 5・6年 夏休みの準備(7月21日)
図書室を覗くと,この日は5・6年生も本を借りていました。そうです。夏休み中に読む本を借りていたのでした。
5・6年生はどんな本に興味があるのかな。
1冊の本を読み終わると,「あー,終わっちゃったー」という何とも言えない思いと,妙な達成感があるのは私だけでしょうか。
夏休みはじっくり図書に親しむいい機会でもあります。
子どもたちにとって素敵な本に出会えることを願っています。
*   *   *   *   *
本を借り終わった後は,5・6年教室で夏休み中の生活の計画を立てていました。
朝何時に起きて,朝食は何時に食べて,何時から何時まで勉強して・・・という一日の生活スケジュールを計画する,あれです。
楽しい夏休みを過ごすためには,また将来にわたって生活習慣病になったりしないためには,生活のリズムを崩さないことが大切です。
各ご家庭におかれても,子どもたちにお声かけくださいますようお願いします。
  

 5・6年 わくわくが止まらない(7月21日)
もう一丁,5・6年生。
5・6年生は1学期の社会科のまとめをしていました。
この日も農業問題。
農薬を使うか,無農薬にするか,減農薬にするか。化学肥料にするか,有機肥料にするか。これらは社会全体が揺れている,とっても大切な問題です。
さらにこの日は,農薬等安全・安心な農業についての問題だけでなく,経済問題,高齢化問題など,現代の農業に関するあらゆる問題について扱いました。
その中で,子どもたちはスマート農業など,将来の農業について既に身近なところで動き始めていることにも気付き,「すごーい」など感嘆の声を上げていました。
様々な問題について知り,どうしたらいいか考える中で,子どもたちは様々な思いをもったようです。
担任からコミュニティ・ボールを渡されると,どんどん発言が続きます。
子どもたちの知的好奇心を刺激し,課題意識を高める,いい授業でした。

授業後,あるお子さんが担任に訊きました。
「先生,2学期は社会科で何を勉強するのですか?」
もう,わくわくが止まらないって感じなのでしょうね。
        

 2年算数 1学期のまとめもp4cで (7月21日)
2年生が算数で,わいわいと1学期のまとめをしていましたので,覗いてみました。p4cです。
問いは「算数の楽しいところはどこか」。
教科書をぱらぱらと見返しながら,1学期に勉強したことを思い起こしながらの発言が続きます。
「僕は時計の勉強で,午前と午後について考えるのがおもしろかったです」など,2年生なりのおもしろポイントがごろごろ出されていきました。
すると問いは自然と「では算数の苦手なところは何か」に移っていきました。
「僕は時計を読むのが苦手なんだけれど・・・」など,自分が苦手とするところをばんばん自己開示するのが素晴らしい。
子どもたちが互いに信頼し合っていることがベースにあるのが見て取れます。
「じゃあ,それはどうやったら克服できるのかな」と指導担当の教頭が訊くと,克服方法がどんどん出されていきました。
「難しいところを宿題とか自主学習とかで何回も練習すればいい」など,こつこつ勉強すればいいという意見が大勢を占めました。
千里の道も一歩から。2年生は学んだことを定着させるためには,せっせせっせと練習を重ねることで,一つ一つの学習内容をちゃくちゃくと身に付けることができると考えているのですね。
2年生は1学期も今まで同様ぐんぐん力を伸ばしていきました。出来ることがみるみる増えていったのじゃないかな。
それにしても,私の語彙力の乏しさったら。擬態語ばっかりですね。
夏休みにがんがんと本を読んだりして,的確な言葉がすらすら出てくるようがんばります。うふふ。
  

 1年生と2年生 夏休みに読む本を借りる(記事更新7月20日)
7月19日,図書室を覗くと1年生と2年生が図書室で本を選んでいました。
夏休み中に読む本を借りるのです。
本の背表紙を眺めている子どもたちはなんだかとても楽しそうです。
「どの本を読もうかな。この本,おもしろそう。あっ,この本も!」って感じでしょうか。
分かります,分かります,その気持ち。
2年生に手提げ袋の中身を見せてとお願いすると,借りた本を大事そうに見せてくれました。
なんと,ハリーポッターの本。この厚い本を上下巻で2冊も!すごーい。
これは読書三昧の夏休みになりそうですね。
ある1年生は「校長先生,この本,怖いんですよ」と教えてくれました。
この怖い本を借りるみたいです。勇気あるなー。
児童文学は,子どもたちが過ごす毎日を見る目,感性を養ってくれます。
自分の内面に目を向けつつ,何気ない日常,いつもの会話,身の回りのものごとをじっくりと味わうことで,日々の生活がもつ耀きに気付かせてくれる。
そんな力を養えることが,読書の楽しさ,喜びのひとつでもあるのだと思います。
  

 4年 新聞を作ろう(7月20日)
4年生は国語「新聞を作ろう」の学習を進めています。
教員に怖い話についてのアンケートをとって,壁新聞にまとめる,オカルト新聞班。
メダカについて,あらゆる角度から調べて,ワープロデータ上でまとめる,メダカ新聞班。
スポーツ好きが高じて,スポーツについてパワーポイントデータでまとめる,スポーツ新聞班。
給食について全校児童にアンケートをとって結果を分析するほか,栄養士に突撃取材も敢行した,給食新聞班。
様々なジャンルを様々な手段でまとめている4年生。
パソコンや壁新聞などそれぞれのメディアの特徴を生かしながら活動してるようです。
4年生は子ども同士相談しながらどんどん進めているので,この段階では担任の出番はほとんどないそうです。
逆にときどき4年生が担任に相談する内容が高度なので,担任はドキドキしているのだとか。
それにしても,4年生。とても楽しそうに学んでいます。
   

 1年 お楽しみ会で大切なこと(7月20日)
学期末のこの日,1時間目に1年生はお楽しみ会を計画していました。
「1年生がもっと仲良くなれるように,楽しい時間を過ごそう」をねらいとした『1がっき がんばったね おたのしみかい』です。
何をするか,子どもたちは話合い,各担当も決めて,さあ,3時間目にお楽しみ会の始まりです。
司会の子は,前で大きな声で堂々と会を進行していきます。
ドッジボールでは,担当の子が,やっぱり大きな声で堂々とルールを説明します。
すると,いくつもの質問が出されました。「後ろを向いているときにボールが当たったら,アウトですか?」などの質問一つ一つに丁寧に答える担当の子たち。
この質問タイムがなかなか終わらないのです。
しかし,担任はにこにこしながら,子どもたちを見守っています。
ドッジボールをするのも大切だけれど,子ども同士じっくり話し合って,合意形成をすることをも大切にする担任の思いがあるのでしょう。
ドッジボールのカラーコーンも,子どもたちが設置しているんですよ。すごいですね。
いよいよドッジボールが始まったときには,大盛り上がりだったことは言うまでもありません。
この他にも,鬼ごっこや係クイズ,「わたしはだれでしょう」,そして感想発表があり,お楽しみ会は大成功でした。
1年生だからと言って,大人が全てお膳立てして,指示されるままに動くお楽しみ会ではなく,自分たちで考え,自分たちで決めた,自分たちのお楽しみ会。
1年生も,自主的・自律的な活動のための力を着実につけています。
そして,このような活動の積み重ねが,「持続可能な社会の創り手の育成」につながるのだと思います。
     

 2年 コミュニティ・ボール(7月19日)
2年生は国語でp4cをしていました。
問いは「お店に行ったときに,主人公の手持ちのお金はちょっと足りないだけと書かれているのに,なぜ財布の中は空っぽだったのか」。子どもたちの中から出されたものです。
なるほど,この細かい叙述に目をつけるとは,さすが。じっくり読み込んでいる証ですね。
さて,いつものように子どもたちは積極的に意見を発表します。
発言する子の手元には,いつものコミュニティ・ボール。
子どもたちはみなこのコミュニティーボールをなでたり,つまんだり,抱きしめたりしながら,一言一言選ぶようにして話しています。
コミュニティ・ボールの感触が何とも言えずいいのでしょうね。
時には子どもたちががんばって考えることを,コミュニティ・ボールはそっと後押しする役割も担っているのでしょうか。
p4cを進める上では大切なコミュニティ・ボールは,p4cをする上での肝。
コミュニティ・ボールについて子どもたちに訊いてみると,「う~んとね,コミュニティ・ボールは何か温かい気がする」「ふわふわしてて,もじゃもじゃしてて,何か気持ちいいです」とのこと。
もしかして,コミュニティ・ボールの感触は,コミュニケーションそのものを表しているのかもしれませんね。
   

 3・4年 テスト直しも協働して(7月19日)
1学期もまとめの時期。
この日,3・4年生の理科ではテストが返却されました。
100点の答案用紙を誇らしげに見せてくれるお子さんもいます。よかったねー。写真撮っちゃうぞー。
さて,テスト直しに一生懸命取り組みますが,難しい問題は,友だちと一緒に考えて直していました。
1枚目の写真と2枚目の写真。同じ子どもたちが場所を変えながら,互いの答案用紙を見比べて学び合っています。
日常の何気ない一コマでも協働的な学びが見られています。
*  *  *  *  *
最後の写真。机の上には鉛筆の削りくずがティッシュに乗せられています。
消しゴムの消しかすなど,学習する上で出るくずは,ぱっぱっと床に落としたりしないで,ちゃんとゴミ箱に捨てるのですね。
えらいなあ。すばらしい!!
  

 沖縄料理に舌鼓(7月19日)
今年度の食育の日は,「日本各地の世界遺産巡り」をテーマに,世界遺産のある地域の料理や特産品が給食で出されます。
この日は「琉球王国のグスク」がある沖縄県の料理が出されました。
メニューは,クファジューシー,にんじんしりしり,もずくスープ,サーターアンダギーです。あと佐渡の牛乳も。
何人かの子に訊くと,クファジューシーとサーターアンダギーが人気だったもよう。
もずくスープもにんじんしりしりもとってもおいしかったですよ。
ごちそうさまでした。

 さようならケリー先生(7月15日)
ALTのケリー先生は,この日で赤泊小での勤務が終了します。
6年間の長きに渡っての勤務でしたので,ケリー先生の指導を受けた赤泊小の卒業生も多いはず。
子どもたちはケリー先生にサプライズでお別れの会を開催しました。
突然体育館に呼ばれたケリー先生は何事かとびっくり!
拍手で迎えられ,状況を漸く理解されたようです。
5・6年生制作の思い出のスライドショーのほか,各学級で撮影しておいたビデオメッセージが上映されました。
ケリー先生からもメッセージをいただき(5・6年生の通訳付き!),赤泊小の子どもたちは愛されていたんだなあと感じました。
赤泊小の子どもたちらしい,心温まるお別れ会になりました。
ケリー先生は大変なイケメンですが,子どもたちにとても優しく,また子どもたちが楽しんで英語に親しめるよう心を配ってくださいました。心もイケメンなのです。
ケリー先生,ありがとうございました!
ケリー先生,お元気で!
ケリー先生の授業風景→ 
お別れ会の様子 →         

 「さようならケリー先生」の裏側 その1(7月15日)
ケリー先生のお別れ会の後,出ました,恒例のみんなで後片付け。
多くの子が,誰に言われるでもなく,自主的に紙吹雪を集め出すんですね。
ホント素敵な子たちだなあと思います。
  

 「さようならケリー先生」の裏側 その2(7月15日)
ケリー先生のお別れ会では,企画運営した5・6年生のがんばりが光りました。まぶしいほどに!
担任が言うには,担任が話合いの時間を確保しただけで,後は子どもたちが話し合って計画を立て,あのクオリティの高いスライドショーを自分たちだけで作り,学級ごとにメッセージのビデオ撮影も自分たちで行い,当日の司会のシナリオももちろん自分たちで作り,下級生への指示も自分たちで考え積極的に行い・・・。
とにかく次に何をしなければならないか,自分たちで考えて行っていたとのこと。
まさに子どもたちによる自主的・自立的活動でした。
ホントすごいよ,君たち!
写真は,ビデオメッセージを撮影する5年生と,お別れ会の後,担任から褒めてもらっている子どもたちです。
 

 「さようならケリー先生」の裏側 その3(7月15日)
下級生もがんばりました。
数日前の4年生教室。
朝学習の時間に,子どもたちだけで話合い,ケリー先生にどんなメッセージを送るか決めていました。
全校でのお別れ会以外のときに,ケリー先生にお別れのプレゼントを渡したらどうだろうなどのアイディアも出されていました。
こちらも子どもたちによる自主的・自律的活動。
赤泊小の子どもたち,どんどん力を伸ばしています。
何回も言うけど,ホントすごいなあ,みんな。(校長にして,この語彙力の貧しさ。ハ,ハズカシー・・・)
 

 1・2年 アサガオ・ミニトマトの栽培(7月14日)
この日の朝も,1年生は,せっせせっせとアサガオに水遣りをしています。
隣では2年生もせっせせっせとミニトマトに水遣りをしています。
先日はミニトマトの大収穫だったようで,「校長先生,ぼく,36個採れました」「ぼくは48個採れました」と嬉しそうに報告してくれました。
すごいねー。
うふふ,36とか48って,なんかローンの回数を連想させるなあ。毎日コツコツって感じなのかな?
   

 4年 道徳 p4c(7月14日)
4年生は道徳でp4cをやっていました。
この日もバンバン意見が出てきました。
中には「〇〇さんの意見を聞いて,ぼくは~と思ったんです」とか「〇〇さんの意見に質問ですが,~~」とか,単なる意見の発表会ではなく,前に発言した子の意見に対する意見や質問,さらにはそこからインスパイアされた意見が出されていました。
p4cを通じて,友だちの意見を大切にしながら,自分の意見を作っていこうという姿勢が素晴らしいです。
   

 1年 シャボン玉遊び(7月13日)
1年生は前庭で生活科の学習をしていました。
「なつとなかよし」という単元で,シャボン玉遊びです。
ふわふわと浮かぶシャボン玉を追いかけたり,友だちと大きなシャボン玉づくりを競ったり。
そのうちに,「息を勢いよく吹き込むと,小さいシャボン玉がたくさん出るね」「ゆっくり息を吹き込むと,大きなシャボン玉になるよ」「シャボン液にストローを差し込んだまま息を吹き込むと,ブクブクってなるよ」などなど様々気付いた子どもたちでした。
遊びの中には,たくさんの学びが詰まっています。
      

 3・4年 資料の見方(7月13日)
3・4年生は社会科でAコープに見学に行ったことをまとめていました。
会計の仕方や仕入れの方法,あるいは商品の並べ方など,子どもたちが見学をとおして気付いたこと,発見したことを,項目ごとに書き出します。
学ぶ様子を見ていると,3年生の隣は4年生が座り,必要に応じて4年生が3年生に教えています。
複式で学ぶよさを生かした指導の一つです。
さて,指導の教師は,教科書に描かれている図表を示しながら問いました。「これは何を表しているのでしょうか」。
図表を読むことを学び始めたばかりの子どもたちにとってはなかなかの問題です。
これについても,テーブルごとに話し合って解決していました。
グラフから分かることを適切に読み取り,それを効果的に活用する力,言わば資料の読解力・活用力は培いたい大切な能力です。
しっかりと学び合って,ばっちり身に付けてほしいと思います。
    

 1・2年 体育でも考える(7月13日)
1・2年生は,体操着に赤白帽子で着席しています。
覗き込むと何やらプリントに一生懸命書き込んでいました。
どうやら,今まで体育で学習したことを振り返っているようです。
体育でもしっかり考えて,体で覚えるだけでなく,頭でもしっかり理解して運動することで,よりよい動きになるものです。
そのうちに,子どもたちどうしで相談を始めました。
今度は10分間でやりたい運動をグループごとに考えているようです。
低学年でも意見を出し合って,合意形成を図る活動を行っています。
さらに,子どもたちは体育館に移動し,長縄跳びで汗を流しました。
少しやった後,2年生が上手な跳び方のお手本を見せました。大変スムーズでリズミカルな素晴らしい跳び方です。
それを見つめる1年生の熱い視線!
す,すごい・・・って感じでしょうか。羨望のまなざしってこのような表情のことを言うのでしょうね。
上級生にあこがれを持ち,それを目標にしてがんばる。
複式で学ぶよさがここにもあります。
      

 5・6年 社会科(7月13日)
先日に引き続いて,5・6年生は農薬問題について学んでいます。
農薬にメリットとデメリットについて学んだ彼らに対し,担任は,佐渡市に完全無農薬を実践している農家がどれくらいの割合いるのか,大型ディスプレイに映し出されるスライドショーを示しながら説明します。
ただ単に理想を語るだけでは,現実を見ていないと言われても仕方がありません。
理想と現実の狭間で揺れ動いている状況を理解して,さらに考える。
何度も同じことを申し上げるようですが,「問い続ける」ことはやはり重要だと思います。
科学技術の進歩を待ちつつ(あるいは自ら開発に挑戦するなどしつつ),政治上の適切な政策をも考えながら,この問題について問い続けてほしいと思います。
  

 給食アンケート(記事更新7月12日)
1年教室を覗くと,給食アンケートに答えていました。
「好きな食べ物」や「苦手な食べ物」についての調査のようです。
子どもたちはなんて答えたのかな。
ちなみに当校の給食はとてもおいしいです。
ご飯はモチモチしていて,メニューにも旬のものを取り入れるなど,食育の観点からも素敵なメニューが並びます。
子どもたちは幸せだと思います。
  

 4年算数 アルゴリズムに逃げない(7月11日)
「80枚の紙を20枚ずつで分けます。何人に分けられるでしょう」という問題。
子どもたちは「80÷40は,8÷4でできます」と答えます。
すると,担任は「なるほど,そうなんだね」と返し,さらにこう加えました。
「なんで?」。
さあ,ここから子どもたちの頭はフル回転!
除数も被除数も10で割った場合,なぜ答えは同じになるのか,改めて考えます。
やがて,子どもたちの中から「紙の単位を「枚」じゃなくて,「束」で考えるから,10で割っても答えは変わらないんだ」という意見が出され,みんな納得。
さらに次は「140枚を30枚ずつで分けると,何人に分けられるか」という問題。
「140÷30は,4あまり20です」と子どもが答えると,「さっきと同じように14÷3でもできますか」と担任。
ここまで話が進んでいくと,察しのいい子は「あれ?」と気付きます。「14÷3も,答えは4あまり20なの?」。
さあ,これに4年生はどう考えるか!?
挙手して自信満々で黒板の前で説明し出す子も,説明している途中で,「あれ?あれ?」と頭の中が整理されていないことに気付きます。
しばらくすると,先ほどの考え方を適用して,「これも単位を「束」にして考えると,あまりは2束だから,2になります。単位を「束」に替えて考えたときには,あまりも「束」で考えなくてはならないんです」という意見を出す子が現れました。お見事。
「公式がこうだから」とか「筆算のアルゴリズムではそうするから」と思考停止にならないで,どうしてそうなるのか,しっかり考えることで思考力は鍛えられるのだと思います。
4年生,がんばっています!
   

 5・6年社会 「農薬を使うか,使わないか」(7月11日)
この日,5・6年生は社会科で日本の大人が抱える問題について,p4cで対話しました。
農薬のメリット,デメリットや農薬を使う農家,使わない農家それぞれの思いを学習した後で,担任は問いました。
「あなたは,将来稲を作るとしたら,薬や化学肥料を使って育てますか,使わないで育てますか?」
写真で赤白帽子をかぶっているのは,赤と白で自分の考えを表明しているのです。
子どもたちは一生懸命考え,自分の考えをどんどん話します。そこでは彼らなりの思いが表明されていきます。
p4cの後,まだしゃべり足りない子がいると見た担任は,さらに少人数では話し合うよう促しました。
議論の途中で帽子を裏返してかぶり直す子も。考えが変わったということなのでしょう。
社会的にも大変難しい問題であり,農家の方々にとっては,あるいは農家以外の全ての人の生き方にも関わる問題です。
また,この問いの主語は「あなたは」ですが,「私たちは」とか「地球上の生き物は」など,主語を替えると議論も変わってくるのではと考える子どもも。
軽々に答えを出せるものではありません。
子どもたちには,今夜,家で今の自分の考えをノートに書いてくるという宿題が出されました。
大切な問題です。子どもたちには是非「問い続ける」姿勢を持ち続けてほしいと思います。もちろん私たち大人も考え続けていかなくてはなりませんね。
    

 教職員p4c(7月11日)
p4cは子どもだけがしているわけではありません。
この日の放課後,教職員でp4cを行いました。
今進めている学校の教育について,p4cで振り返り,次なる一手について意見交流します。
このような教職員p4cを月に1回のペースで行っています。
私たちの現在位置を確認し,やってみて,少し進んだら,振り返って次の一手を考える。そして,またやってみる。
このようなサイクルをAARというのだそうです。
p4cを終えると,教職員は「このp4cよかったあ」と感想を言い合っていました。
よーし,子どもたちの輝く笑顔のために,明日からまたがんばるぞー!おー!

 七夕集会(7月8日)
この日,総務委員会主催で七夕集会が行われました。
予め子どもたちは短冊に願い事を書いておき,それを縦割り班ごとに紹介し合います。
どんな願い事が今年は多かったのでしょうか。同様の願い事が複数あったものを紹介します。
・テストでいい点数をとれますように
・バスケの大会で優勝できますように
・上手に泳げるようになりますように
・夏休みに海に行けますように
・新潟に行きたいです
さらに,社会的な願いも複数ありました。
・新型ウイルス感染症が早く収まりますように
・世界が平和になりますように
こうなってほしい,ああなりたいという思いを抱きながら毎日を過ごすのって,とても大切なことだと思います。
みんなの願いが叶いますように。
   

 全校水泳③(7月8日)
今年度水泳授業の最終日。
泳力測定を行った学年もありました。
3年ぶりの3日間の授業で,泳力を大いに伸ばした子どもたち。
すごいなあと思います。
たとえ,数値しての泳力に伸びが見られなかったとしても,この3日間での練習により,今後上達する上でのベースになる技術は培うことが出来たのだろうと思います。
さあ,夏休み。
可能であれば引き続き水に親しんでほしいと思います。ただし,事故には十分に気を付けてくださいね。
そして,生涯にわたってマリンスポーツに親しむのもいいと思います。マリンスポーツは楽しいものがたくさんありますしね。
  


 4年 道徳 「働く」 (7月7日)
4年生のこの日の5時間目は道徳はp4cで考えを深めました。
みかん農家の女の子 純子が主人公。嫌々ながら母親の手伝いをしていましたが,みかん一つ一つに個性があることに気付き,次第に夢中になって作業するようになります。作業が終わると母親から感謝され,人の役に立つ喜びを感じるという教材文です。
そこで,子どもが設定した問いはこちら→「純子さんはなぜ途中から夢中になって働いたのか?」おー!なかなかいい問いだと思います。
さて,とにかく発言意欲が旺盛の4年生。
たくさんの発言には様々な道徳的価値が含まれていました。
「義務」「役割」「誇り」・・・。これらが混じり合いながらp4cは進んでいきます。
やがて,4年生の議論は,主人公の心情変化に寄り添いながら,「働くことには人のためになるし,それは自分の喜びにもなる」というところにまで深まっていきました。
「働く」というテーマの学習は,この道徳の時間だけで終わるものではありません。
これからも彼らが経験するであろう様々な学習や日常体験にも内在するテーマだと思います。
授業の最後で,担任は「家に帰ったら,『なぜ働くのか』について,家の方と話すのもいいんじゃないかな」と締めくくりました。
お子さんに訊かれたら,ぜひ一緒に考えてあげてください。
なお,この授業は校内研究の一環として,校内の教員に公開されました。
  

 1年 アサガオが咲いたよ(7月7日)
朝,アサガオの鉢のところで1年生が歓声を上げていました。
アサガオの花がこの日初めて咲いたのです。
「わー,でかー!」「〇〇さんは青い花だね。きれいだね」などの声が聞こえます。
上級生も一緒に喜んでくれています。
隣では2年生がミニトマトの収穫。
帰り際に,「校長先生,僕のミニトマト14個も採れました!」「僕は17個でした!」と,こちらも嬉しそう。
まるでブドウのようにたわわになっています。
植物の生長に驚きを感じ,栽培する喜びをも感じている子どもたちです。
   

 5・6年 佐渡のジオパーク学習➁(7月7日)
5・6年生は,佐渡のジオパーク学習 第2弾を実施しました。今回は赤泊編。副題はズバリ「赤泊を知る!」です!
ジオパーク推進室の方をガイドとしてお招きして,赤泊文化会館周辺の散策からスタート。化石を含む3億年前の岩を見て,子どもたちは興味津々。
さらに,城の山展望台や浜徳和の大椋神社の大カヤ,腰細では蓮痕(れんこん)が見られる珍しい石などなど,赤泊は見所が満載。
浜辺では石をハンマーでたたき割り,その断面を利用して火を起こしたり,海の生き物と戯れたり,様々な種類の石のおもしろさに気付きたくさん採取したり。
赤泊って知れば知るほど,すごい地域なんだなあと感じたのではないでしょうか。
午前中いっぱいかけて,たっぷりと赤泊を堪能しました。
佐渡を一歩出ると,佐渡出身ということは子どもたちにとって大きな強みとなることでしょう。
子どもたちには,自分が生まれた佐渡赤泊の素晴らしさを知り,誇りを持ってほしいと思います。
生涯にわたって,佐渡出身ということが,彼らのアイデンティティの形成にも役立つと思います。
       

 スナップショット(7月6日)
①登校中のあるお子さんが教えてくれました。
「校長先生,ちょっと来てください!アリが花の蜜を吸っています!」
大発見!って感じで報告してくれたものですから,どれどれと見に行くと・・・。
植物の茎に着いたアブラムシ,そして近くにアリがいました。
「おー。これはね,アリが花の蜜を吸っているんじゃなくて,樹液を吸ったアブラムシが体から甘い汁を出しているのを,アリがもらっているんだよ」と思わず教えてしまいました。
図鑑ででも調べてみるように促した方がよかったかしら,反省反省。
子どもたちの日常には,様々な不思議と発見が散らばっています。
➁日中大変暑かったので,熱中症予防のため,この日の昼休みはグラウンドや体育館で体を動かす遊びはしないよう指導しました。
すると,何人かの子どもたちが「校長先生,怖い話を聞かせてください」と校長室に来てくれました。
「いいよ~,こわいよ~」と即答。
校長室のブラインドを閉じて暗くして,洗面台の明かりだけを点ける念の入った演出は子どもによるもの。
校長室で怖い話を聞いているところをパチリ。
ぎゃー!って声が聞こえそうですね。
(本当は,怖い話を聞く前に,「怖がって見えるようにポーズをとってね」とお願いしたのです,うふふ。画像が粗くてすみません。)
暑い中,様々な過ごし方をしている子どもたちです。
  

 全校水泳➁(7月6日)
2回目となる全校水泳。
まぶしい日差しの中,子どもたちは今日も意欲的に泳ぎます!
早くも練習の成果が目に見える形で表れてきています。
すごいぞ赤泊っ子,がんばれ赤泊っ子!
  


 期末大清掃(7月6日)
1学期も授業日は,残すところあと11日。
この日,校舎の大掃除が行われました。
いつもより10分間長く,25分間みっちり清掃します。
動かせるものは動かし普段清掃できないところもきれいにします。
また,手洗い場は排水溝や鏡もきれいにします。
ゴシゴシと入念に清掃。1学期の汚れは1学期のうちに。
11日の月曜日も大掃除をする予定です。
  

 学習参観,PTA全体会,学級懇談会 ありがとうございました(7月5日)
この日,学習参観およびPTA全体会,そして学級懇談会を行いました。
ご多用の中,お出でくださった皆様に感謝申し上げます。
授業へのコメントは書ききれませんでした。写真のみご覧ください。
     

 全校水泳①(7月4日)
この日の2,3限に水泳授業を行いました。
3年ぶりの学習ですので,3年生以下の子どもたちは初めての授業となります。
赤泊小学校では,全校の子どもたちを相手に一気に授業することで,教員をこの2時間に集中させ指導体制を強化するとともに,緊急事態にも備えます。
全校50人の赤泊小学校だからこそできる指導体制の工夫です。
指導者として,当校のほぼ全ての教職員に加えて,佐渡水泳連盟のエキスパートの先生からもお出でいただきました。
水温,気温等,プールコンディションは最高!
子どもたち,そして教職員の熱の入った活動ぶりで,初めこそ不安だったお子さんもいましたが,水に慣れるに従って,どんどん上達していきました。
プールから上がったお子さんにどうだったと訊くと,「楽しかったです。私,泳げるようになりました!」と嬉しそうに報告してくれました。
さすが,赤泊地区の子たち,海の近くで生まれ育った子たちだと思いました。
あと,水曜日と金曜日の2日間,指導は続きます。
  

 校外子ども会(7月4日)
この日,夏休みの安全な過ごし方について話し合うとともに,夏休み中の地域行事について確認するために,校外子ども会が開催されました。
特に自分が住む地域の危険箇所について話し合う際には,「あそこの道路は車がスピードを出す場所だから気を付けた方がいい」「あの池は落ちると大変だから近寄っちゃダメ」「あの交差点は自転車に乗っているときにはゆっくり走るなどしよう」など具体的な場所が挙げられながら意見が交換されました。
さらに,ある地区では,遊びに出るときには必ず家の人に行き先等を告げてから外出することが大切という意見も出されました。素晴らしいですね。
楽しい夏休みです。安全に過ごせるよう,気を付けてほしいと思います。
ご家庭でもぜひ一言お声かけください。
   

 衝撃発言「夏休みをなくそうと思っています」(7月1日)
6月30日。4年生に,「夏休みをなくそうと思っています」と話したところ,猛反発を受けました。でしょうねえ,ははは。
まず,4年生は円座になって話し合います。「夏休みには親戚の家に行く予定になっているし・・・」「夏休みがなくなったら,何か代わりの行事とかになるのかしら?」など,思い思いのことを話します。
その後,これからp4cをすることを告げ,問いを出すように促したところ,話し合う問いに選ばれたのは「校長先生はどうして夏休みをなくそうとするのだろう」です。でしょうねえ,ははは。
そこで私は「学校では君たちは成長できるけれど,夏休みになったら成長できないからです(きっぱり)」と答えました。
すると自然とp4cは「どうやって夏休みをなくさないよう校長を説得するか」に焦点化されていきました。
4年生は知恵を絞って様々な意見を出します。
「う~ん,だって,夏休みがないと,自由にゲームできる時間がなくなっちゃう」という意見がちらほら。うふふ,夏休みがどんどん遠ざかっていく様子が目に浮かびますよ,4年生の皆さん。
やがて,「1学期に一生懸命勉強してきたのだから,休みがないと2学期から勉強を続けられない」「夏休みはリコーダーの掃除をする大事なとき」「夏の感謝祭だとかスポーツの大会とかは夏休み中の平日にやるから,それに出られなくなっちゃう」「夏休みは家の手伝いができる。家の人を助けたい。家の人は大変なんです」「1学期のストレスを解消するために夏休みは必要」「夏休みはみんなと合宿とかする大事な期間」「子どもは食べて寝て遊ぶことで成長できる。夏休みはそのいい機会」「夏休みにスポーツをしないと体がなまる」などの意見が出されるようになりました。
子どもたちは必死です。なんてったって,夏休みが存続するかどうかの瀬戸際ですからねえ。
p4cが終わった後にも子どもたちは訴えに来ます。
「夏休みは1学期の勉強の振り返りをする大切な時なんです。自分で分からないところを把握して,得手不得手を確認することで,2学期に向けての準備をするんです」「夏休み中には,自分で学習の計画を立てて,自分で進めることができます。その力をつけるにはいい期間なんです」「家の人の手伝いをたくさんしたいんです」
改めて夏休みの意義について考えた子どもたちでした。
翌日の7月1日の朝。1人の4年生が私のところに来て,「校長先生,夕べおじいちゃんに昨日のp4cについて話したら,『競馬の馬はレースばかりしていると疲れちゃうから,たまに長く休ませる』ってことを教えてもらいました。おじいちゃんは,『このことを校長先生に話したら,夏休みを設けてくれるかもね』と言ってました」と話してくれました。
ちなみに上級生に夏休みの積極的な意義について訊いたところ,少しだけ考えて「夏休みは自分で学習計画を立てて進める力をつける時期だと思います」と回答。さすが上級生ですね。
では,夏休みはなくさないでおこうと思います,ふふふ。
自分の力を伸ばせるよう,充実した夏休みを過ごしてくださいね。