5・6年 コミュニティ・ボール作り(4月28日)
ついに5・6年生が,コミュニティ・ボール作りを始めました。
全員が好きな色の毛糸玉を持って臨みます。
自分が選んだ毛糸が入れ込まれたコミュニティ・ボール,みんなの色が入ったコミュニティ・ボールを作り,p4cに対するオーナーシップを育てます。
主体的,対話的,そして協働的にp4cに取り組み,課題解決を図りたいという担任の願いが,このコミュニティ・ボール作りのコンセプトとなっています。
毛糸をぐるぐる巻いている間は,順番に自己紹介をしたり,好きな色を話したりと,リラックスした雰囲気の中での活動となりました。
コミュニティ・ボール作りには新潟大学佐渡自然共生科学センター准教授の豊田光世様からもご参加いただきました。
日本のp4cの第一人者の豊田先生から,アドバイスをいただきながら,p4cを指導の中核に据え,教育活動を進めます。
   

 2年 たんぽぽバラバラ事件は続く(4月28日)
(前回までのあらすじ)
国語の説明文『たんぽぽのちえ』が段落ごとにバラバラになってしまいました。
解決に乗り出す名探偵たち!
さて,見事大団円を迎えることができるでしょうか!?

この日,2年生はp4cでたんぽぽバラバラ事件解決に挑みました。
自信を持って完璧な答えを持っている子は一人もいませんが,担任は容易に解答は言いません。
2年生はがんばって,「2ねんせいのちえ」を出し合って学び合います。
みんなで一生懸命考えに考えた末,なんとか説明文の前半はうまく並び直すことができました。
と,ここで授業終了,残念ながらタイムアップ。でもまだ時効ではありません!
迷宮入りにはさせじと,粘り強く,問い続ける子どもたち。
解決編は来週に持ち越しです。
がんばれ,2年生!
 

 給食Happy Birthday♪(4月28日)
健康委員会主催で,月に一度,給食の時間に誕生日会をします。
その月に誕生日を迎える子のために,牛乳で静かに乾杯した後に,インタビューをするのです。
この日はその給食ハッピーバースデーの日でした。
新型ウイルス感染症のため,インタビューは予め録音していたものを放送で流す形式で行いました。
ランチルームには,インタビューでどんなことを質問するのか,示されています。
ちなみに学校職員には「もしも10兆円あったらどうする?」です。
じゅ,じゅっちょうえん!?
10兆円と言えば,日本の国家予算の10%ですなー。どうしようかなあ。
それにしても最近の若いもんはスケールが違うなー。ははは。
*学校給食レシピが,新潟県教育庁保健体育課ホームページで公開されています。
 下記アドレス,もしくは「にいがた学校給食レシピ」で検索してみてください。
 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/hokentaiiku/202201reshipi.html
   

 問い続ける(記事更新4月28日)
先日の休み時間の出来事です。
●ブランコで遊んでいた子が私に問い掛けました。
「校長先生,よく『鉄人』って言いますよね。料理の鉄人とか。どうして『鉄』なんですか?」
「うーん。そうだねえ,確かに,鋼の精神力とか言うよね。あなたはどうしてだと思う?」
●かなり以前になりますが,別のお子さんは,担任に「なぜ学校に行くの?」「なぜ宿題をするの?」と問うたそうです。
このお子さんは,学校や勉強が嫌だから言ったのではなく,純粋に理由を知りたかったらしいとのことでした。
●また別のお子さんは担任にこう問い掛けたそうです。
「ねえ先生。どうして一部の人が始めた戦争に,国中の人が巻き込まれて苦しまなきゃいけないのですか?」
この話を担任から聞いて,私は頭のてっぺんから足先までを突き抜けるような衝撃と,そのような疑問を赤泊の子が持っていたことにものすごい喜びを感じました。

これらと同様のことは,多くの子どもたちが考えていることなのかもしれません。
しかし,それ以上問うことなく,うやむやにしているうちに,煙のようにいつの間にかなくなっていることも,また多いのではないでしょうか。
容易に解決できない問いを大切に持ち続け,深めていく力をネガティブ・ケイパビリティと言うのだそうです。
そして,赤泊小学校ではそのネガティブ・ケイパビリティを子どもたちに持ってもらいたいと考えています。
さらにp4cで仲間と話し合い,さらに問い続ける。
そして自分自身をふり返り,自分自身を見つめ,自分自身の理解につなげる。
そんな姿勢と力を育成したいと考えてもいます。
*本文と写真はそんなに関係はありません。
 

 1年 体験活動からp4cへ,そして体験活動へ(4月27日)
1年生はすごいです。もうバンバンp4cをやっています。
p4cのルールを確認した後,先日の学校探検を踏まえて,さらに詳しく調べてみたいところをp4cで話し合いました。
校長室や音楽室,理科室,保健室,ランチルーム,職員室,体育館・・・。
ただ行くだけじゃなくて,それぞれの場所についてもっと知りたいことあるんだねえ。
そうそう,先日校長室に探検に行った後,子どもたちは「校長室にあったあの金庫。何が入っているんだろう?」と話していたとのこと。
ふふふ,何が入っているんだろうねえ。おばけかもよ~,うそうそ。今度来たら,そっと見せてあげるね。
 

 2年 たんぽぽバラバラ事件<続報>(4月27日)
先日お伝えした,2年国語『たんぽぽのちえ』が段落ごとにバラバラになってしまった事件。
続報が入りましたので,お伝えします。
教室を覗いてみると,2年生は,各自で机上の札に何やら鉛筆で書き込みながら,札を何回も入れ替えたり,並べ替えたりしています。
先日はみんなで対話しながら解決を試みていましたが,この日は自力解決に挑んでいたのです。
子どもたちは札に自力解決する際に手がかりにした叙述に印を付けながら考えていました。
教室はしんと静まりかえっています。
聞こえる音と言えば,ときどき担任と話す子どもの声だけ。
接続詞に着目している子がいれば,指示語が指している内容に着目している子,さらには段落の内容に着目した子,教科書の挿絵に着目した子など,手がかりにしたポイントはそれぞれ違うようです。
みんなものすごく集中しています。それも2時間くらい,ずーっと取り組んでいたでしょうか。ホントすごいなあ,2年生のみんな!
さあ,明日はp4cで話し合って,いよいよ解決編ですよ。
   

 5・6年,4年 世界を俯瞰する(4月27日)
5・6年教室を覗いてみると,タブレットで世界地図を見ています。
先日行った時差の学習の続きとして,この時間はインターネットで,国ごとの実際の現在時刻を見ていたのです。
一方その頃,隣の4年教室を覗くと,こちらも丁度世界地図を見ていました。
こちらはアナログの地図帳を広げています。
電子データには電子データのよさが,印刷製本された地図帳には地図帳のよさがあります。
それぞれの発達段階にも合わせて,使用する教材を選択しています。
   

 マーチング全体練習(4月27日)
運動会まであと1か月。
新生マーチングバンドが結成され,練習も何回か重ねています。
この日は体育館での全体練習。
みんな上手に演奏していて,もう明日が本番でもいいようです。
全体練習の後は,担当楽器ごとに分かれてミーティング。
演奏の仕方などについて,よりよい演奏になるようお互いに意見を出し合っていました。
   

 2・3年 コミュニティ・ボール作り(4月26日)
2・3年教室から,笑い声が聞こえてきていました。
中を覗くと,2・3年生が円座になって,何やら話しています。
実はこれ,p4cで使うコミュニティ・ボールを作っていたのです。
毛糸を筒にぐるぐる巻きながら,「好きな食べ物とその理由」や「お金と時間があったら行ってみたいところとその理由」など,お題に沿って順番に話します。
話し終わったら毛糸玉を隣の人に渡して,渡された子は,またぐるぐる巻いていきます。
みんな,とっても楽しそうです。
コミュニティ・ボールは,信頼を基盤とするp4cを象徴するシンボル。
子どもたち自らがこのシンボルづくりを行うことで,既にお互いの信頼関係づくりにつなげているのです。
今や毎日どこかで子どもたちが円座になってp4cをしている赤泊小学校。
子どもたちが創る学び,子どもたちが創る学校を目指す赤泊小学校を象徴する一つが,このコミュニティ・ボールなのかもしれません。
     

 内科検診(4月26日)
この日の午後は内科検診。
神妙な顔つきでお医者さんの前に立つ子どもたち。
よく診てもらいました。よかったね。
なお,子どもたちが自分の順番まで静かに待てるよう養護教諭の工夫が光ります。
子どもたちの目を惹く掲示物。
そして,先頭の子が立つ場所に青い足跡。そりゃあ,子どもなら,当然そこに立ちますよね。
  

 1年 自画像(4月26日)
1年教室前の廊下に,1年生の自画像が掲示されています。
ものすごく上手です。どうぞご覧ください。
それぞれ,誰が描いたかお分かりになりますか?

ついでに算数の一コマ。
もうみんなガンガンと勉強していますね。

 ふかふかのふとん(記事更新4月26日)
雪が溶け,再び現れた教材畑はカチコチになっています。
4月25日,地域の菊地さんが,今年も畑を耕しにお出でくださいました。
桜が舞散る中,堆肥や籾殻を蒔く菊地さんの,この上腕二頭筋の太さ!逞しくて,ものすごくかっこいいですね。
この後,トラクターでガンガン耕してくださり,畑はふかふかのふとんに生まれ変わりました。
子どもが畑に入ると,足が沈んでしまうくらいです。
赤泊小学校の教育活動は,このように地域の皆様からのご理解とご協力のもと,行われています。
ありがたいことです。
*トラクターで耕耘されているところの写真は,カメラの調子が悪く撮影できていませんでした。残念(涙)。
  

 子ども読書の日(4月25日)
この日は子ども読書の日。
子どもたちは図書室で,図書館教育指導員から大型ディスプレイによる読み聞かせを視聴したり,図書室で本を選んで読んだりしました。
本を読むことで,日常の何気ない出来事にも,おもしろさ,楽しみを見出すことができると言われます。
子どもたちには,本をどんどん好きになってほしいと思います。
  

 1年 入門期のp4c → 突撃!となりの校長室(4月25日)
先日入学したばかりの1年生ですが,みんな立派に学習しています。
この日,何と早くもp4cをしていました。
小学校の超入門期にも関わらず,もうp4cで友だちと話し合っているなんて,すごいなあ。
何について話していたのかというと,「校長先生に訊きたいこと」なのだそうです。
当然,この後には,校長室に突撃取材でしょう!
校長室のソファに座りながら,「校長先生はどんな仕事をしているのですか?」「この学校はいつできたのですか?」「校長先生は,どこで生まれたのですか?」などなど,現場記者よろしくバンバンと質問を投げかけます。
僕たちにどのように育ってほしいかという質問に,校長が「みなさんには,友だちと話をしながら,学ぶ力をつけて欲しいと思います」と答えると,拍手が湧き起こりました。
まあ,そのほかの回答にも拍手は起こっていたのですが。
予定していた質問を全て訊き終わった後にも,追加で質問がどんどん出されていました。
世の中に数多ある問いを,そのままにせず追求していこうとする姿,それも友だちと一緒に追求しようとすることは,今年度の重点目標「問い続ける ともに学ぶ 自己をふり返る」を具現化した姿と言えます。
いい勉強していますね,1年生のみんな。
  

 5・6年 時差ってどれくらい?(4月25日)
この日,5・6年生は社会科で時差について学んでいました。
地球儀の経線が1本ずれるごとに,時差はどれくらい生じるのか。また,実際はどれくらいの距離で1時間の時差が生じるのか。
この課題を解決するために,5・6年生は協力して地球儀に紙テープを合わせて調べていました。
紙テープを地球儀に添わせる前に,あるお子さんが,はっと気付いたようで,担任に何か話していました。
すると「なるほど-。よく分かったよ。今度は,それを同じグループのみんなにも分かってもらうようにするのがいいんだよ」と担任は他の子との対話を促します。
その後,黒板の前で一生懸命説明する姿が見られました。聞いている同じグループのお子さんたちも一生懸命話を聞いています。
いいなあ,こういう姿。
子どもの思いや願いを大切にしながら,その子の発見を他の子にも広げるよう背中を押してやる担任と,それに応える子どもです。
  

 縦割班顔合せ会 → 1年生初めての清掃(4月25日)
新型ウイルス感染症対策として,延期されていた縦割班顔合せ会とその後の清掃が行われました。
縦割班ごとに自己紹介をした後に,清掃の分担をして,いよいよ清掃開始。
1年生は縦割班ごとに行う清掃はこの日が初めてとなります。
ちょっと緊張気味の1年生。でも大丈夫。
上級生が1年生とペアを組んで,実に丁寧に掃除の仕方を教えていました。
「そうそう,上手上手。素晴らしい!」などと,1年生のやる気を引き出しつつ行う声がけは,上級生のあなたこそ上手で素晴らしい!
1年生も上級生の話をよく聞いて,上手に清掃をしていました。
   

 2年 担任の失敗 (^_^;) (4月25日)
2年生の5時間目は国語。
担任はおもむろに子どもたちから教科書を集めます。そして一言。
「みんな,私ね,教科書の『たんぽぽのちえ』を印刷したんだけど,段落ごとにバラバラにしちゃったの。みんなの力で,これを元の順番に直してもらえない?」
こ,これは大事件!
ですが,2年生はみんな優しいから,担任を助けようと,力を合わせ正しい順に並べることに決めました。
「先生,教科書を見ればすぐ分かりますよ」という子がいますが,担任は「教科書見ちゃダメなの」となぜかつれない返事。
「え~,どうしてですか~」などと疑いを挟む子は一人もなく,「よし,がんばろう」とばかり,みんな瞳をメラメラと燃やしています。
とはいえ,大変な難問です。
ある子が「じゃあ,短い段落の順に並べてみればいいよ,きっと」と言うので,みんなで並べ替え,声を揃えて読み上げてみると,大爆笑。
話が,あっちに行ったり,こっちに来たりと,めちゃくちゃです。
さあ,2年生はこの難問にどう挑むか!
続きは次の国語の時間に,ということになりました。
担任はこの課題をp4cによって,対話的,協働的に解決させようと考えています。
これは子どもたちだけでなく,赤泊小学校としても大きなチャレンジになるはずです。
がんばれ,2年生!赤泊小学校の未来は君たちの手にかかっている!(ははは,言い過ぎでした。)
  

 4年 様々な対話で深める読み(4月22日)
4年生は前の時間にp4cで,国語の物語の読みを深めました。
一晩おいて,体の中で醸成した思いを,この時間に文章で表しました。(前の時間のp4cをしっかり覚えているだけでもすごいのに,さらに自分の読みを深めていたなんて!)
長い一人作業の時間。子どもたち一人一人が内なる自分と対話していました。教科書をじっくり読み返し,教科書の物語とも対話していると言ってもいいかもしれません。
いつも活動的な4年生ですが,この時間はしんとした雰囲気の中で,一人一人の学びは深められます。
授業の後半には,少人数の対話で互いの読み取りを交流させ,その後また,自分で内省しつつ,自分の読み取りを文章にします。
様々な対話を繰り返し,自分自身でも内省しながら深める読み取り。なかなかできることではありません。
4年生の素晴らしい力を確かに感じます。
     

 3年 子どもたちは作家になる(4月22日)
国語『きつつきの商売』で学習していた子どもたちは,この物語の続きを考えました。
野ねずみの親子の後に,今度はどんな動物がお客さんとして訪れ,きつつきはどんな音を聞かせたのか,想像を膨らませて物語を創作しました。
この日は,その発表会。
招待されたので行ってみると,子どもたちがうきうきした顔で着席していました。早く発表したい,早く友だちの物語を聞きたいという雰囲気が,教室に充満しています。
そして,一人ずつ自作の物語を朗読していきました。
驚いたのは,その内容の素晴らしさ。子どもたちの物語は,まるで作家が描いたような描写でストーリーが展開されています。
教科書の物語とはまるで違う展開にした子もいて,その発想の柔軟さに驚きました。
(授業直後に,指導した教員と話した際には,お互いに「いやーすごかったですねぇ」と驚きと感動を共有しました。)
自分の作品を朗読中のオールスターの面々をご覧ください。
        

 5・6年 私たちの学級は,私たちの手で(4月22日)
学級を運営する中では,子ども同士の思いの行き違いは必ずあるものです。それも何回も。
そして,そのような経験を積み重ねることによって,子どもたちは少しずつ成長していきます。
この日,子どもたちからp4cで話し合いたいという要望が出て,急遽話合い活動になりました。
机はいつもの配置ですが,写真をよく見るとコミュニティ・ボールをやり取りしていることがお分かりになるでしょうか。
私たちの学級だから,ぼくたちの学級だから,課題があれば自分たちで話し合って解決したいという思いで,この時間は作られました。
扉のかげからそっと覗いていた私は,ものすごく感動!
担任から後でこの時間のp4cの様子について聞くと,さらに感動!
子どもたちは着実に成長していると実感しました。
子どもたちには,社会を主体的に創っていこうという態度と力をつけてもらいたいと考えています。
授業を,人間関係を,学級を,そして学校を,自分たちで作っていこうという気持ちが,この礎になると思います。
 

 1年 話の聞き方(4月22日)
1年生は,翌週の心臓検診の受け方の話を聞いていました。
何と言っても目を惹くのが,その聞く態度の素晴らしさ。
背筋が伸びているとか,話している人の方を向いているだとかという姿勢もさることながら,その顔つきの真剣さ!
まさに「聴く」とはこのような姿を指すのではないでしょうか。
すごいなあ,1年生のみんな。
養護教諭の美しいイナバウアーも華を添えています。それを見つめる子どものまなざしも真剣そのもの!
 
 

 4年 国語のp4c(4月21日)
4年は国語『白いぼうし』でp4c。子どもたちの主体的に学ぶ姿が見られました。
この時間のp4cは,子どもたちから出された「どうして女の子は車からいなくなったのか?」という問いからスタート。
一人ずつ自分の考えを話すのですが,意見が途切れることがありません。
「タクシーの中は暑かったって書いてあるでしょう。だから窓を開けていたのだろうと思うし,女の子は蝶になってそこから飛んでいったのではないかしら」という発言には,一同「おー!そうだねえ」と感心した様子。
叙述を正確に踏まえた上で,行間を自由に読み取って話す内容は,なんて豊かなのでしょう。
子どもたちは一人一人が自分なりに物語世界をイメージしているのだろうと感動しました。
ときどき話が本筋から逸れそうになるときもありますが,担任が子どもたちの発言を認めつつ,ゆっくりと軌道修正します。
毛糸をぐるぐる巻いてコミュニティ・ボールを作りながらのp4cでした。
白いぼうしの物語同様,素敵な時間が過ぎていきました。
   


 3年 国語のp4c(記事更新4月21日)
3年も国語『きつつきの商売』でp4c。子どもたちの主体的に学ぶ姿は続きました。
この時間のp4cは,やっぱり子どもたちから出された「きつつきはなぜ音の商売を始めたのだろう」という問いからスタート。
「音を聞くのが好きだから」「木を叩くのが好きだから」などの意見の後に衝撃的な発言が!
曰く「儲けたいから。いい生活がしたいから」。がーん!ファンタジーの世界から,一気に現実世界に引き戻されます。このような他の子とは異質な発言でも,臆することなくしっかりと発言できるのは本当に素晴らしいと思います。
「でも,じゃあなんで,野ねずみには特別メニューって言って,無料にしたの?」という反論もでて,p4cにぐっと厚みが増しました。
子どもたちの思考に沿った探求が行われていた国語。いい授業でした。
翌朝,登校してきたある3年生に「p4cってどう?」と訊くと,「好きです」と即答。
理由は,「友だちの話をたくさん聞けるし,自分が話し合いたいことについて,みんなで意見を出しながら話し合えるからです」とのことでした。
このお子さんは,前にp4cをやったとき,振り返りとして「もっと説明したいことがたくさんあります」と書いた子でした。
まさに対話を楽しんでいますね。

 5・6年 音楽 ハンドクラップ(記事更新4月21日)
楽譜を読むのって,結構大変ですよね。
まして,そのとおりに演奏するのはもっと大変。
この日,5・6年生は楽譜の読み方の基礎を学んでいました。
まずは,音の強弱を表す p (ピアノ)や f (フォルテ), < (クレッシェント)などを学んだ後に,教員の指揮に合わせて,音の強弱に気を付けながら手拍子で演奏(ハンドクラップ)します。
その後教科書の楽譜を見て,その通りにハンドクラップで演奏してみました。
指揮や楽譜のとおりに,みんなで心を一つにして演奏する,楽しさ!音がぴったり合ったときの一体感!
音楽って,楽しい!って思える授業でした。
 

 3・4年 社会 次何する?(4月20日)
3・4年の社会科。2つの学年とも同じ内容を学習しています。
今は,赤泊に詳しくない教師に,赤泊について詳しく教えるべく,赤泊地域の地図を作っているところです。
この時間には,まず子どもたちは地図に書き込むべき施設等をどんどん挙げていきました。
ここで教師は問い掛けます。「じゃあ,地図づくりのために次何したらいいと思う?」
従来は教師が考えた単元構想のとおりに,子どもたちが学習するという勉強が主流でした。いわば敷かれたレールの上を子どもたちが進んでいく学習です。
しかし,このとき教師が問い掛けたのは,子どもたちが自らの学びをセルフプロデュースする力を育む発問です。
(もちろん,本単元の目標から大きく外れることのないよう,教師は支援しています。)
このような力を子どもたちにはつけて欲しいと考えています。
子どもたちの意見を元に,次は実際に赤泊を歩いてみて,地図に書き込んでいくという活動になりました。
この時間の後半は,ではどのようにして町歩きをしていくかの計画づくりになりました。
とっても楽しそうな勉強だね,3・4年生のみんな!
  

 5・6年 子どもだけで進める学習(4月20日)
5・6年の算数。直接/間接指導です。
5年生は図形の学習,6年生は並べ方・組み合わせ方の学習をしていました。
ん!?よく見てみると,担任は5年生にも6年生にもずっとついていることなく,子どもたちだけで熱心に学び合っているではありませんか。
それぞれの学年には,「担任からの挑戦状」と書かれた封筒が渡されていて,そこに本時の課題が書かれている紙が入っていたようです,おもしろい。
さて,30分後くらいにふたたび5・6年教室を覗いてみると・・・,なんと,まだ学び合っていました!その粘り強さ,学びに向かう力に感動!
担任曰く「答えを教えようとしても,まだ自分たちだけで考えさせてほしい」と訴えられたのだそうです。
これはもはや「直間指導」を超えた「直直指導」!子どもたちが主体的に学び,担任は「ちょくちょく」見に行くだけの学習ですね,うふふ。もしくは「間間指導」でしょうか。
子どもたちの主体的,対話的な学びが,しっかりと成立していました。
すごいなあ,5・6年生のみんな!
  

 避難訓練(4月20日)
理科室から出火したという想定で避難訓練を実施しました。
子どもたちはみんな真剣に取り組んでいました。
避難訓練後には,避難訓練の感想を何人かのお子さんが発表してくれました。
また,教室に戻ってから,自分の避難訓練への取り組みについて,各自で振り返りました。
いくつか紹介します。
「避難するとき,冷静になって行動できました。避難するところがグラウンドだからと言って,「ゆっくりでもいいや」と思わず,素早く行動できました。」
「今回は体育で最初から(避難場所であった)グラウンドにいたので,次は違う場所から避難の訓練をしたいです。」
「私がいる4年教室は,出火しやすい理科室にも家庭科室にも近いので気を付けたいです。」
「避難訓練をしてみて,避難経路は分かってるけれど,そこに物が落下してきたり,崩れたりしてしまったら・・・というケースも考えて行動できました。なので,こういう『予測』もしながら,安全に素早く避難したいです。」
「本当に火災が起きたという場合には,どこを通ったら安全に避難できるかなどを考えられてよかったです。訓練でやったことをしっかり覚えたいです。」
     

 1・2年 音楽の席替え(4月19日)
音楽は1・2年生が合同で学習します。
この日,音楽室の座席の席替えをしました。
2年生の隣に1年生の席を設置したのです。
指導担当の1年担任が今回の席替えの意図を説明します。
「2年生は1年生が分からないことがあったり,困っていたりしたら,助けてあげてくださいね」。
発達段階の違う子どもたちが一緒に学ぶよさを生かした工夫です。
 

 朝の一コマ(4月19日)
朝の一コマ。
登校した1年生が児童玄関先の草むらでしゃがみ込んでいます。
子どもたちが寄っていって,何をしているのか訊くと,どうやらキーホルダーを落としてしまったようで,それを探しているとのことです。
そうすると,子どもたちは,協力してすぐに探し始めるんですね,いいなあ。
即席の捜索隊が結成され,早速探索開始です。
「どこでなくしたの?」など1年生に訊きながら,熱心に歩き回ります。
そのうち,玄関に続く石段の下で件のキーホルダーが発見されました。やったー!おめでとう!
捜索隊は解散。
探してやっていた子どもたちは恩着せがましくすることなく,「当たり前のことをしただけさ」って感じで,教室に入っていきました。か,かっこいい・・・。
もう一コマ。
ホームページで紹介しましたが,先日職員室に入る練習をしていた1年生。
この日の朝,いよいよ本番とばかりに,当番の子が健康観察板を取りに来ていました。
練習の成果が発揮され,見事健康観察板を手にすることが出来た1年生。
職員室のドアで見守っていた担任に,嬉しそうなまなざしを向けました。
やったね!よく出来ました。
素敵な子どもたち。今日もいい一日になりそうです。
最後の写真は,休み時間に虫と遊ぶ1年生です。
      

 6年 全国学力・学習状況調査(4月19日)
全国の6年生に対し一斉に行われる全国学力・学習状況調査。
この日,当校の6年生も,国語,算数,理科,そして家庭での過ごし方やいじめに対する考え方などについての「児童質問紙」調査を受けました。
この調査結果は,国の教育施策の評価につなげられます。
テストが終わると,6年生は「ふー」と大きく息を吐きました。
きっと,全国の6年生も同じようにがんばってこの調査を受けたのでしょうね。
お疲れ様,6年生のみんな。

 3・4年 理科 春のスケッチ(4月19日)
3・4年生が外で理科の学習をしています。
「何をしているの?」と訊くと,「春の花をスケッチしているんです」との返事が返ってきました。
見ると,タンポポやチューリップなど,自分が選んだ花をスケッチしています。
「チューリップの花びらは,1枚じゃなくて,6枚だよ」「1枚の花びらは丸じゃなくて,先がとがっているんだね」などのつぶやきが聞こえてきます。
友だちとかたまって一緒にスケッチしている子もいれば,一人で黙々と取り組んでいる子もいます。
いつも一人でとか,いつもだれかと一緒ではなくて,そのときどきによってどのように学ぶか,子どもたちは自由に選択しながら活動しているようです。
   

 2年 算数(4月18日)
2階の学習室では,2年生が算数の勉強をしていました。指導者は教頭先生です。
先日,新たな出会いを果たしたばかりですが,すっかり打ち解けた様子。
ときどき笑い声が聞こえるなど,穏やかな雰囲気の中,落ち着いて学習が進められていました。
左の写真。私がカメラ片手に教室に入ると,何人かのお子さんが振り向きました。
邪魔しちゃったね,ごめんごめん。
 

 4年 なりたい自分になる(4月18日)
4年生は始業式の翌日から,今年度の目標を立て始めました。
どんな自分になりたいのか,今の自分自身をしっかりと見つめ,自分と対話しながら課題を設定し,白い紙に書きます。
さらに,その目標を達成するために,具体的にどうするのかをピンクの紙にまとめました。
4年生はどんなことを目標にしたのでしょうか。
「世界のことをもっと勉強する」→そのために「地球儀を何度も見たり調べたりして,世界の国々について覚えたり,知識を増やしたりする。」
「難しい勉強でもすぐに理解して,どんな勉強でもできるようになる」→そのために,「難しい勉強でできなかったら,何度も復習する。」
「本を作って,コンクールに出したい」→そのために,「週に2~3回は本を読んだり,物語の続きを書いたりする。そして,どんな話だったか紙に書いて,自分の物語作りの参考にする。」
「気になったことに興味を持つ」→そのために,「人から聞いた情報で『へぇー』と思ったことを人に聞いたりして調べる。」
「人に優しくする」→そのために,「人の気持ちを考えて行動したり,考えたりする。」
担任と面談しながら,自分の目標が達成できるよう具体的な手立てを考えていました。
みんな幾つも目標を立てていました。
4年生のみんながんばれ。先生方は一生懸命応援するよ。
   

 子どもらしさ(4月18日)
先日,あるお子さんが,私に話してくれました。
「校長先生,ぼくこの前雨だったときに,〇〇さん(女の子)と一緒に,口開けながら帰って,どっちの口にたくさん雨が入るか競争したんです。」
「ほー。で,どうだった?」
「はい,2人とも同じくらいでした(にこっ)。」
どちらが勝ったのか,判定は随分難しかったのだろうなあと思いましたが,自分の方が勝ったと言わず,引き分けだったと即答したところに赤泊の子どもたちの素敵さが輝いていました。
こういう気持ちがこの先地球の自転をを円滑にしていくのだと信じていますっ!
また,このような子どもらしさを,大人になっても持ち続けることによって,世の中の発明やイノベーションが起きるのではないかしらとも思います。
私はいつの間にか,このような発想をどこかに置いてきてしまっていたことに気付きました(昔はよくやったんだけどなあ)。
今度雨の日に私もやってみよう。いや,「自分自身に開いた口がふさがらなくなったのか」と思われそうだから,やめておくことにします,ふふふ。
*下の写真は本文とあまり関係がありません。

 1年 「失礼します。健康観察板を取りに来ました」(記事更新4月18日)
4月15日。1年生が職員室前で並んでいます。なぜか,みんな緊張の面持ちです。
何をしているのでしょう。
実はこれ,職員室への入り方を勉強していたのです。
ノックしてから,「失礼します。1年生の〇〇〇〇です。健康観察板を取りに来ました」と言う練習。大きくはっきりと話せるかな。
2~6年生にとっては定番のセリフですが,1年生にとっては初めて。
まして,大人の職員がたくさんいる職員室に入るのですから,緊張するのも分かります。
1年生には担任が寄り添って,肩に手をやって,背中をそっと押してやります。
こうして,少しずつ学校のこと,社会のことを学んでいくのですね。
1年生のみんな,とーっても上手だったよ。
怖くないから,今度,校長室に遊びに来てね。
  

 青空と満開の桜(4月15日)
まさに今,桜は満開です。
写真は数日前に教頭先生が撮影したものです。
すがすがしい青空,満開の桜,その下で学ぶ子どもたち。
気持ちのいい日が続きます。
今日もいい学びがありそうです。

 2・3年 休み時間は,2年生でブームになっていた遊び(4月15日)
2・3年生は,昨年度までは違う教室で過ごしていましたが,今年度から複式学級として一緒に過ごしています。
仲良くできているかな?と思い,昼休みに教室を覗くと・・・,みんな仲良く遊んでいました。
けん玉,コマ回し,竹ぽっくり・・・,あれ,昨年度今の2年生の間でブームになった遊びばかりです。
なるほど,2年生の遊びが3年生にも伝播したのですね。
2年生も3年生も,みんな楽しそうです。
異学年の友だちと一緒に過ごす複式学級だからこそのよさは,たくさんありそうです。
 


 3・4年 総合的な学習の時間のスタート(4月15日)
3・4年生の総合的な学習の時間はこの時間がスタート。
多目的室を覗いてみると,子どもたちは赤泊地域に伝わる民話の絵本を見て何やら調べています。
よく見ると,3年生と4年生がペアになっています。
そう言えば,4年生が昨年度3年生だったときには,よく友だちとペアで学び合っていましたっけ。
3年生にとっては総合的な学習の時間そのものが,この時間が初めてとなります。
4年生はそんな3年生を,自分たちの得意なペア学習で,しっかりとリードしていたのです。
異学年で学ぶよさはここにもありました。
   

 3年 p4cでイメージを膨らませる(4月15日)
3年生は,前の国語に続けて,この時間もp4cで対話していました。
国語『きつつきの商売』の読み取りで,p4cの手法を使っていたのです。
教室の壁には,「?(はてな)の木」と名付けられた掲示物があります。
?の木には,子どもたちの疑問が書かれた付箋が貼られていました。
この付箋の中から,その日のp4cのテーマが選ばれているのでしょう。
この日のテーマは,「物語中の『四分音符分より長い時間』ってどれくらいの長さなの?」です。
教科書の叙述に加えて,自分の経験をも根拠にした意見がどんどん出されていきました。
そのうちに,対話を通じて,「四分」って1分,2分の「分」じゃないかも・・・と気付き始めた子どもたち。
教科書の叙述を根拠に話す子どもがいれば,自分で想像を膨らませて話す子もいます。
友だちの考えを聴きながら,自分の考えをどんどんノートに書き綴っていく子もいました。
対話を続けていくと,,物語中でキツツキがコーンと木をつついたときの音を再現するべく,手を叩き,その音に耳をすませる子が出てきました。
すると,「おもしろそう」とみんなで手を叩き,耳をすませるようになっていきました。
また,手を鳴らすだけではなく,机の金属部分を叩いて音を聞く子も出てきました。
どうやら,それぞれの子が物語の森の中の情景をイメージしているようです。
子どもの自由な発想から,様々な学びの可能性を広げるp4c。
子どもは,この対話による探求を楽しんでいるようです。
   

 交通安全教室(4月14日)
1・2年生は道路における安全な歩行の仕方を,また3~6年生は安全な自転車の乗り方をも加えて,交通安全教室を実施しました。
赤泊地区は細い道路がたくさんあり,車のドライバーにとっては死角になりやすい場所が少なくありません。
また,信号機が少なく,子どもたちは自分で走行車両の有無を充分に確認しながら歩行しなくてはなりません。
意外と危険が潜んでいる学校周りです。危険箇所をしっかり把握して,その対処法も学んでほしいと思います。
初めに多目的室でビデオを見た後に(いい姿勢!),いざ実地訓練です。
「ここにカーブミラーがあるけれど,車が自分を見てくれるはずと安心しないで,横断するときには自分自身で左右確認することが大切ですよ」
「この場所は車があまり通らないと思い込んで,道路幅いっぱいに広がって歩いていると,車はあっという間に迫ってきますから,逃げようと思っても間に合わないこともあります。道路の端を歩きましょう」など,かなり実践的に学びました。。
子どもたちの表情は真剣そのもの。よく学んでいました。
「自分の身は自分で守る」。このことを肝に銘じて,安全に過ごして欲しいと思います。
     

 5・6年 私はこんな運動会にしたい(4月14日)
赤泊小学校は今年度p4cをあらゆる教育活動に導入していこうと考えています。
学習指導ばかりでなく,生活指導でも。そして,学校運営でも!
この日,5・6年生はp4cでどんな運動会にしたいのか,対話していました。
「みんなが一生懸命取り組んで,終わった後に満足できるような運動会をしたいな」「運動会が最後になる6年生にとって,最高の運動会,思い出に残る運動会になればいい(なんとこの発言は5年生から出たのです)」など。
特に時間が割かれたのは,「競技成績を得点化することの是非」です。
このテーマで話し合っているうちに,応援は何ためにするのかなど,話題は徐々に広がっていきました。
子どもは語るし,担任も語るし,そのほかの教員も語るし,校長だって語ります!
学校運営にまで子どもが参画できるようにするのは,学校にとって大きなチャレンジなのかもしれません。
でも,子どもが主体的に自らの学びをコーディネートする学校,子どもが中心の学校,子どもが作る学校なんて,素敵じゃないですか。
そして,これによって子どもが身に付けられる力は,これからの社会を生きる子どもたちにとって,とても重要な力になると思います。
  

 給食は飛沫が届かないように(4月14日)
新型ウイルス感染症対策を万全に講じるとしても,どうしてもマスクを取らざるを得ないのが給食の時間。
それでも,当校では完全黙食で,全員が同じ方向を向いて食べるなどしています。
さらに,給食では喫食する教室を3つに分けています。1年生と4年生はランチルーム,5・6年生は会議室,3・4年生は自教室。
可能な限り,感染リスクを低めるための措置です。他学年あるいは他学級との接触を避け,密にならないようなるべく広い教室を使っています。
意識が高い子も多く,p4cで円座になるときには,「ほら,密になっちゃうから,もっと離れようよ」など,子どもたちが自律的に感染症対策を講じる力がついてきている子が見られます。
  

 3・4年社会 赤泊の地図を片手に(4月13日)
3・4年は社会科で赤泊について学んでいます。
赤泊以外の地区に住んでいる教員に,赤泊のおすすめの場所を知らせようというテーマで学習を進めていくようです。
子どもたちは,地図を片手に,3階の図工室から,赤泊全域を展望しています。
「地図のこれはたこ公園だね」など口々に話しながら,友だちと教え合っていました。
 


 5・6年算数 直間指導(4月13日)
5・6年は複式学級です。複式学級の指導は,教員の指導体制を工夫し,学年別に教室を分けて指導することもあれば,カリキュラムを工夫して異なる学年でも同じ内容を学習することもあります。
いずれにしろ,学力低下につながらないように工夫していますし,逆に複式学級の強みが生かせるよう指導方法を模索しています。
さて,この日の算数,5・6年は学年を分けて直接指導と間接指導を組み合わせて指導する「直間指導」を行っていました。
右の写真を見ると手前の5年生と後ろの6年生は背中を向けて,それぞれ別の方向を向いて学習していますね。
教員が5年生を指導しているときには,6年生は子どもたちだけで学び合い,6年生を指導しているときには5年生は学び合うようにしています。
この指導を重ねていくうちに,自ら学ぶ力と意欲を育むこともできると思います。
  

 1・2年,3・4年 マスクをして体育(4月13日)
体育館を覗くと,マスクをして体育をしていました。
マスクをして運動強度の高い動きを続けると,心肺機能に大きな負担がかかるため,基本的には子どもはマスクを外して体育の授業をしています(もちろん,指導する教員はマスクをしていますが)。
ただし,写真のように運動強度が低い場合には,マスクをして運動することがあります。
身体的距離も十分に確保して,新型ウイルス感染症対策を講じています。
 


 4年 算数の振り返り(4月12日)
4年生は算数で「数の表し方のしくみを調べよう」の学習をしていました。
ひと通り学んだ後,子どもたちはノートに分かったことや考えたことをまとめます。
「各位の数が10個たまったら,ひとつ左の位に行く」「同じ読み方の位が10個集まったら,次の位になる」「位には,億や垓(がい)があることが分かった」など,書き表し方は子どもによって違いますが,自分なりのまとめ方をしていていいですね。
学んだことをそのままにしておくのではなく,自分の頭の中で今一度整理して,言語化することで,学びはより確かなものとなります。
子どもたちがまとめの振り返りをしているときには,担任が適宜子どもたちに声をかけながら,子どもたちの振り返りが広く,確かなものになるよう助けています。
子どもたちは振り返った後,再び教科書に戻って,練習問題や応用問題に取り組んでいました。
これにより自分の振り返り・まとめが正しかったのか,確認することにもつなげています。
赤泊小学校では,今年度もこの振り返りなど,「書く活動」を重視して指導をしていきます。
  

 1・2年 音楽の鑑賞(4月12日)
新型ウイルス感染症拡大防止のため,手洗いの励行,マスクの着用,換気の励行等は当然のこととして,教科指導においても気を付けています。
例えば,体育などで運動するときには,児童はマスクを取りますが,教員はしっかりマスクを着けています。
写真は,1・2年生の音楽の様子です。
歌唱指導や鍵盤ハーモニカ演奏など,感染リスクの高いものについては,現在は行わないようにしています。
では音楽は何をしているの?という声が聞こえそうですが,音楽室を覗いてみると,CDの演奏を聴いて,何の曲か当てるなど鑑賞指導をしていました。
子ども同士の身体的距離もかなり広げています。
いつも以上に保健衛生管理体制を整えることができるよう,工夫して指導しています。
 


 赤泊で妖精が見つかりました♪(4月12日)
あっ,校舎の玄関を出ると,妖精が!それもたくさん♡
幸せを呼ぶ妖精がついに赤泊小学校に来てくれました。

実はこれ,探求の対話p4cで使うコミュニティボールなのです。
新型ウイルス感染症予防のため,消毒を兼ねて干していたのでした。
p4cは「信頼」を基盤にした指導方法で,副次的に子ども同士の信頼を高めればp4cはより充実したものになることが期待されますし,逆にp4cを充実させることによって,互いの信頼も強く,かたくなることが期待されます。
このコミュニティボールは本当に妖精として,赤泊小学校にきっと幸せを運んでくれるのだと思います。

 3年 探求の対話で『どきん』(4月11日)
新学期は始まってわずか数日ですが,3年生は国語で探求の対話をしていました。おなじみp4cです。
この時間は谷川俊太郎の詩『どきん』を読んで,疑問に思ったことを話し合っていました。
テーマは,「誰が振り向いたのだろう?」です。
詩には,最後のフレーズで「だれかがふりむいた!どきん」とあることから,このテーマになったのでしょう。
一人一人が教科書の叙述をもとに想像力を膨らませて考えていました。
自分なりの考えをもって臨んだ子がいる一方で,考えがまとまらないうちにp4cに突入してしまった子も。でもいいのです。
p4cで,友だちの考えを聴いているうちに自分の考えが徐々にまとまってきて,最後には全員が自分の考えを話すなど,いいp4cになりました。
 

 1年 視力・聴力検査(4月11日)
この日,視力と聴力の検査をしました。
1年生は保育園時代に体験済みなのでしょうが,小学校で行うとまた雰囲気が違って少し緊張するのかもしれませんね。
がんばって検査を受けている様子がほほえましく感じました。
  

 1年 算数(記事更新4月11日)
4月8日。1年教室では,早速算数の教科書を使って学習をしていました。
教科書の見開きのイラストを前にした子どもたちに,担任は問い掛けます。
「この絵の中に誰がいますか?」
子どもたちは一斉に答えます。「人です!」。
その通り!
素直な1年生。手もびしっと挙がっていて,みんな,まっすぐに伸びそうです。
  

 5・6年 学級開き(記事更新4月11日)
4月7日。5・6年教室を覗くと,学級開きをしていました。
これから一年間,新しい学年として生活する学級をスタートさせる,それに対する期待とがんばろうという気持ちを高めるなどをねらう学級開き。
5・6年生としての初めての算数で,「算数を学ぶ意味」について学んでいました。
熱く語る担任の言葉を一生懸命メモする子どもたち。
その後は体育館で,みんなでパラリンピックの種目にもなっているボッチャを楽しんでいました。
一年間いい学びを重ねられそうですね。
  

 4年 睡眠について学ぶ(記事更新4月11日)
4月8日,全校児童は身体測定をしました。
実際に身長・体重を測る前に,養護教諭からよい睡眠について学びました。
質のよい睡眠は,日常生活にもいい影響を与えます。
よく話を聞いていた子どもたち。
寝る子は育つと言います。
今夜もぐっすり眠ってね。
 

 1年 初めての給食(記事更新4月11日)
昨年度のホームページでも紹介しましたが,赤泊小中学校の給食は大変おいしいです。
4月8日。この日,1年生は初めての給食でした。
行儀よく,「いただきます」と小声で唱和した後,マスクを取っていざ会食!
おいしい給食に舌鼓。自然と笑顔があふれます。
きれいな牛乳パックのたたみ方を担任から教えてもらうなど,みんなマナーよく,上手に食べていました。
明日からも毎日このおいしい給食が続くなんて,嬉しいよね,1年生のみんな。
 

 2・3年 学級開き(記事更新4月11日)
4月7日。各学級で学級開きが行われていました。
2・3年生の教室を覗くと,何やら相談しています。
それも声を出さないで,身振り手振りで。
担任が指定した様々な順番で並ぶのですが,互いに話をしないのですから,なかなか難しいのです。
しかし,さすが,2・3年生。結構すんなり並ぶことができました。
これは,仲間作りのためのアクティビティです。
これから一緒の学級でともにがんばる2・3年生。いいスタートが切れたようです。
 

 始業式・入学式(記事更新4月11日)
4月6日。いよいよ今年度の1学期がスタートします。
まずは新任式で転入職員の紹介のあと,児童代表の6年生が歓迎の挨拶をしました。
その後,始業式では各学級の代表が今年度の抱負を述べました。
さらに,入学式では2年生以上の児童を代表して6年生が歓迎の挨拶をしました。
子どもたちが話す場面が大変多かったのですが,どのお子さんもしっかりと堂々と,内容も素晴らしい発表をしていました。
入学式での1年生もしっかり話を聞いていて,とても立派でした。
ちなみに始業式では校長から今年度の当校の重点目標について話をしました。
今年度は「問い続ける ともに学ぶ 自己を見つめる」の3本柱です。
あらゆる教育活動において,この3本柱を意識しながら進みます。
よろしくお願いいたします。
      

 5・6年 入学式前日準備(記事更新4月11日)
4月5日,春休みの最終日。5・6年生が入学式の準備をしてくれました。
てきぱきと動くその姿に,この調子なら今年度は素晴らしい高学年として,学校をリードしてくれるだろうなあと思います。
5・6年生のみんな,どうもありがとう!
今年度,よろしくお願いします。
   

 職員会議(4月4日)
例年,年度始めのこの時期には,一年間の教育活動をいかに進めるか話し合います。
学校の教育目標や重点目標から始まって,校舎施設の管理担当や年間の授業時数,校時表,教職員の勤務時間についてなど,話合いのテーマは多岐にわたります。
いずれも学校を運営するに当たっての超基本となる事柄ばかり。
そして,6日(水)の始業式や入学式の持ち方についても,この日改めて話し合われました。
5日(火)には5・6年生から一日早く学校に来てもらって,これらの準備をしてもらう予定です。
5・6年生の皆さん,よろしくお願いします。

 チューリップのつぼみ(4月1日)
令和4年度は,この日が初日。
天気がよく,晴れやかなスタートとなりました。
玄関前のチューリップは,つぼみが日ごとに大きくなり,今にも咲きそうな予感。
新2年生は,球根を植えてからずっと欠かさず見ていたものね,本当に毎日毎日。
一本一本大きさや形は違うけれど,どれもみんな味があって個性豊かな,素敵なチューリップばかりです。
このチューリップも,赤泊小学校の子どもたちも,今年度はさらにまた大きく成長しそうな予感がします。